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すべての悩める大人に今、ほんの気持ちを
ほんの気持ちですが……
と言わんばかりに、慎ましく送られてきました。この場合の「ほんの」の意味は「取るに足りないものである」「まったくわずかの」を表します。漢字で書くと「本の」となるらしい。
平仮名だと思ってた!!!!
プチびっくり。あなたは、漢字で書けることを知っていましたか?とはいえ、「本の気持ちですが……」と書かれたら、微妙に気持ちが悪いのは私だけでしょうか。
「本からプレゼントを預かってきました!!」
そんな誤った解釈をしてしまいそうです。
ところで、最近は宅配物に敏感になりました。赤ちゃんの肌くらいの敏感具合かもしれません。私だけでしょうか。ヤマト運輸から「荷物をお届けしました」とお知らせが届くたびにビクビクしてしまうのは。
何やら、世の中では送りつける詐欺が流行っているらしいではないですか。恐ろしや恐ろしや。
「何も注文した記憶は無いのになぁ……」
と思っていたのですが、送り主を見て思い出しました。
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「コレ、本の気持ちの……本です」
送られてきた書籍は、ぶっくまさんの著書『ひと目でわかる図解付き! 「知る」を最大化する本の使い方(以下、本の使い方)』です。ありがたいことに、「取るに足らない」を意味する「本」ではなく、このうえないほど有意義な本でした。
きっかけは冨田裕子(おーつー)さんのnote
「プレゼントします!」の言葉を見て、ダメ元で手を挙げてみました。まさか当選するとは……
送られてきたのはPDFや電子書籍ならまだしも、コストの高い紙の書籍です。
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しかも、書籍のプレゼントには何やら特典が……?
当選した人は「読書会」なるものに参加できると言うのです。残念ながら、 陰キャなので 平日の昼間だったため参加できませんでした。参加しても発言する勇気も無いので、逆に平日で良かったかもしれません。
幸運にも 残念ながら読書会には参加できなかったので、今日は「ひとり読書会」を開催してみたいと思います。
ところで……
読書会って何ですか?
詳しくは、冨田裕子(おーつー)さんのnoteを御覧ください。
それでは、ひとり読書会、はじまりはじまり。
ネタバレがあるので、読みたくない方はページをそ~っと、そ~~っと閉じてください。
ひとり読書会という名の感想文(ネタバレ)
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『本の使い方』は、読書術に関する書籍です。読書の悩みをバッサバッサと次々に解決していく内容が、これでもか!これでもか!くたばれ、このクソジジィ!と言わんばかりに記載されています。
読書術に関しては、以前読んだ『早く読めて、忘れない、思考力が深まる 「紙1枚!」読書法』に似ている部分もありました。書籍の詳細は以下の記事を参照してください。
基本的な本の読み方については似ているのですが、選書方法については『本の使い方』の方がわかりやすく記載されていました。
紹介されていた選書方法は以下の3種類です。
①目標型選書
②悩み解決型選書
③知の体力型選書
とくに「目標型選書」や「悩み解決型選書」はただの読書術に非ず。
これ、人生の悩みを解決する方法やん?
選書は悩み解決に直結する内容でした。つまり、『本の使い方』には人生の悩みを解決する方法が書かれているのです。これは、ただの読書術の本ではありません。すべての悩める大人に読んでいただきたい書籍です。
2つの選書方法はどちらも似たような内容となっています。異なる点は、将来の悩みなのか、現在の悩みなのかという点。ここでは、現在にスポットをあてた「悩み解決型選書」について簡単に紹介しましょう。
あなたの悩みはかつて誰かが経験した悩みであり、悩みの解決策はすべて本の中にあります。一方で、解決策が記載されている書籍を探し出す方法がわからない人も多いでしょう。
そこでおすすめする方法が「悩み解決型選書」です。
悩みを解決するには、悩みを起点に本を選ぶ技術を身につけなければなりません。以下の要領で書籍を選定すれば、必ずあなたの悩みを解決するヒントが得られます。
①悩みを書き出す(どの問題を解決するかを見極める)
②悩みを具体化する(なぜなぜ分析で悩みを細分化)
③ゴール設定をする(具体化した悩みの1つひとつに解決策を考える)
④ゴールに優先順位をつける
⑤現状をゴールのギャップを埋めるための本を調べ5冊選ぶ
優先順位の判断基準は「緊急性と重要性」「ほかの悩みも解消できる問題」「解決できそうな問題」の3点です。
さぁ、やってみよう!!
そう思ったときに「あれ?どこから手を付ければいいの?」となるかもしれません。もし、あなたの手が止まってしまったなら、まだまだ悩みの粒度が大きい可能性があります。もっと悩みを細分化して、深堀りしてみてください。
悩み事というのは、細分化して何をすべきかがわかれば、ほとんど解決していると言われます。細分化して、細分化して、細胞レベルの分子構造まで辿り着きましょう。
分子構造がわかれば、問題の性質もわかるというもの。
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『本の使い方』では、最終的に「テーマに沿った本を5冊選ぶ」と書かれています。
えっ?5冊も???
どうして5冊も選ぶ必要があるのでしょうか?同じジャンルの書籍なら、1冊でよいと思います。
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ぶっくまさんは、「ハズレ本や合わない本を選んでしまった場合でも、5冊あれば知識の穴を埋められ、バランスの取れた選書となる」と書かれていました。
たしかに、過去には思っていた内容と違ったり、難しすぎて内容が理解できなかったりしたため、
「金返せ~~!責任者出て来~~い!」
と叫びかけたことも。そのような書籍は、頑張って読もうと思っても最後まで読めません。ハヤブサが獲物を狙うかのような速度で、積読棚という名のブラックホール行きが確定するでしょう。
納得の「な」でございます。(古い)
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書籍の内容を理解するには、自分のレベルに合ったものを選ぶ必要があるようです。そうすれば、本の気持ち、著者の気持ちに寄り添えるかもしれません。
ほんの気持ち程度ですが……
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