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味オンチでも食レポ!ここまでできる!

「何が入ってるかわかる?」


わかるわけがない。隠し味は隠してあるから良いのであって、わざわざ教える必要などないのだ。世阿弥ぜあみも「秘すれば花」と言ったように、隠し味は隠しておいた方が良い。

それをわざわざ聞いてくる妻はナンセンスだと思うが、それに答えられない私はだたの味オンチだろう。

「ほんまに、あんたには何を食べさせても値打ちが無いわ!」

結局最後はそんな風に呆れられてしまう。のがわ家では日常茶飯事だ。そう、私は味オンチ。加えて食わず嫌い王。見た目でアウトな食材は食べない。さらに、生魚は食べない。白身魚のみギリギリセーフだ。

魚は焼いてくれ!!

あと、生姜、山葵、辛子、茄子、おでんの大根、筍、蓮根、内臓系全般(ホルモン、レバーなど)などなど。嫌いなものが多過ぎる。

よく「好き嫌いが多いね。お子ちゃまやね💕」と揶揄されるが、大間違いだ。

嫌いが多いだけ!


間違わないでほしい。「好き」はそれほど多くない。本当に好きなものは、基本的にイチゴとカレー、カフェオレだけだ。ほかには甘いものは好むが、普通よりちょっと好きくらいの感覚なので「フツー」である。

そんなことを言っているから、いつまで経ってもChole Stay Roller'sコレスティローラーズを脱退できないのかもしれないが、医者が言うには『遺伝』らしい。食べ物には左右されない芯の強さを持ち合わせている。

Chole Stay Roller'sコレスティローラーズに関してはこちらの記事を確認していただきたい。


#なんのはなしですか

そんな、嫌いな物が多く味オンチな私をうならせた人がいた。

『びぃふぁむ みつばちの雫』の塩さんだ。「味オンチなのでわからないと思いますよ!」そう、頑なに拒む私に向かって

「皆さんそうおっしゃいますが、大丈夫です!」

と自信満々。その自信はいったいどこから……


一種類ずつ試食を勧められた。甘い匂いに誘われ「はちみつ食べたいなぁ」と心のなかで叫んだのを察知されたようだ。

ぷーさんの如く、はちみつを食す。

一つ目……
「う~~~ん、蜂蜜!」

二つ目……
「う”~~~ん、蜂蜜!!」

三つ目……
「う”~~~~~ん”、、、蜂蜜!!!」

まさか、本当にうなるとは思わなかった。ちなみに、ぷーさんは「はちみつ食べたい」と発言したことがないらしい。私の方が上手うわてである。

食べてみてびっくり。ただうなっていただけではない。
それぞれの蜂蜜は、味が全然違うのだ。
もはや、どれが本物の蜂蜜なのかわからない。いや、全部本物なのだが。

『びぃふぁむ』では、トチ、アカシア、れんげ、藤、栗、キハダ、玄圃梨けんぽなし烏山椒からすざんしょう、洋梨、さくらの10種類の蜂蜜を販売している。

鬼のように蜂蜜の試食を勧める塩さん


「ごめんなさいね、いっぱい食べさせてしまって」


5種類ほどの試食のあと、塩さんが笑顔で言う。さらに試食を勧められた。もはや、味が違うことはわかるが、何が何なのかさっぱりわからない。

強いて言うなら「栗」と「玄圃梨けんぽなし」の2種類のみが印象的だった。「栗」の味と「ジャスミン」の味なのだ。

「えっ?は入ってませんよね?」


思わず口走りそうになる。入っているワケが無い。すべて純粋な蜂蜜なのだ。

やはり味オンチは、味オンチだった。


あと、印象は薄れるが烏山椒からすざんしょうも若干柑橘系の味がした……ような気がする。いや、気のせいかもしれない。


ちなみに、一般的に栗の蜂蜜は癖強くせつよの印象があり、懸念されるらしい。一方、『びぃふぁむ』で販売している栗の蜂蜜は癖弱くせよわなので、栗の蜂蜜を知っている人には驚かれるかもしれない。

しかも、しっかりと栗の味がするので、食べたことが無い人にもおすすめだ。


今朝、『びぃふぁむ みつばちの雫』の記事が公開された。ちゃんと真面目にライターの仕事をしているところを見てほしい。

やはり、味オンチに食レポは無理かもしれない……


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