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「なんでセルフヘルプグループのプラットフォームなの?」
wreathの下村です。
いまインタビューへのご協力のお願いを募っています!
お申込みくださった方、SNSで投稿をシェアしてくださった方、あらゆる形でお力を貸してくださった方、ほんとうにありがとうございます。とても心強かったです。
現時点であと15人の方からご協力いただけると大変ありがたく思っていますが、お願いばかりするのではなく、取り組みへの思いをお伝えできたらと思いnoteを書いています。
ときどき「なんでセルフヘルプグループのプラットフォームなの?」と聞かれます。ヤングケアラーの経験があるならそのテーマにしぼってもよかったのではと。
理由のひとつとしては、さまざまなグループにつながった経験がきっかけとなっています。
生きているといろんなことがあって、そのときどきで必要とするグループは変わるものだと感じています。だから、少し大きな話かもしれませんが特定の領域に特化するのではなく「セルフヘルプグループ」を必要としたときにつながれる仕組みがつくれたらと思いました。
この気持ちは、これまでにセルフヘルプグループへの参加・開催経験がある方々からお話を聞かせていただくなかで強くなっていきました。お話というのは、さまざまなグループにつながった経験というのは私だけではなかったことです。
このときいつも頭に思い浮かぶのは、NPO法人自殺対策支援センターライフリンクさんがまとめておられる『自殺実態白書』にある自殺の危機経路です。
※亡くなるまでの過程を示した図が以下に表示されます。
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![](https://assets.st-note.com/img/1728644258-QcnZi2xLyTsbftmwhA9ogaMJ.png?width=1200)
https://lifelink.or.jp/report/report2013
![](https://assets.st-note.com/img/1728772385-Zfk1iMgTeUzmEnH5pS3wCbAx.png?width=1200)
https://lifelink.or.jp/report/report2013
「自殺の危機要因となり得るものは69個ある」そうです。そして、上記の図や事例からみてもわかるように危機要因は連鎖しています。
さまざまなグループにつながる経験というのは無理もないと感じます。悩みや生きづらさは連鎖していき得る。
そしてもう一つ頭に思い浮かぶのが横道誠さんの言葉。
私は自助グループを10個くらい運営しています。自助グループを人にも勧めるのは、「人とつながったら死ににくい」というのが一つの究極の回答だからです。親と関係が切れていても、パートナーや子どもに恵まれなくても、友人や知人がいなくても、自助グループに行けば、その場を共有できる「仲間」はできる。
もうどうしようもなくつらいとき、しんどいとき、私は大切な人のことを思い出すんですが、そのときにセルフヘルプグループで出会った人たちのことも思い出すことがあります。
しんどくてどうしようもないけど、次のミーティング、集まりの場で、このことを共有できるといいなと思って生きのびる感じがあります。
仲間の語りが自分を生かしてくれたように、自分もまた共有してみることで誰かの役に立てるかも、と思うからかもしれません。セルフヘルプグループにつながれたことは、しんどくてどうしようもないときの生きる理由の一つになっているなと思います。
私は、日常を過ごしているなかで、自分や大切な人が病気や障害をもったり、事件や事故の被害者や加害者になったりする可能性は、誰しもがもっているものだと思います。
そうしたときに、家族や友人に相談をする、病院やカウンセリングにかかるなどさまざまな選択肢があると思いますが、選択肢の一つとしてセルフヘルプグループがあればと思っています。
もちろん、セルフヘルプグループにつながらなければならないというようにはまったく思っておらず、何があうかは人それぞれだと思います。ただ、なかにはセルフヘルプグループが力になれることがあるかもしれません。少なくとも、私はそうでした。
セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みとして、wreathがお役に立てるように、まだまだいたらないところばかりですががんばりたいと思っています。
ただ、こちらの不勉強で大変恐縮ですが、お力を貸していただきたく現在インタビューのご協力を募っておる次第です、、!
24年春にβ版をリリースしてから、ご利用いただいた方々に主にサービスの仕様に関するお尋ねをさせていただきながら利用改善を進めてまいりましたが、インタビューを重ねるなかで、グループの運営に関するさまざまな課題感についても聞かせていただきました。
大切で貴重な場が続くようにお力になれることを精一杯考えさせていただきたく思いつつ、セルフヘルプグループと一言でいってもさまざまなグループがあり、一人でも多くの方のお話を聞かせていただきたく思っています。これまでに当方の別のインタビューにご協力くださった方も、ぜひ改めてお話を聞かせていただけますとありがたく思っています。
プラットフォーム上のサービスに反映できることと反映いたしかねることがあるかもしれませんが、お役に立てるサービスにできるよう、よろしければお力を貸していただけますと幸いです。インタビュー対象の方は以下の通りです。
■インタビュー対象者
以下のいずれかにあてはまる方
・これからセルフヘルプグループを立ち上げようと検討されている方
・すでにセルフヘルプグループを立ち上げ活動されている方
※セルフヘルプグループは「共通の悩みをもった当事者の集まり」といわれ、自助グループ、ピアサポートグループ、当事者会、家族会、患者会などと表現されていることがあります。当事者本人が主催しており、支援者が主催されているサポートグループについては対象外となります。
※インタビュー対象者の方でこれまでにもインタビューにご協力くださった方はインタビュー対象となりますので、引き続きご協力いただけますとありがたく思います。
もしこの度々のお願いにプレッシャーを感じている方がおられましたら申し訳ございません、、。インタビューやアンケートへのご対応をいただくご負担があると思っていますので、どうかご無理のない範囲でご検討いただけますと幸いです。
重ね重ねのお願いを申し訳ございません。
ここまでお読みいただいて、ありがとうございました!
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