最近料理が嫌いじゃ無い
カミングアウト
何を隠そう。わたしは料理ができないまま結婚した。
そして義理の母にお味噌汁の作り方やお米の炊き方を教えてもらったのだ。
(結婚時35歳。。。汗)
わたしは食べる事は好きで、仕事は接待が多めだった。
それはひとえに私が飲めるからだったのだが。
食事を作る。というのはもう一つの言語を習得するぐらい大変な事だと思っていた。当然好きでもないどころか、嫌いだった。思うような味にならないから。時間の無駄に思われた。
そんなわたしが最近、インスピレーションで食事を作る。なんとなく今日はこれが食べたい。と思うものをナントナクつくる。それがまぁまぁ美味しく出来上がることが増えてきた。
愉快な気分の効能
食事を作る時はだいたいお酒を飲みながら、愉快な気分でいることがポイント。
そしてはたと気づく。そうかわたしはもう12年も台所に立っているのか。食事を作ることが苦どころか楽しくなってきている。ありがたいことに。
かと言って上手なわけではない。12年もあったら上手になりそうなものだが、そうではない。台所で実験して、だんだん味付けが自分好みになってきただけ。家族は食べれるが、友達に食べてもらうと、え?味ついてる?となるくらい薄いそうだ。
我が家は「わたし以外は」小食なので基本的にご飯が炊いてあって、お味噌汁があれば、まぁ、あとは納豆でも。という考えの夫とそれに従追する息子で構成されている。おそろしく楽なピーポー。
期待値の低さ
それとこの点が最重要だと思われるが、夫がわたしの料理に何も期待していないこと。かれが味にうるさくない事がわたしの心の安定に貢献している。わたしは毎回気楽な心持ちで、まずお酒をコップに入れてから、「さぁて、今日は何にするかな。と考える。
要するに、とても自由にやっている。子育ても同じ容量でやっていきたい。