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「eスポーツ業界に入る為に何やれば良いですか!」への回答

※この記事を読むのにかかる時間:約3分

ちゃす!
eスポーツ会社「ウェルプレイド・ライゼスト」でeスポーツ漫画Project「COLORLESS(カラレス)」を動かしているプロデューサーです。

この業界で働いているたまに「eスポーツ業界目指してます!何をすれば近付けますか!」という質問を貰います。
で、この質問への回答として一番多いのが「自分で大会を企画/運営してみるのが良いよ」なんですが、ボクの考えはちょっと違ってて。

今日はそんなお話を。

※あくまで個人的な見解だからね!
※それと今回の話はプロデューサー向きの話かも(ディレクター目指しているならまた話は変わる)

数字を作れる人の方がよっぽど有用である

あまり長くしたくないので結論から言ってしまうんですが、ボク場合は「集客の実戦経験を積んでみたら?」って回答する事が多いです。

簡潔に言うと、大会でもイベントでも配信でも何でも良いから、「これくらいの集客数だったものに対して、こんな取り組みをしたら、これだけの集客数に伸ばしました!」という実績を作りましょうって話です。

ボクは人事ではないので信じすぎないで欲しいですが、「自分でも大会企画した事があります!」ってそんなに魅力的ですかね?
そりゃあ「同接10,000の大会を作り出しました!」とかだったら文句は1ミリも無いんですが、「同接10人くらいの大会を企画しました!」と言われても「この子は優秀だなぁ!」ってなりづらい気がする。

それよりも「同接10人だった大会にスタッフとして参加し始めて、自分が考えた施策を実施したら同接100人まで増えました」って言われたほうがボクはぶっ刺さります。

まじかよすげぇぇ!!何やったの!!?ってなる

クライアントに求められているのは数字である

大会/イベント/配信を制作する機能を持った会社は非常に増えています。その中で制作クオリティだけで勝負するのはなかなかに厳しくなってきていて、この時欲しくなってくるのが「プロモーション/マーケティング能力」です。

多くのクライアントは集客数を目標として設定しているので、ただ制作するだけではなく、そのクライアントの目標を達成出来るプランを提示出来る会社が生き残っていくと思います。
つまりはそのプランを作れる人材こそ求められていて、その実戦経験を積んでいる人材こそが重宝されるとボクは思ってます。

究極的には数字が作れるなら大会やイベントにこだわる必要もありません。
※弊社でも制作以外のあらゆる事業を展開しています

ボクが社長ならそんな人材は高い給料払ってでも欲しい

おわりに

集客に困っていない会社は存在しないので、その思考を持っている人材はどの業界でも喉から手が出るほど欲しいはずです。

それにもし仮にeスポーツ業界に就職出来なかったとしても、その実績を引っ提げて就活すればすぐに就職先が見つかると思います。

0から大会を作るよりも、既に世の中に存在している大会や制作チームに参加して、その中で数字を伸ばす実戦経験を積んでおくのが個人的オススメです。

て事で今日もがんばろー!

■COLORLESS(カラレス)公式HP


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