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今までの信用と、これからの信用

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こんにちは、にょびたです。

6月になりましたね、関西では既に梅雨に入っているのですが、私はやっと梅雨といった感じがします。

というのも、私の場合1月ぐらいから始まって、例年なら7月ぐらいまで続く辛いものがあるからです。

それは、「花粉症です」

私の場合、様々な花粉に反応しているようで、スギ花粉が一番症状が重たいのですが、その後も梅雨が終わるまで、

目が痒かったり、くしゃみをしたり、鼻が詰まったりと花粉症の薬とマスクが離せないのです。

そのためサラリーマン時代は同僚に、にょびたといえば「マスク」と言われたぐらいです。それもそのはず、1月から7月までの半年以上マスクをしていたのですから、そのような印象になるのは仕方がないですね。

そんな花粉症が梅雨の終わりと共に消え去っていくので、梅雨は私にとっては待ち遠しいのです。

もちろん、梅雨のジメジメとした感じは好きではないのですが、半年以上ずっと花粉症な私からすれば、梅雨のジメジメよりも花粉症が無くなる方が、はるかに嬉しいのです。


さて、
今回は「今までの信用とこれから必要な信用」について話しようと思います。

なぜなら、昔から他人からの「信用」が大切だと、特にビジネスでは言われていますが、その「信用」の概念が今までのものと変わってきているからです。

「信用」のような大きな概念が変化しているのならば、その概念をアップデートしなければ、人生において成功するどころか、転落してしまう可能性が大きくなってきます。そのような、リスクを最小限にするためにも、新しい概念は知っておかなければいけないと思います。

この記事を読めば、あなたは今までの信用とこれからの信用の概念がわかることでしょう。



堀江貴文さんの著作「信用2.0」を読んで

先日、堀江貴文さんの著作「信用2.0」を読んだのですが、とてもタイムリーな話だなと思いました。

それは、以前書いた「『何が』から『誰が』の時代へ」という記事の内容ともリンクしているので、そう思ったのです。もし、まだ記事を読んでいないのであれば、下記のリンクからお読みください。

つまり、私の記事の中では、人間的魅力を様々な形で表現して、ファンを獲得しましょうという内容でした、その人間的魅力の中に「信用」も含まれているなぁ〜と思ったのです。

そこで、私なりに堀江さんの「信用2.0」を引用しながら、「信用」について考えていくことにします。


今までの信用

堀江さんの「信用2.0」の中では、今までの信用は「信用1.0」で、これから必要とされる信用は「信用2.0」と名付けています。

まずは、堀江さんの「信用1.0」と「信用2.0」の定義を見てみましょう。

信用1.0 ー 目に見える資産(流動資産や有形固定資産)を重視する
信用2.0 ー 目に見えない資産(無形資産)を重視する

「信用2.0」 堀江貴文 著 (朝日新聞出版、2023年4月30日発行)より引用

堀江さんは「信用」を会計学の貸借対照表に当てはめて、信用1.0と信用2.0を定義しているので、流動資産や無形資産といった言葉が出ています。詳しくは、堀江貴文さん著「信用2.0」をお読みください。

「信用1.0」を軽く説明すると、学歴や、勤め先の企業や、資産の額など、目に見える形の信用です。私の感覚では「人間の外側にベタベタと信用される要素を貼りつつける感じ」がするので、「外的信用」という言葉が本を読みながら頭に浮かびました。

そして、東大卒だったり、大企業に勤めていたり、お金持ちというのが、特にバブル崩壊まではモテはやされたことからも、今まではそういった外的信用を持つことが、信用・信頼に値する価値観だったことがわかります。

もちろん、今でも個人事業主よりもサラリーマンの方が住宅ローンを組みやすかったりするので、そのような価値観が全く無くなったわけではないです。

しかしながら、日本ではバブルが崩壊した時から、外的信用の価値も揺らぎ始めたのではないでしょうか。

なぜならこの流れは、バブル崩壊によって高学歴でも就職できなかったり、大企業でもリストラをしたり、お金持ちも株で大損して資産を無くしたりと、外的信用への信頼感が薄らいだことから端を発しているからです。


これから必要な信用

そして、これから必要となる信用というのは、堀江さんの言葉を借りれば「信用2.0」になります。私はこれを「外的信用」に対して、「内的信用」ということにします。

なぜなら、これから必要とされる信用である信用2.0、つまりは内的信用は、下記の表の通り、人間の内面的な要素にフォーカスして価値を置いているからです。

「信用2.0」 堀江貴文 著 (朝日新聞出版、2023年4月30日発行)より引用

すなわち、「『何が』から『誰が』の時代へ」で述べた通り、人間的魅力が重要視される時代になったということを意味します。


なぜ、外的信用から内的信用へシフトしているのか?

では、なぜ信用の対象となるものが外的信用から内的信用にシフトしているのかと考えてみると、先ほども述べた通り、外的信用への信頼感が薄らいだことで、他人を信用するための外的信用以外の要素を人々が探したからだと思います。

人間社会は、他人への信用・信頼が土台として成り立っている部分があります。法律上の「義務」や「権利」や「契約書」はその信用・信頼を補強するものにすぎません。もし、最初から信用や信頼が無い相手がいたとしたら、何においても無視したり、相手にしないという行動をとると思いませんか?

そのため、外的信用が信頼できなくなってきてると、他に人を信用するための基準や価値観を探すように自然となるはずです。その結果として、内的信用の価値が上がってきているというわけです。


内的信用を周りに知らせるためのコピーライティング

しかしながら、時代の流れとしては、外的信用から内的信用にシフトしているとはいえ、内的信用は人間の内にあるものなので、わかりにくいという短所があります。

外的信用は、履歴書や卒業書書など客観的に証明できるものを見せれば良かったのですが、内的信用はその人が持っている知識や経験や技能がが本当にあるのかどうか、すぐにはわからないのです。

つまり、内的信用を他人に証明するには、結果を見せたり、人とある程度コミニュケーションをとったり、行動を見せて人間性を判断してもらったりしなければいけないのです。

そのため、特に文章においては、自分という人間がどのような知識があって、どのような経験をして、どのような人間性かを、常に発信し続ける必要があるのです。

対面なら、態度や表情などから滲み出るものがあるのですが、文章はそれを意識的に発信しなければ周りに伝わらないのです。なので、自分がどのような人間かを知らせるためのコピーライティングを、これからは学ばなければいけませんし、そのようなコピーライティング力を習得するべきだというのが、私の考えなのです。


今回は、堀江貴文さんの著作「信用2.0」を元に、信用の変遷について考えてみました。

「信用2.0」を読めばわかりますが、堀江さんの主張と私の主張が食い違っている部分もあります。しかし、私としては信用2.0を読んで「なるほど」と思う部分は多々ありますので、一部の意見が違うことは、特に問題ないことかと思います。

このような本は、読んでみてどれだけ自分の中で理解し、自分の人生にどのように活かせるかが大切だと思います。とても良い本だと思いますので、手に取って読んでみてください。



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