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Google検索エンジンの上位に「AIによる概要」が表示!Webライター・noterへの影響は?:ニュース

いつもお世話になっております! Webライティング大学校です。

お盆の期間に休めると思っていたのですが、ありがたいことにお仕事をたくさんいただくことができため、フル稼働によってなかなかnoteが更新できませんでした。

お仕事をしながら突発的なネタが発生して、どうしても書きたくなってしまい、表題の通り早速ニュース記事をお届けさせていただきます!

Google検索エンジンの検索結果に上位表示される「AIによる概要」とは?

お盆期間中、いつも通りWebライターとしてクライアントの記事を書くためにGoogleでKW検索を行っていたのですが、急に検索結果の挙動が変化しました。

言葉の意味を検索したところ、AIによる回答結果として「AIによる概要」が検索結果の一番上に表示されました。

具体的な検索結果の表示例は下記の通りです。

「Webライターとは」を検索するとAIによる概要が表示


「もっと見る」を押して展開した表示画面

試しに「Webライターとは」と検索してみたところ、確かにWebライターの概要を端的に示した内容が表示されました。

Webライターは記事を書くだけでなく、装飾をしたり画像を挿入したりする点など、リアルな仕事内容がきちんと解説されています。

概要をサクッと把握したい場合には、かなり有用な機能ではないでしょうか。

概要の右側には関係するサイトの記事がリストアップされる仕様なので、リスト内でさらに上位表示を目指す対策が今後必要になるかもしれません。

Google検索エンジンの生成AIがWebライターやnoterに与える影響

Webライティング大学校では、1人のWebライター・noterとして「テストライティングとは」のKWで上位表示を達成していたので、検索結果に変化があるのか検証してみました。

「AIによる概要」とWebライティング大学校の上位記事の位置を比較

私の記事が最上位に表示されていたはずでしたが、AIによる概要が割り込む形でさらに上位に表示されています(ちなみに私の記事は右側の概要に関係する記事にも表示されませんでした)。

つまり、質の高い文章を書いて最適なSEO対策を講じても、1位表示を達成できるとは限らなくなったということです(SEO対策の概要については下記の記事をご覧ください)。

一番上に表示されなくなる点は、検索上位を狙うWebライターやnoterにとって少なからず不利になることがわかります。

Webライターとして中立な目線から、AIによる概要の内容も検証してみます。

テストライティングとは、Webライターの採用を目的としたライティングのスキルチェックテストです。Web上の文章を書くために必要なスキルを測定し、基本的な日本語能力や数字やアルファベットの表記のルールなどをチェックします。

「テストライティングとは」のGoogle検索結果におけるAIによる概要

「数字やアルファベットの表記のルールなどをチェック」という部分が気になりました。

数字やアルファベットの表記ルールは常識的な内容なので、Webライターを選別するにあたってそこまで重要な基準ではないと思いますが、皆さんはどう思いますでしょうか。

私だったら表記ルールよりも、成果を高めるためのSEO対策について理解度をチェックするという内容を概要に組み込みます。

また、文章品質の観点では「チェック」という言葉を連続で使っているので、後述の箇所を「確認」という言葉に変えると、より見栄えがよい文章になると思いました。

「日本語能力や数字やアルファベットの」に関しては、「や」が2つあるのが不自然な印象です。

「アルファベットの表記のルール」については「の」の連続で読みづらく、「表記ルール」にしたほうがスッキリ読めるようにも感じます。

いずれにせよ、AIの回答だけでは本質的に重要な情報が抜け落ちてしまう可能性があるという観点は重要な発見だと感じました。

AIの回答よりさらに検索ニーズを満たす文章を追求する余地は残っていそうです。Googleの検索エンジンは検索者ファーストであるはずなので、品質の高い記事を書けばAIよりも上位に表示されて目立つシステムになればよいというのが私の率直な感想です。

今後もGoogleの検索結果における生成AIの動向についてわかったことがあればまた記事化するかもしれません。

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過去のニュース記事もありますので、ぜひ上記のマガジンもチェックしてみてください!

<追記>

作文講師のまちか先生が本記事を紹介してくださいました! まちか先生の記事も参考になりますので、気になった方はぜひご覧になってください。

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