雨の中、街を歩いてみて。
連日の大雨によって、梅雨に季節が逆戻りしたのではないか?と感じられるようになってしまった。夏とは思えない気温にもなっている。
そんな中、私は朝散歩を毎日のようにしている。そんな中でふと、街の風景が晴れた日と雨の降った日では印象が違うように感じられた。晴天時は解放感を覚えるような空を望める公園であっても、どんよりとした空気にはかなわない。どこか哀愁を感じる。街にそびえたつ灰色のビルが非常に雨模様の天気とマッチしていて、悲しさをも覚える。
雨音に耳を澄ましながら歩いていると、そこはまるで映画のワンシーンのように感じられた。私は「天気の子」という映画がとても好きなのであるが、その中に入り込めたような気がした。天気のこの世界でも、雨が止むことはなかった.
雨でも晴れやかになる街、雨だからこそ映える街は存在しているのだろうか。最近の街は、晴天時のことしかあまり考えられていないように感じる。雨の日は、地下に潜ればいいとでも考えているのではないのだろうか。しかし、雨が非常にたくさん降ったら、地下は浸水の恐れがあり危険である。雨の日でも安全に、そして楽しめる街を探し出していきたいと感じた今日であった。
雨でも映える空間づくり、雨音を活かした空間づくりをしている場所があればぜひ教えていただきたい。