【主婦ライター向け】ママワークスで書類選考の通過率を上げるヒント
フリーランスとして垢抜けたい場合、クラウドソーシングを卒業してクライアントと直接契約をとりたいところです。
そんな私はWantedlyに登録してみたりもしましたが、結局放置しています。
Wantedlyから溢れる陽の覇気に、クラウドワークスに生息していた私は寒暖差で死にました。
Wantedlyって、戦闘力高めのフリーランスになるべくして生まれた人間の巣窟だし、キラキラキャリアもない私はカジュアル面談すら危ういな……
そもそも、ライターに限らず在宅フリーランスを選択している主婦って「案件獲得!キャリア!単価アップ!という欲」と、「仕事と家庭・育児との両立」の狭間で常に揺れているものです。
もちろん自力で案件を獲得して成果を得られることは自己実現としてこのうえないけれど、子どもがいる以上はフリーランスのメリットは最大限に活かしたい。
ママワークスならプロフィールに子どもの月齢まで載せられる(妊娠中なら予定日も)ため、在宅ママワーカーのジレンマを解決してくれるかも……!
前置きが長くなりましたが、Wantedlyから逃亡してママワークスを「採用」「応募」両方で活用した私が、書類選考を通すコツを書き連ねます。
ママワークスとは
何この見出し?SEO記事?
ママワークスは主婦向けの案件獲得支援サイトです。未婚の方でも男性でも使用できます。
ライターさんを採用する際に活用したところ、8〜9割くらいは子持ち主婦の方でした。
メリット
ライティングの場合はスカウトはそこまで多くないかもしれません。
サチコやGA4、その他SEOツールを使用できる場合は、コンテンツディレクターができる旨をプロフィールに記載した方がスカウトされる確率が上がります。
私の場合、企業からのスカウトは「ディレクター7:テレアポ3」の割合でした。ちなみにテレアポ含め営業職の経験はありません。
ライターとしてのスカウトは、SEOよりも求人ライターの方が圧倒的に多かった。
デメリット
特筆すべきは「書類選考の通過率の低さ」です。もうびっくりするくらい通過しない。スカウトであろうが通過しない。
それもそのはず、クラウドワークスやランサーズよりも応募者が多いんです。※個人の体感です
実際にママワークスを使用してライターさんの採用をした際に、文字単価1円の案件で毎日10名以上の応募者が集まり、応募文に目を通すだけで精一杯でした。
企業側からすりゃ、よりどりみどり状態。正直言って単価に見合わない経歴や実績がある人も多い。
こりゃ書類審査もなかなか通らんな、と。
書類選考を通すためのヒント
書類選考は、つまり応募する際に送る文章を見て、オンライン面接するかどうか決める作業です。
ここを通らないと、人となりや誠実性を判断してもらえません。
HPやコラムを見て、改善点を伝える
※ライターというよりはディレクター向け?
ママワークスでは募集企業のプロフィールページから、企業のコーポレートサイトやコラムを確認できます。
企業が求めているのはコラムを活用した集客なりブランディングなので「私だったらこうするんだけどな〜」というポイントを伝えましょう。
改善点を伝えることで、それまでのメンバーでは行わなかった施策(つまり現状の足りない点)を効果的に伝えられます。
指摘が的を射ていれば「この人を採用するメリットがありそう」と思ってもらえるかもしれません。
「ただ記事を書くだけじゃなくて、ちゃんと集客の視点を持ってくれるんだな」と思われます。意外とそういうライターさんは少ないのでチャンスです。
もしかしたら想定していない業務も任せてもらえるかもしれません。
注意してほしいのは、コラムを作り上げたディレクターが募集していることもあるので、強く指摘しないことです。誰が募集してるのかを見極めてください。
提案書を作る
応募は数打ちゃ当たるの世界なので、応募企業ごとに提案書を作ってられませんが……
オンライン面接や、どうしても採用されたい案件に絞って提案書やサンプル記事を作ると非常に効果的です。
前項の「改善点を伝える」の強化バージョンで、応募メールよりもより具体的に施策をまとめましょう。
Canvaに提案書のテンプレートがあるので、わりと簡単に作れます。
提案書があるだけで熱意が伝わるので「なんかすごいやる気ある人いる!」という強い印象に繋がります。
とにかく応募者のなかで埋もれないことが大事。
発注者が喜びそうなことを言う
元も子もない。
ちなみにこんなことを言うといいですね↓
外部ディレクターではなく、企業内部の方が採用担当者である場合も多いので、応募の時点でコンテンツマーケティングの核心に触れると良いです。
即レスできる人は絶対に押し出してください。
24/7ではなく、稼働時間中だけでも大丈夫です。「⚪︎時間以内に返信します」でも◎。
文章だけでは熱意や有能さは伝わりづらいので、定量的なアピールをしましょう。
採用側が見るポイント
私がライターを採用する際に、応募文やプロフィールの重視したこと・していないことを書き連ねます。
あくまで私個人の視点であり、案件の性質によっても左右されることに留意して読んでください。
重視したこと
たまにポートフォリオとして個人ブログや地元の情報メディア記事を提出されることもありますが、口語などの砕けた表現が多いと「(解説系の)既存記事とトンマナ合わせられるかな……?」と不安になります。
記事を編集していると、口語や砕けた表現を直す機会も多いため、修正の手間が入る分お互いに損です。
お堅い文章を求めているのではなく、想定している読者に合わせた文章を書けるかがポイントです。応募する媒体ではどのような記事を出しているのかを見極めてポートフォリオを提出してください。
※難しい言葉や専門用語連発もあまり好ましくはないです
あまり見なかったこと
子持ち主婦ライターさんは、急に稼働できない日ができてしまったり、時間帯によっては修正対応できなかったりしますよね。
そもそもママワークスというプラットフォームを使用する以上、採用側はその辺も織り込み済みです。
もちろん0〜2歳のお子さんがいる場合は、急に執筆できなくなる・最悪納期ギリギリで戻される可能性が高くなるのもわかってます。
でも、私も1歳持ち主婦だから知っている。主婦ライターさんて誠実な人が多いんです。
小さい子がいるだけで罪悪感に駆られながら仕事する。だからこそ、仕事が丁寧な人が多い。自信持って!!!!!!!
また、ポートフォリオの提出を求める場合がほとんどなので、執筆記事に検索順位を併記してくれる方が多いのですが、こちらもあまり参考にしていません。
応募者が多いなかで、検索ボリュームやドメパを調べる気力がないからです。
ビッグKWで検索1〜3位ならもちろん目に止まるので、特大アピールポイントとして検索順位と同時に検索ボリュームも書くとよいと思います。
当たり前ですが、ポートフォリオとして提出する際は掲載元や権利者の許可を取ってください。
「本当に許可取ったの……?」と思われると不誠実な印象を与えてしまうので、許可取った旨も記載するとGoodです。
※担当者がSEOに詳しくない場合は、KWやドメパに関係なく効果抜群だと思います!
最後に
このnoteはあくまで個人の視点・体験によるものです。
案件や担当者によっても採用基準は大きく異なります。
ライター仲間を増やしたくて頑張ってnoteを書いているので、みなさんぜひこちらからXをフォローしてください。
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