稼げないWebライターがストーリースキルで変化した話
「Webライターの契約、終了させて頂けますでしょうか」
フリーランスになり、約3年ほどしてきたライターに転機が…。
私は文字単価が0.5円からWebライターを始めたのですが、WebライティングにSEO知識は必要です。私は会社員時代にSEO対策の支援をしてた経験があり、ある程度の知識やスキルは持ってました。
経験や実績とともに文字単価も上がりましたが、目標の収入を稼げない現実もつきまとう…
この記事は、稼げないWebライターが、生成AIツールで細かい感情の表現をしづらいストーリースキルを学び、変化していく著者の姿を紹介しますm(__)m
Webライター案件で、継続できない…
Webライターの仕事は、約1~2週間前後の納期が目安。収入を増やすために「質より量」を意識して行動した時期もあり、複数サイトで応募して、テストライティングを経て、採用されることもしばしば。
ただ担当者と相性が合わないことや納品まで複数月をまたぎ、時間を要することも多々あります。収入の波が激しい現実が、私の胸元あたりをぐりぐりとエグるのです。
(今月は、この金額かぁ…どうしようかな、ライター案件…)
収入が減っていく怖さもあり、辞められない自分がいましたが、あるきっかけで2024年7月まで約2年間の専属契約していたWebマーケティング会社に私から終了の意思を伝えたのです。
ストーリーと出会う!
そのきっかけは、脚本家である永妻優一さんの講座でした。
コロナ渦を契機に脚本の仕事が減っていったのを契機に、それまで培ってこられた15年間のノウハウやストーリーテリングをライター、創作小説、シナリオを書きたい方に永妻さんが提供する講座です。
永妻さんの師匠と慕う方のライティング講座に私が過去に参加経験があり、登録したLINEに無料説明会のお誘いがあり、まず参加してみることにしたのです。
講座費用の支払い…講座に参加できるか不安…
その説明会に参加してみると、わかりやすい資料と参加者が簡単にできるワークの連続。頭の中にスッーと沁み込んでいく感覚も心地よかったです。
有料講座であり、今の生活を維持しながら時間的な調整も必要…。
約10日間、参加への可否を私の頭の中で天秤にかけました。未来のライター像をイメージしたとき、自分にしかできない表現力を身につけるため、私は入学の決意をしました。
ストーリー、ログライン、キャラクターの本質
3ヶ月の講座で学んだストーリースキルは、一生モノだった。
講師の永妻さんが体感されてきた15年分のエッセンス、シナリオ作成に必要なキャラクター設定、心の動きの描写、そして私自身、これまで出版した電子書籍(Kindle)で使う「ヒーローズジャーニー」の最適なタイミングも網羅されてました。
それはそれは、まるで果汁が濃縮されたオレンジジュースのように濃い。また短編、中編、長編ストーリーで共通のポイントもあります。
X(旧:Twitter)運用が苦手だった自分…
講座での学びを定着させる上で、アウトプットも欠かせません。
ストーリースキルの表現力を高めるためには、X(旧:Twitter)から始め、短文➾中文➾長文に慣れていく必要があると教わりました。料理をゼロから始めていき、作れる料理のレパートリーを増やす感覚です。
ただ、私はXで毎日投稿することに負担も感じていましたが、講座の卒業生の特別講座を聞く機会で、70代の高齢女子が、Xで毎日投稿されている姿に感銘を受けました。
翌日、私はXの新規アカウントを開設したのです。
映画やアニメのストーリーの見方が変わる
もう一つ大きく、変化を実感したことがあります。それは映画やアニメの見方が変わったことです。私が受講期間中に実際に観たアニメ映画「BLUE GIANT」の例を挙げます。
ストーリーで、SNS上の反応も変わる
永妻さんから教えて頂いた「賢者の書」を頭にすり込ませるため、苦手なXを毎日投稿することから始めました。徐々にストーリーで反応をもらう機会も増えたのです。
Xでインプレッションが約35倍に!
アカウント開設当初、フォロワー数がいなかったのですが、「プロフィール作成」「配信するテーマ決め」「フォロワー数が多い方にコメント」「ストーリーを絡めたツリー型投稿」を実践したのです。
それまでインプレッションが100前後だったのですが、とある投稿で講座内にあった「走り出しているストーリー」「映像が思い浮かぶ文章」を意識してみたのです。
投稿した後、約1週間後にインプレッション確認すると、約3,500インプレッションまで増えて、通常の約35倍も表示回数が増えていました。
noteの「スキ」数が60を超える!
また講座で、中編ストーリーに最適なSNSとしてnoteを紹介していました。特別講座の講師が実践されていた「キーワード」「タイトル」「サムネイル」や通常講座でもあった「ログライン」「三幕構成」を作成し、約3,000文字の投稿をしたのです。
投稿した後、約1週間後に60を超える「スキ」を頂きました。フリーランスや在宅ワーク、さらにオンラインで生計を立てることに関心がある人に届いているのだなと感じます。
動画シナリオ案件に応募してみる
私がこの講座を決めた大きな理由としてシナリオを書きたかった。以前からYouTube動画、マンガ等をクラウドワークス上で確認し、急増しているジャンルだなとは感じてました。ただ応募要件の理解不足や未経験でためらっていたのです。
しかし講座の最終回を前に「YouTube動画のシナリオ」案件が気になり、初応募しました。過去のライター経験のポートフォリオや「脚本家からシナリオを学んでいます」とアピールしたところ、書類選考を通過し、テストライティングを受けることに。
テストは約1日半で仕上げるというなかなかハードな依頼でしたが、教わったことを意識して、私が今できる120%を表現しました。
結果待ちですが、受かっても、落ちても体験できたのは大きい。案件に応募できるのは、この講座で「賢者の書」を永妻さんから授けて頂いたからと実感しています。
引き続き、チャレンジしながら未来を切り開きます。