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フィクションとノンフィクションがごちゃ混ぜのnote

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最近の記事

自分の名前が苦手

親から付けてもらったのだからそんなことを言うのは親不孝だと言う人もいるかもしれない。でも、どうしても自分の名前が苦手なのだ。 病院で名前を呼ばれる時、会食で名前の話題になった時、はじめましての人と名前を言い合う時、名札を着けなければいけない時。すごく辛い。心臓がドクドクして頭がくらくらしてくる。 学生時代、クラスメイトから「名前が残念だよね(笑)」と冗談っぽく言われた。大して関わりのない大人から名前をいじられた。私に言った本人からしたらそんなことを言ったなんてもう絶対覚え

    • 休日の話

      ずっと憧れだった人。 目覚ましが鳴った。二人の好きなアーティストの歌声。今日は休日。 温もりを感じながら隣で眠る彼の寝癖に触れる。人と同じ空間で眠れなかった私が唯一1人で眠るより安心できる存在。温かな布団と彼の腕枕で二度寝をする。 昨日二人で帰り道に買っておいたドーナツをお昼にパジャマのまま食べる。録画しておいた深夜番組を見ながら二人で並んで座る。じゃんけんをして負けた方が2人分のカフェラテを用意する。 ゴロゴロしながらYouTubeを見る。夕方になって、夜ご飯何にす

      • 私の幸福論は恋人とアイスクリーム

        深夜0時、恋人はアイスクリームが食べたいと言った。 一番好きなのは、家から少し離れたところにあるコンビニのアイスクリーム。 アイスクリームを求めて夜道を歩く。まだ昼間の暑さの残る世界で二人は手を繋いだ。     この世界にはまるで恋人と私しかいないように思えた。 アイスクリームを食べながら夜道を歩く。   罪悪感とか未来とか過去とか全部ない世界で恋人と肩を並べて歩く。 アイスクリームを満足そうに食べる恋人の横顔を永遠に眺めていたいと願った。 三大幸福論では、難しい言

        • 夜中に拳銃を向ける

          眠れない夜ほど孤独なものはない。 まるで夜中という物体に魔法をかけられたかのように不安と絶望が交互に襲ってくる。     余計なことが頭に次々と浮かんでは消えていく。 夜中という時間に拳銃を向けた。 孤独や不安にも拳銃を向けた。 理由のない涙や劣等感に拳銃を向けた。 夜中になると判断能力が鈍るということは間違い無いだろう。それもまた然り、アイデアが次々と浮かぶのも夜中であるように思える。 筆者自身も夜中にふとアイデアが浮かびそれを形にすることが多い。 夜中の魔法

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        • #短編小説
          3本
        • 想い
          4本

        記事

          中2の夏の初恋の話

          初めて恋をした中学校2年生の夏の話。    彼と私は同じ通学路だった。 彼はいつも一人で帰っていた。遥か遠くを歩いていた。夕焼けで染まる世界で、私は彼の姿を目で追いかけながら友達達と他愛のない会話をして帰っていた。 部活終わりの少し汚れたユニフォームを着ている彼の姿は普段より大人に見えた。 彼の隣で肩を並べて歩くのが夢だった中学2年生の夏。じっとりと暑さの残る夕方の田んぼ道。「ずっと好きだった」            彼の頬は夕焼けのように赤く染まっていた。   それ

          中2の夏の初恋の話

          夢も目標もない文系女子が就職活動から学んだこと

          大学三年生になった頃、つい最新までまともに大学にさえこなかった友人たちが一斉に黒染めをし、飲んでばかりいたはずなのに学生時代に頑張ったことを自己分析し始めた。        「インターンシップ」「自己分析」「キャリアステップ」難しい言葉に聞こえて、焦りばかりが募る。周りの意識ばかりが高くなり、とりあえず「1dayサマーインターンシップ」とやらに申し込んでみた。参加したはいいものの、1日の半分くらいは会社の説明をされて、そのあとはインターンシップの参加者で構成されたグループで自

          夢も目標もない文系女子が就職活動から学んだこと

          父と缶ビールの話

          プシュッ 父は夜遅く帰宅すると、冷蔵庫から缶ビールを取り出して、ごくごく飲んでいた。 この音を聞くと幼かったころの記憶が蘇る。大きくて、いつも汚れた作業着を着ていて、口数が少なく寡黙だった父の顔が浮かぶ。 子供の頃、父のことが苦手だった。口数が少なく、大柄な姿が怖かった。 思春期になってからは殆ど会話を交わすこともなくなった。 大学生になると毎月仕送りだけが送られてきた。面と向かって「ありがとう」と言えずに卒業してしまった。 大学を卒業して父と同じ職に就いた。父に

          父と缶ビールの話

          繊細さんから繊細さんへ送る 自分らしく生きるコツ(HSP)

          生きづらいと感じる繊細さん(HSP)に、私が経験した過去と少し生きやすくなった人生のコツをお伝えします。辛いと悩んでいる繊細さんに届きますように。 HSP(Highly Sensitive Person)とは、生まれつき非常に感受性が強く、繊細に生まれてきた人のことを指します。 自分では気付いていなかったけれど 「すぐ涙を流してしまう」 「他人の目や他人からの評価を気にしすぎてしまう」 「嫌なことをなかなか忘れられず、頭の中がずっとそのことばかりになってしまう」

          繊細さんから繊細さんへ送る 自分らしく生きるコツ(HSP)

          自己紹介 kiki

          はじめまして。 noteをご覧頂き、有難うございます。    私はkikiと申します。      kiki(希望を記す→希記→kiki)という想いを込めてこの名前で執筆活動を行なっています。 綴る という大好きなことを諦めきれず、自分の限界に挑戦してみたいと思い、本業の傍らnoteを始めます。 いつかこの文章を読んでくださっている方に夢を叶えるところを見て頂けるように頑張ります。 私が考えたことを気持ちのままにnoteを作成していきたいと思います。 宜しくお願