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ポータルサイトを作りたい時用2:ImpressCMSとNetCommons



ポータルサイトを作りたい

久しぶりにCMSでポータルサイト関連の話題に触れる機会があり、XOOPSを使えばいいんじゃないかなということで10年以上XOOPSは触っていませんでしたが確認したらXOOPSは日本語のCubeは終了していました。

あとはその頃にはImpressCMSとNetCommonsがあったかな、ということでその後を追いましたがそちらも大きく変化があったのでポータルサイト構築関連の引き続きの備忘録として記載しておきます

最新情報

ImpressCMSはほそぼそと引き続き活動しているようですが、 https://impresscms.jp/  にてその模様が確認できます。
2023年8月現在はダウンロード自体がリンクが機能しておらず最新の日本語版は入手が簡単にはできません。ので使うとすれば海外の本家 https://www.impresscms.org/  を使っちゃったほうがいいかもしれません。
どうしてもXOOPS的な感じのものを再現したい時に良いかもしれません。

NetCommonsについてはXOOPSというよりはeラーニング構築CMSという感じでしたが、こちらは前向きな意味合いで活動を終了しておりました。
その代わりにedumapというクラウドに移行して学校関係者のみ利用可能な形態にシフトをして継続しているようです。
つまり一般的な個人法人は使えなくなっているようです。
XOOPSを軸にGPLとして本来あるべき指針によって活用されている経緯を鑑みると非常に素晴らしい顛末になっていると思われます。

NetCommonsはその当時は私自身も自社で利用するスキルテストや研修などに利用していましたが、その後クラウドで便利なサービスが生み出される経緯もあり自前で構築するよりは外部サービスを利用する方が総合的に好ましいという結論に至り利用はしなくなっていました。

興味があるお方は https://github.com/NetCommons3/NetCommons3  にてお試しください。


結論

というわけで
・日本語のImpressCMSは現在入手ができない、海外のImpressCMSを利用してポータルサイトを構築するのは一応アリだが情報が少ないので苦労すると思われる。
・NetCommonsは学校関係者専用のクラウドサービスに移管しているので一般向けは事実上は終了
・ポータルサイト構築は2023年現在では簡易的な安価の構築であればやはりワードプレスで実現していく
という
のが現状ではベターのようですね。

しかし、ImpressCMSとNetCommonsはCMSとしては非常に面白いです。
興味がある万能系エンジニアを目指すお方は是非手元で試しに使って把握してみることをお勧めします。

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