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フリーランスが「値下げ」を要求されたら、どうする?

こんにちは、ひらっちです。今日はなんだかちょっと息切れモードに突入し、少しペースダウンしながら仕事をしています。皆さんはいかがですか?いよいよ師走ということでお疲れ気味の方も多いのではないでしょうか?

今日は畑の見回りをして、研修生の指導をして、そこから月末月初の経理業務をこなした上で、そろそろnoteを書こうかなと?PCに向かっているところです。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■このままいけば、なかなか厳しい年末年始になりそうですね・・・

あらためまして、ひらっちです。今日は「フリーランス」について書いてみたいと思います。

新型コロナの影響は、本当に色々なところに波及しているみたいですね。飲食、観光、旅行、航空・・・などなど、苦しい経営を強いられている会社がたくさん出ているのは、今さら僕が言うまでもないと思います。

こんな状況ですから、フリーランスも全く影響がないかと言えば、やっぱりそんな訳にはいかないわけで。

夏を過ぎたあたりには、とあるライター業の取引先さんから「すみません。今年度中はおそらくお仕事は発注できません・・・」という主旨の一斉メールが流れてくるようなこともありました。

メールを見てちょっとビックリしましたけどね(苦笑)。まあ、この会社さんはリーマン・ショックの時にも仕事が完全に消失したので、まあ想定の範囲内ではあったんですけど。

それにしても、この会社をメインクライアイントにしていたフリーランスの方も少なからずいらっしゃると思うので、つくづく「取引先を分散させておくことが大事だな」と痛感しました。

僕の個人的なことだけをいえば、おかげさまで感染が比較的収まった夏以降は、順調に仕事が動き始め、12月が終了しないとはっきりとした数字は出ないものの、昨年対比で90%ぐらいの売上は確保できそうな状況です。

一時の落ち込みを後半でかなり挽回した感じですかね? フリーランスは年によって売上げにかなり波があるのが常なので、まあ、今のところはなんとか許容範囲内に収まっているかな?という印象です。

■つい最近、とある取引先から「値下げ」の提示がありましたが・・・

ただ気がかりなのは、やっぱり「第3波」ですよね。新型コロナも風邪の一種でしょうから、どうしても冬場の流行は避けられない。またいろんな会社さんが、少なからず影響を受ける形になるだろうとみています。

ライターの仕事もやっぱり影響を受けそうですね。どうしても広告出稿が減るわけですから「仕事が減る」「単価が下がる」といった状況が出てきそうです。

というわけで先日も、とある取引先さんから「1本○○○○円で仕事をお願いできませんか?」というメールが届きました。通常お引き受けしている金額の3分の2の料金です。要するに「値下げ」ですね。

で、僕はどうしたのか?

もちろん、きっぱり断りました。

これはいつものことで、例えば、見積もり書を依頼されて「値段を下げて欲しい」とお願いされた時なども、よほどの事情がない限り値下げはしないことに決めています。

なぜ僕は、値下げ要求があった時、必ずお断りするのか?

正直、絶対に受けられないような低料金ではないことも多いですけど、フリーランスとして仕事を長く続けていくためには、自分が提示する料金に「一貫性」「確かな根拠」を持つことが大事だと思っているからです。

だって、ある時には「3万円で」と料金提示してきたライターが、全く同じような仕事を別の機会に依頼したら「1万円でOK」なんてことになったら、「あの3万円はなんだったの?」ってなりますよね?

もちろん、タイミングによっては「安くても仕事が欲しい」という時期もあるとは思いますが、目先の仕事よりも、長期的に見て「納得感のある料金提示をすること」が、フリーランスとして息長く続けていくために大切なことだと僕は思っています。

■まとめ

もしあなたがフリーランスとして独立することを考えているとしたら、「料金設定」はとても重要だし、同時に、とても迷うところだと思います。

個人的に一番のポイントだと思うのは、「料金が高いor安い」ではありません。高くても満足できるサービスが提供できればいいわけですから。それよりも「料金に納得感があること」「一貫性があり、ぶれないこと」が大事だと思います。

ただ、目の前の生活に困っているようでは「安くてもお願いします!」となってしまいがちです。そこで僕が大切にしているのが「取引先を分散させること」「複業化すること」、そして何より「断る勇気を発揮できるだけの金銭的な余力を持つこと」です。

当たり前ですが「セミリタイア状態」さえ作っておけば、イヤな仕事を躊躇なく断れます。そして、自分が本領を発揮できる仕事のみに注力できる状況を作ることができれば、結果的に金融資産からの不労所得に頼らなくても、ビジネスそのものがうまく回っていくはずです。

「そんな余裕を持つこと自体が難しいんだよ!」なんて声も聞こえてきそうですけど、それでも、できない理由を並べて「はじめの一歩」を踏み出さなければ、永遠にゴールにはたどりつけません。まずは節約してコツコツ積み立て投資をするところからぜひ始めてみてくださいね(^^)

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