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ティール組織学び始め
ティール組織の読書会の初回が終わった。
まだ、歴史の部分だけだが、すでに学びがあったので書き留めておく。
私自身、オレンジとグリーンだと認識できる組織の両方を経験している。
オレンジの組織で問題としてフォーカスされがちなのが「利益や拡大を目指すあまり、人の心が置いていかれてしまう」こと。
これに気づいている人は多く、相談や対話によって解決しようとする。
一方で、例えば、企業に勤める人がボランティアをする、そのボランティア組織は、お互いを尊重しあうグリーンの組織だとすると、そっちの方が素晴らしいと感じる。
ただし、実際にグリーンの組織で物事を進めようとすると、対話に時間がかかり、決定ができず、かえって多様な意見を言いにくくなる、という事象も出てくる。
このグリーンの組織の最大の弱点はスピードにある。
気持ちとしては、ゆっくりとゆったりと進めようとしても、社会の流れは速い。
機会を逃す可能性が大きくなってしまう。
今、自分が関わる組織がどんな状態でどういう課題を感じているか、組織のメンバーで認識合わせから始める、そんな長い道のりの出発点に立てるのがティール組織の読書会になりそうだ。