橋梁銘板・塗装記録表コレクション(10)柏市特集
まとめて紹介!(10)柏市の橋、その他いろいろ
約半年ぶりの更新です。
今回は千葉県柏市で2020年頃に撮影した銘板と塗装記録表を一挙公開します!
要は撮影するだけして掲載し損ねていた写真をせっかくだから載せてしまおうという話です。
載せなかった理由は…
「なんとなく掲載し損ねた」
「他の記録表の方が記事にしやすかった」
「柏市から大阪市に引越ししてしまった」
「さらに大阪市から京都市に引越ししてしまった」
「さらにさらに静岡県に引越ししてしまった」
「掲載場所も業界紙のホームページからnoteに引越ししてしまった」
…といったところでしょうか。ほとんどの理由が「引越し」だったりするのがトホホではありますが。どれもこれも中途半端で恐縮です。
たくさんありますので、パパパっと参ります!
1 「北柏橋」の銘板
まずは、JR北柏駅近くにある「北柏橋」。撮影は2020年4月。当時のジョギングコース上にあった橋です。
場所は国道6号線にほど近い、このあたり。
今はどうか分かりませんが、当時は大堀川の東岸にランナーの足に優しいウレタン舗装が施してありまして。
地元のランナー大好き「柏ふるさと公園」は、反対側の西岸にあるため、「なんで西側でなくて東側にウレタン舗装を?」などと思った記憶も。サイクリングロードとランニングロードを分ける意味合いなどがあったのでしょうか。
北柏橋
1987年3月
関東地方建設局
道示(1978)一等橋
定着方式:フレシネー工法
施工:興和コンクリート株式会社
2 「柏ふるさと大橋」の銘板・塗装記録表
続きまして、「柏ふるさと大橋」です。この橋は、地元民の憩いの広場「柏ふるさと公園」と「北柏ふるさと公園」を結ぶ橋として、平成11年(1999)4月24日に開通しています。
場所はこのあたり。
桜の名所「柏公園」や、国交省が率先してせっせと桜を植えた「大堀川リバーサイドパーク」などがあり、春はピンクに染まる一帯です。
大堀川の上だけでなく、ず~~~~っと西の方まで続いておりまして、どこからどこまでが「柏ふるさと大橋」なのか分かりづらいです。種類もシンプルな鋼橋だけではなく、タイル貼りのアーチ橋やコンクリート橋もあって、全部に「柏ふるさと大橋」という銘板が付いているので、とりあえず全部ひっくるめて「柏ふるさと大橋」なのだと思います。
銘板はこちら(3種類)。
柏ふるさと大橋
1999年3月
柏市
道示す:(1994)B活荷重
使用鋼材:SM490Y、SS400、HTB A10T
製作:川岸工業(株)
柏ふるさと大橋
1999年3月
柏市
道示す:(1994)B活荷重
橋面工:東急建設(株)・(株)後藤土木
上部工:東急建設(株)・永和建設(株)・(株)渋谷組
柏ふるさと大橋
2003年3月
柏市
道示す:(1996)B活荷重
定着方式:フレシネー工法
施工者:東急建設(株)・(株)石浜建設
そして塗装記録表。
確か、東端の鋼橋の塗装記録表だったと記憶しているのですが…。
引越ししてしまったので確かめる術もなく…。
塗装年月日:1998年3月
塗料名 下塗り 鉛系さび止めペイント3回、フェノール樹脂MIO塗料1回
中塗り シリコンアルキド樹脂塗料1回
上塗り シリコンアルキド樹脂塗料1回
塗料会社名 株式会社トウペ
施工者 川岸工業株式会社
塗装面積 2,123m2
3 大堀川沿いの橋の銘板
ここからは大堀川沿いに架かる橋の銘板です。コンクリート橋ということで、塗装記録表はありませんでした。
3-1 初音橋
初音橋
1987年7月
関東地方建設局
道示(1978)一等橋
定着方式:プレテンション方式
施工:日本高圧コンクリート株式会社
3-2 木崎橋
木崎橋
1995年3月
関東地方建設局
道示(1990)一等橋
定着方式:PCプレテンション方式
施工:武藤建設株式会社
なにげに白鳥が映り込んでいるところが大堀川らしいと申しましょうか。
手賀沼に生息している白鳥がたまに、大堀川を悠々と遡っていくことがありまして、前述の「柏ふるさと大橋」の架かる通りは、地元の「街の通りに名前をつけるプロジェクト」で「手賀沼はくちょう通り」と名付けられています。
「街の通りに名前をつけるプロジェクト」では、まだまだ道の名前を募集しているようですので、興味のある方はぜひご応募を!
次回は柏市から野田市へ!
全国どこにでもありそうな名前の
「水堰橋」「水堰高架橋」の銘板&記録表をご紹介いたします。
©2023 Tominaga Mikuni