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ラジオ番組×WEBサイトから生まれたWOWOW発音楽コミュニティ "POOL"。 あなたの大切な一曲をPOOLできる、音楽好きが集まる空間を目指します。

最近の記事

POOLのちょっとだけウンチク  第24回 The Rolling Stones『Start Me Up』

このラジオは残念ながら今回が最終回となってしまった。多くのアーティストにレコード愛、音楽愛を語っていただき、とても興味深かった。その人の好きな音楽を語ることは、すなわちその人自身を語ることである。僕もここで多くの音楽と出会ったし、意外な事実を改めて気づかされたりした。何よりいらしたアーティストの皆さんが楽しそうだったことが、嬉しかった。 さてラジオ最終回のアーティストは斉藤和義さん。斉藤さんはPOOL VIDEOの初回のゲストであり、そのとき中田クルミさんと同郷であることが

    • DECO*27 、“ポップパンク”と“ハイパーポップ”を紡ぐ“ボカロ文化圏”が誇る最新ポップ決定打!!!【ふくりゅうの音楽新潮流徹底解析 〜 menu.4】

      2022年の音楽シーンのキーワードに“ポップパンク”がある。70年代に勃発したオリジナルパンク・ロックに比べ、メロディアスで聴き易さが定義のひとつとなったジャンルだ。 90年代、グリーン・デイやオフスプリング、ブリンク182、Sum 41、そしてアヴリル・ラヴィーンを経由して、日本でもTommy heavenly6、Yui、LiSA、Aimerなど、その後のシーンに大きな影響を与えたアーティストが続々登場した。 現在でもビリー・アイリッシュ、スネイル・メイル、オリヴィア・

      • POOLのちょっとだけウンチク  第23回 Gorky's Zygotic Mynci

        今回のアーティストはGLIM SPANKYの松尾レミさん。Gorky's Zygotic Mynciゴーキーズ・ザイゴティック・マンキという風変わりなバンドを、“とっておきのレコード”として紹介してくれた。彼らはサイケデリック・バンド。松尾さんは子供の頃からイギリスのフォークロアが好きだったことからお母さまが「レミ好きだと思うよ」と勧めてくれたそうだ。なんとも粋なお母さまである。音を聞いたとき、僕は完全に60年代か70年代のヒッピーのバンドだと思っていた。ところが調べてみると

        • POOLのちょっとだけウンチク  第22回Karen Dalton『Little Bit Of Rain』

          今回のアーティストはシンガー・ソングライターの片平里菜さん。片平里菜さんは福島県出身のシンガー・ソングライターで、ちょうど東日本大震災が起こった3月11日に、ゲストにお越しいただいた。現在は自然に囲まれた鎌倉に住まいを移し、ゆったりとした気分で、マイペースで音楽制作をしているそうだ。 片平さんの“とっておき”には、そんな片平さんのライフスタイルが反映されているようで興味深かった。カレン・ダルトン。彼女の名は、いわゆるメジャーの音楽シーンには登場しない。しかし、その声は一度聴い

        POOLのちょっとだけウンチク  第24回 The Rolling Stones『Start Me Up』

        • DECO*27 、“ポップパンク”と“ハイパーポップ”を紡ぐ“ボカロ文化圏”が誇る最新ポップ決定打!!!【ふくりゅうの音楽新潮流徹底解析 〜 menu.4】

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        • POOLのちょっとだけウンチク  第22回Karen Dalton『Little Bit Of Rain』

          2022年、注目したいフレッシュすぎる新しい才能5選 vol.2 〜 Hana Hope、RQNY、RAKURA、YABI×YABI、NIKO NIKO TANTAN 〜 旧来のルールや仕組み、レッテルからの解放【ふくりゅうの音楽新潮流徹底解析 〜 menu.3】

          「最近、新曲をディグっていない…」「一歩踏み込んだ音楽通になってみたい」そんなあなたに、WOWOW MUSIC // POOLがお届けするコラム。 音楽コンシェルジュ・ふくりゅうが、今一番熱い音楽シーンをシェアします! 2022年、新しい才能の誕生が続々と止まりません。理由は複合的にあります。テクノロジーの進化によって、デジタルコンテンツの流通革命が起きた結果、アーティストが生み出す楽曲をSpotifyやApple Music、LINE MUSIC、YouTube MUSI

          2022年、注目したいフレッシュすぎる新しい才能5選 vol.2 〜 Hana Hope、RQNY、RAKURA、YABI×YABI、NIKO NIKO TANTAN 〜 旧来のルールや仕組み、レッテルからの解放【ふくりゅうの音楽新潮流徹底解析 〜 menu.3】

          POOLのちょっとだけウンチク  第21回Tom Misch『Movie』

          今回のアーティストはシンガー・ソングライターの竹内アンナさん。竹内さんの“とっておき”はトム・ミッシュの『Movie』だった。トム・ミッシュといえば現代を象徴する才能あふれる若きミュージシャンだ。若干16歳の時にネットを通じて自らの作品をアップロードし始めると、そのクオリティの高さが話題となった。2018年にトム・ミッシュはアルバム『Geography』を発表、一気にブレイクを果たした。 そのトム・ミッシュが昨年末『Quarantine Sessions』というアルバムをリ

          POOLのちょっとだけウンチク  第21回Tom Misch『Movie』

          POOLのちょっとだけウンチク  第20回PLASTICS『TOP SECRET MAN』

          今回のアーティストはDJとして、歌手として、着物スタイリストとして活躍するマドモアゼル・ユリアさん。ユリアさんのとっておきはPLASTICSの『TOP SECRET MAN』。プラスティックス!ユリアさんの年代でプラスティックスが出てくるとは、やはりPOOLは面白い。若い人が、YMOは知っていてもプラスティックスまで知っている人は少ないだろうな。このプラスティックス70年代後半から80年代の音楽カルチャーを語るうえで、とても重要なテクノポップバンドだ。 結成当初プラスティッ

          POOLのちょっとだけウンチク  第20回PLASTICS『TOP SECRET MAN』

          POOLのちょっとだけウンチク  第19回『ゴーストバスターズ』

          今回のアーティストはサニーデイ・サービスの曽我部恵一さん。どんなひねった曲を持ってくるのかな、と思っていたら、ド真ん中のストレート、レイ・パーカーJrの『ゴーストバスターズ』だった。「だって、“上がる”じゃないですか」むむ、確かに。“上がる曲”っていうのは、いつのどの時代にも、(言ってみれば古代から)共通するリズムがある。 『ゴーストバスターズ』は1984年の大ヒットコメディ映画で、主題歌『ゴーストバスターズ』もまた印象的なベースラインとキャッチーな「ゴーストバスターズ!」と

          POOLのちょっとだけウンチク  第19回『ゴーストバスターズ』

          POOLのちょっとだけウンチク  第18回『バレンタイン・デーSP』

          今回はバレンタイン・デーが近いこともあって、ファッションと音楽のコンセプトショップ「BOY」のショップオーナー奥富直人さんを招いてのバレンタインSP企画。中田クルミさんとお互いに「キュンとさせたい曲」をセレクトしてもらった。その選曲はプレイリストで是非チェックしていただきたい。 ところで、「キュン」という言葉は少なくとも僕の青春時代にはなかった。いまや『ポケットからキュンです』という曲があるように、「キュン」という言葉は一般的な単語である。ちなみにweblio辞書で調べてみる

          POOLのちょっとだけウンチク  第18回『バレンタイン・デーSP』

          POOLのちょっとだけウンチク  第17回ヴォルフペック『Wait for the Moment』

          今回のアーティストはandropのベーシスト前田恭介さん。前田さんはわざわざ実家に戻って、収録日ぎりぎりまで“とっておきのレコード”をセレクトしてくれた。当日の朝にようやく選曲が届いたが、それが“うーん、なるほど”と納得させられるラインナップで嬉しくなってしまった。とっておきに選んだのは、ヴォルフペック。このバンド、最高のグルーヴを少人数でやってのける最高のテクニシャン揃いで、実にカッコいい。 ヴォルフペックというと、ドイツのバンドかと勘違いしそうだが、アメリカのファンク・

          POOLのちょっとだけウンチク  第17回ヴォルフペック『Wait for the Moment』

          POOLのちょっとだけウンチク  第16回『セックス・エデュケーション』オリジナル・サウンド・トラック

          今回のアーティストHomecomingsの福富優樹さんが持って来てくれたとっておきの曲はアメリカの大ヒットドラマ『セックス・エデュケーション』のオリジナル・サウンド・トラックからエズラ・ファーマンの『I‘m Coming Clean』。 福富さんによれば、レコードは“物を持っておきたい!”という気持ちを満たしてくれるものでもある。劇場公開される映画とは違いパンフレットもDVDのない、配信のドラマではサントラのレコードがそんな気持ちを受け止めてくれる、と言う。確かに、映画のサ

          POOLのちょっとだけウンチク  第16回『セックス・エデュケーション』オリジナル・サウンド・トラック

          2022年、注目したいフレッシュすぎる新しい才能5選 〜 空白ごっこ、Tele、シトナユイ、秋山璃月、0am 〜 社会背景から読み取るポップ・ミュージックのすごさ【ふくりゅうの音楽新潮流徹底解析 〜 menu.2】

          「最近、新曲をディグっていない…」「一歩踏み込んだ音楽通になってみたい」そんなあなたに、WOWOW MUSIC // POOLがお届けするコラム。 音楽コンシェルジュ・ふくりゅうが、今一番熱い音楽シーンをシェアします! ポイントは“クロスオーバー”、“ジャンルレス” 2022年がスタートしました。名物音楽番組『関ジャム』や『バズリズム』、Spotify『RADAR: Early Noise 2022』、雑誌『MUSICA』など各メディアで、2022年を彩る“ニューカマー特集

          2022年、注目したいフレッシュすぎる新しい才能5選 〜 空白ごっこ、Tele、シトナユイ、秋山璃月、0am 〜 社会背景から読み取るポップ・ミュージックのすごさ【ふくりゅうの音楽新潮流徹底解析 〜 menu.2】

          POOLのちょっとだけウンチク  第15回 ザ・ビートルズ『ゲットバック1969 グリン・ジョンズMIX』

          前回に引き続きWOWOWMUSIC//POOLの新しいコンテンツVIDEOの話をしようと思う。斉藤和義さんの#3「最近ハマっているアルバム」はザ・ビートルズの『ゲットバック1969 グリン・ジョンズMIX』だった。最高級の音響、ぴあのオーディオルームで聴くとまるでアップルの屋上で聴いているような臨場感だ。(しつこいようだが、YOUTUBEでは著作権の問題でその音を流せないのが残念でならない。是非想像していただいて斉藤さんのトークで楽しんでいただきたい)。 斉藤和義さんのデビュ

          POOLのちょっとだけウンチク  第15回 ザ・ビートルズ『ゲットバック1969 グリン・ジョンズMIX』

          POOLのちょっとだけウンチク  第14回 エリック・ショーンバーグ『アコースティック・ギター』

          WOWOW MUSIC//POOLの新しいコンテンツにVIDEOが加わった。VIDEO初のゲストは斉藤和義さん。最高級の音響設備を誇るぴあオーディオ&ヴィジュアルルーム「クレードル」をお借りして、斉藤和義さんの“とっておきのアナログ”を聴きながらトークするという企画だ。 YouTubeでは著作権の問題で残念ながらその音を流せない。(これは何とかならないかと、、、)しかし人間には想像力という素晴らしい能力が備わっている。それを最大限に駆使して最高のトークを楽しんでいただきたい

          POOLのちょっとだけウンチク  第14回 エリック・ショーンバーグ『アコースティック・ギター』

          POOLのちょっとだけウンチク  第13回 U2『New Year’sDay』

          今回のPOOLは「新年に聴くべき音楽」をOKAMOTO’Sのオカモトレイジさんに選曲してもらった。レイジさんはスタジオに来てからも最後の最後まで悩みながらの選曲。とても興味深い曲が並んだ。そちらは是非、HPのプレイリストでチェックしてほしい。 U2の出世作『New Year’sDay』 さて、今回僕は「新年ソング」としてU2の『New Year’sDay』をとりあげようと思う。 この曲は1983年に発表されたU2の名盤『WAR』に収録されていてシングルカットされた。U2の出

          POOLのちょっとだけウンチク  第13回 U2『New Year’sDay』

          気鋭のアーティストの驚きのコラボレーションを推進する音楽プロジェクト、MAISONdes(メゾンデ)【ふくりゅうの音楽新潮流徹底解析 〜 menu.1】

          「最近、新曲をディグっていない…」「一歩踏み込んだ音楽通になってみたい」そんなあなたに、WOWOW MUSIC // POOLがお届けするコラム。 音楽コンシェルジュ・ふくりゅうが、今一番熱い音楽シーンをシェアします! 作品自体がメディア化した、進化し続ける音楽プロジェクトMAISONdes シリーズの楽しみ方。〜 yama、泣き虫、くじら、さとうもか、和ぬか、asmi等が参加。 気鋭のアーティストの驚きのコラボレーションを推進する音楽プロジェクト、MAISONdes(メ

          気鋭のアーティストの驚きのコラボレーションを推進する音楽プロジェクト、MAISONdes(メゾンデ)【ふくりゅうの音楽新潮流徹底解析 〜 menu.1】