『風』に纏わる『音楽』あれこれ。その②あの(Ano)『藤井風』さんと『死生観』
昨晩、前回書いた記事の曲のことを話していました。
「永遠に銀河の風に吹かれて・・・・」
台風の雨風がたまに吹き付けてくる中、とても清々しい気持ちになっていました。
そして昨晩、ホテルに帰ると
「藤井風」
さんの特集をNHKで放送していました。
2020年、彼の曲と僕は出会いました。
人生って、「死」を受け入れた時にその瞬間の捉え方が変わる。
Apple創業者のスティーブ・ジョブズさんも死を受け入れて生きた一人だったと感じます。
私はいつも
「放擲」
ということをテーマにしています。
我々地球人類は、二足歩行によって「手」を操り、また高度に発達した脳によって様々なものを発見開発、生物としての能力以上の恩恵を持って生きることに成功しています。
そしてそれが、更にその先を望む。
欲、支配、『永遠の命』
もっともっと満たされたいと。
それは「個人」としての欲であり、或いは
家族、民族、国家としての欲かもしれない。
どんなに地球人類が、人類のために地球はある。
と支配権を訴えたとしても
地球は水の星であり人類はただ「銀河の風」に吹かれて誕生した産物にすぎない。
気まぐれな「宇宙の風」によってあっという間に太陽も地球も月も消え去る可能性が「99.99%」だろう。
「かえろう」
全て忘れて。
私たちが今できることは、今を大切に生きること。
他の生命たちは無心で地球生態系という壮大なオーケストラを続けている。
死と生、輪廻転生を繰り返しながら、我々は様々なものへと変容するのだ。
我々は元素、分子、物質に化学変換することだけは間違いない。
我々が受精して細胞分裂しながら生命体としての今があるように。
死はこの宇宙の構成要素に還ること。
それでも因果は続いていく。
我々の知らない次元へと、反物質やダークマター、ニュートリノを超える未知の物質は存在しているのだから。
人間は何を持ち続けようとするのだろうか?何のために?
そんなに必要なのだろうか?
答えはいつも「風」の中にある
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私は地球生命、生態系、精霊、神々は一つであると捉えています。人類が千年先にも続いていく為にも地球生命体との共存共生は、今人類社会を生きる我々全ての責務です。これからも地球規模で、生態系保全や風土に紐づいた文化、生態系資源を未来へ繋ぐの活動を、皆さんと共に共有して生きます。