「賃貸?購入?」」シリーズコラム 【特集③】戸建て?マンション? それぞれのメリット・デメリットを比較する。
「賃貸?購入?」」シリーズコラムのはじめに(共通)
住宅を検討する際に必ず検討されるのが、賃貸か?持ち家か?という点です。同時にマンションか?戸建てかという視点もあります。これらの比較では都市圏での住宅取得と地方での住宅取得でも考え方が大きく変わりますので一概に比較することは難しいでしょう。(続きを読む)
多くの解説では個人の価値観にゆだねる結論となっていますし、いずれかの優位性を述べる論調には多くの批判的なコメントが寄せられます。個人の経済状況や資産形成の状態、家族構成、取得時の年齢、社会情勢の見方によってどの選択がその人の人生を豊かにするものなのかは変わってくるのです。
WOWHoldingsは高性能な注文住宅を専門に建築しているグループ企業ですが、この記事では必ずしも私達の商品を推すものではありません。住環境をそろそろ変えたい、変える時期だ、将来のことを考えて計画を立てたいとお考えの方がこの記事をご覧になっていると思います。皆さんのご選択に少しでも為になる情報が届けられればと思います。
したがってこの3回の特集シリーズでは以下の視点に分けて情報をシェアしたいと思います。
特集①賃貸か?持ち家か?それぞれのメリットデメリットを比較する
特集②家賃を払う?ローンを返済する?それぞれの生涯コストを比較する
特集③戸建て?マンション?それぞれのメリット・デメリットを比較する
マンションから戸建への住み替える
家を購入しようと思った時に迷うのが「マンションか戸建てか」という問題です。この記事では福岡県内で、実際に戸建て(注文住宅)を販売している私達が、マンションから戸建てに住み替えたいというご希望のご家族の声をもとに比較しています。その比較の中から今は持ち家か?賃貸か?マンションか?戸建てか?の判断の参考にして頂ければと思います。
一般的な比較記事だと、主に首都圏の物件価格や広さの平均値などを下に比較しています。しかし実際に現場で聞くマンションから戸建てへ住み替えたいという方々の声はそこから生活のレベルにまで一歩踏み込んだものが多く、また福岡、熊本では物件価格も状況が異なります。
マンションの間取りの問題
賃貸マンション、購入マンションに関わらず、やはり戸建てを検討する方の多くの悩みが間取りの問題です。悩みには次のようなものがあります。
手狭になった
3LDK,4LDKという間取り数は同じでも、マンションは戸建てに比べると面積が狭いです。その分収納スペースや玄関部分、水回りが狭くなる傾向にあります。子供が1人で小さい時はまだ十分だった広さも、大きくなって物が増える、またさらに子供が増えると使い勝手が悪いと感じる場合があるようです。
玄関が狭くて暗い
マンションの玄関は戸建てに比べると狭いといえます。家族の変化や子供の成長に合わせて靴の量が増えたり、住むときには気にしていなかった玄関の暗さなどから、玄関の狭さ、暗さが不満に思えてくることが多いようです。毎日使う玄関にストレスを感じ、イライラを抑えないといけない暮しになるのは避けたいものです。
このようにモノがあふれる、家事動線が悪い、日々使う部分が狭い。このような間取りへの不満を解消するために住み替えしたいという事例は少なくありません。
マンションの音の問題
集合住宅での問題として音の問題があります。今のマンションは防音対策がしっかりできている物件もありますが、やはり十分ではないことも多く、上下階の音が気になる場合も少なくありません。
他のご家族の生活音はもちろんですが、戸建てに住み替えたいと考えている多くは音そのものよりも「音を気にする生活」に不満があるようです。小さな子供たちは元気で部屋の中でも走り回ります。そんな時にお母さんはどうしても子供たちを叱ってしまいます、「静かにしなさい!飛び回ったら迷惑がかかるでしょう!」と。お母さんは本当は思いっきり遊ばせてあげたいという気持ちとは裏腹に子供を叱っている自分にも嫌気がさしてくるようです。
このように音そのものの問題よりもそこから引き起こされる様々なストレスを解消したいと願うことも住み替えに大きな原因の1つといえます。
マンションの組合、管理費の問題
戸建て住宅に住んだ場合にも、町内会や子供会など地域のコミュニティーへの参加はありますが、マンションに関しては組合があり定期開催されています。共用部分の修繕計画含め細かいことを入居者で決めるのですがこのような集まりもストレスに感じてしまう人もいるようです。修繕積立金は築年数が古くなり都度の改修などにより徴収額も高くなってきます。その額は物件ごとに変わってきます。駐車場代や修繕積立金、購入して所有しているのに月々の費用負担がかかってくる点に不満が積もってくる人もいるようです。
まとめ(マンションと戸建ての特徴の比較)
今回は、データに基づく数字やシミュレーションによる費用比較ではなく、実際にマンションに不満を持つ人の実際の声を紹介しました。金銭的損得や、利便性、広さなど一般的に言われる比較ではなく、マンションへの不満後は意外と住み始めた後の暮らしの中に潜んでいるようです。マンション購入後、住宅ローンの残債が残っている状態での住み替えは簡単ではありません。もし、マンションか戸建てか購入を迷っていて比較的マンションの方をお考えの方がいたらこれからの家族構成の変化を考え、すぐに購入ではなく賃貸で暮してしばらく様子を見るという選択もあるかもしれません。
また、ここまで読み進めて注文住宅(一戸建て)も視野に入れてみようかなと思われた方は、是非、高気密高断熱の高性能注文住宅を建築している私達のグループ、「福岡工務店」・「熊本工務店」に資料請求をして下さい。
最後に一般的にいわれるマンションと戸建ての特徴、メリット、デメリットを簡単に表にします。
それではまた。
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