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会社、PTA、家庭が抱える行き詰まり
会社、PTA、家庭、人が何かの目的のために集まり一緒に何かを行う、それを仮にチームと呼ぶとすると、このチームがうまくいかないと悩むシーンを思い浮かべて欲しい。
例えば、会社で売上が伸びない、PTAのやり方に疑問がある、家庭の雰囲気が悪い、などなど。
そんな時、あなたはどうする?
・諦める
・原因は何か突き止める
・とにかくコミュニケーションを良くする
・そこから去る
この選択肢だけではないが、概ねこんなことを考えるのかなと想像する。
「このチームをどうしていきたいか?」を話す、という視点で考えるという話はなかなか出にくいと思う。
チームは一人一人で構成されているのと同時に生き物のようにその時々で成長していく。
私はティール組織に書かれていた考え方に非常に共感した。
ティール組織——マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現
じゃあ、チームを成長させるって、具体的にどうすれば良いのか?
ティール組織に書かれている事例だけでは、今の「うまくいかない」状況を良くすることはできない感じがした。
そこで、ヒントを与えてくれたのがこちらの本。
なぜこの人はわかってくれないのか—対立を超える会話の技術
U理論や学習する組織など、概念レベルに近い形で書かれてきた考え方を、非常に具体的にわかりやすいワーク形式に落とし込んで書いている。
どんな流れでどんなことをやっていけばいいのか、それぞれのチームの状況にあった形にカスタマイズもできそうなイメージを持った。
今後、この手法を軸にどんな風にチームを良くするのか、トライアンドエラーとそこで感じ考えたことを記録していきたい。