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留学生受け入れの日

いよいよ留学生を受け入れる日が来ました。

留学生自体は2日前に来日し、オリエンテーションを受けたということなので、ホテルまでお迎えです。

留学生のお迎えについて

受け入れ団体の方より、当日の受け入れ方法についての選択肢がいくつかありました。

・自宅近くまで電車で来てもらう

・品川等ターミナル駅まで迎えに行く

・宿泊ホテルまで迎えに行く

我が家は宿泊ホテルまで迎えにく方法を洗濯しました。

というのも、留学生はまだ日本語がほとんど話せるわけではなく、電車などで指定したり、待ち合わせで右往左往するのがめんどくさかったというのが一番の理由です。

宿泊ホテルは我が家から車で1時間程度のところでした。

電車で行こうかなと思いましたが、車で行くほうが楽そうだったので、車で迎えに行きました。

お迎え前の接触

話は前後しますが、留学生とは来日前からメールでの連絡をしていました。

メールは頑張って日本語でご連絡いただきましたが、途中からは「日本語でなんといって良いかわからないので、英語で伝えます!」との一方的な(笑)変更があり、文化の差を感じつつ、Google翻訳を使いながらなんとか会話していました。

スカイプなどでの会話もOKとのことでしたが、時差があるのでどの時間にご連絡して良いのかもわからなかったし、言葉も不安だったのでやめました。

ホテルにて対面

そんなこんなで、宿泊先ホテルに出向き、ようやく初対面!

主人を車で待たせ、私と息子でお迎えに行きました。

必要な手続きを済ませ、初対面。

お互いに緊張のまま、とりあえず車へ。

大きな荷物は宅配便で送ってあるとのことでしたので、とりあえずバックパックとパソコンバックだけの少量の荷物で車にも問題なく積み込めました。

留学生について

我が家に来た留学生について、ざっくり簡単なプロフィール

国籍:ドイツ

年齢:18歳

日本に来た動機:アニメ、空手

日本のアニメカルチャーをこよなく愛するオタク少年…

ドイツ人らしい背の高い、でも細身のイケメンでした。

そうか、ドイツ人はこんなイケメンもオタクなんだ…とわけのわからないことを思ったものです。

受け入れ日の行動

午前10時に初対面し、即車に乗り込んだので、とりあえずゆっくり話そうか、ということで近くにあるコーヒーショップでとりあえずお茶をしました。

家族の自己紹介、留学生の自己紹介等のたわいない話をしましたが、ここで衝撃が…

なんと、ほとんど日本語話せない!!!

聞けば1年程度週1日学んでいたということで(プロフィールにも確かにそう書いてはあったが…)ほとんど通じませんでした。

ぶっちゃけ不安に襲われます…

息子の一言が…

不安に包まれていた私たちですが、ドイツ人は英語は流暢に話せる人が多いらしく、彼もその一人でした。

そのため、拙い英語で話を進めていたのですが、お互いに噛み合わず苦笑い。

そんな時、息子の一言が救いになります。

「ポケモン知ってる?」

「オーポケモンスキデス!」

一気に和む留学生。

5歳児とポケモンに救われました。

ありがとうポケモン

留学生は日本語を勉強しに来ている。今話せるわけじゃない

留学生は日本語を勉強に来たのです。

すでにベラベラに話せたら、来るハズもなく。

ということを思い知らされました。当たり前ですね。

ただし、現代にはスマホとGoogle先生という強い味方があります。

単語がわからなければ、お伺いすれば大丈夫。

とりあえず築地へ

お茶で一通り和んだ後は、お昼もまだだったので築地市場へ。

別にどこでもよかったのですが、日本ぽいところに行こうかなと思って、帰りに少し回り道をして築地市場へ行きました。

ところがここでも事件が…

お刺身食べられない

はい。

刺身は知っているけれど、食べたことない。

初日からのチャレンジには不安があるとのことで、見て回る楽しさを味わいながら、火の通った親子丼を食しました。

まぁこれはこれで美味しいんですけどね。

ここは魚市場だぞwと思いましたが、無理はさせてもいいことはありません。

とりあえずお魚は今度の機会に、ということでした。

受け入れ日のお昼は準備しておいた方が良い

築地にいきなり向かった我が家ですが、実はすぐに家に行きたいといえばお家でご飯が食べられるように準備もしていました。

と言っても牛丼ですけどね。

温めてご飯にかければすぐに食べられるので、便利です。

カレーも考えたのですが、辛いものが苦手だったらどうしようかな、など考え始めるとめんどくさくて仕方なかったので、お肉にしました。

牛丼、便利です。おすすめです。

受け入れ日だからと言って気負うことはない

初めての留学生受け入れに、少し舞い上がってしまった我が家ですが、改めて考えると別に気負う必要はありませんでした。

これから長く生活するのです。

無理する必要もありませんし、飾り立てる必要もありません。

ただし、我が家が舞い上がりながらもワクワクしている様子を見せたことで、歓迎の意味は伝わったようで、それはそれでよかったのかなとも思います。

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