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自分で簡単にできる!|壁紙・クロスの補修法とお掃除

新築の家でも長く住んでいると徐々に目立ってくるのが壁紙の汚れ。
特に小さい子どもがいると壁の傷も多くなり、時には落書きされることもありますね。

なんとなく難しそうな壁紙(クロス)の補修。

実は小さい傷なら自分で補修することも可能です。

この記事では自分でできる壁紙の応急処置の方法をケース別で紹介します。



壁紙(クロス)の穴埋め|クロス補修キットを使わない場合も紹介

〈ティッシュを使って簡単補修〉
画びょう跡や小さなネジ穴であればお金をかけなくてもティッシュとつまようじさえあれば3分で補修ができます。

・ティッシュをつまようじで穴に詰め込んでいきます
・へこみがない程度に詰め込んだらつまようじのお尻でまわり凹凸模様に合わせて押さえて完成!

〈補修キットを使う〉
ホームセンターに行けば500円程度で小さな穴を補修するキットが購入できますのでお手軽に補修できます。

【おすすめ!】水とドライヤーで自然に補修
パテなどを購入しなくても とてもきれいに補修するもう一つの裏技があります。

ビニール製のクロス限定の方法ですが、画鋲の跡は実はドライヤーと水で補修可能です。

用意するもの
・ドライヤー
・スプーン
・霧吹き

① 穴に霧吹きでしっとりするくらいの水を吹きかける
② ドライヤーの温風を2~3分あてる
③ スプーンの背の部分でぐぐっと押し込む

まるで新品のように穴が見えなくなりますのでお勧めですよ。

賃貸住宅で思わず画鋲を使って穴が開き退去前に軽く補修する際にも使えますね。


壁紙(クロス)の落書きの落とし方

①クレヨン
歯磨き粉を付けた歯ブラシでこすってそのあと水拭きします。
強くこすると壁紙が傷みますので優しくこするようにしましょう。
それでもクレヨンの跡が残ってしまう場合はメラミンスポンジを使って落とす良いでしょう

②水性ボールペン
水性ペンのちょっとした落書きなら消しゴムで簡単に落ちる場合があります。

その他にはガラスクリーナーを付けた綿棒で少しずつ拭き取る方法もあります。

③油性ボールペン
油性のペンでの落書きを消すのは手ごわいです。
石油系塗料、油などに効果を発揮するのが「落書き落としクリーナー」です。600円~1000円ほどで購入可能なので1本持っていると便利ですね。

クリーナーを使わない場合は、水で揺らしたメラミンスポンジで優しくこすります。時間が経過しすぎると落ちにくいのでご注意下さい。またこれだけではなかなか取れない場合もあります。


壁紙(クロス)についた油汚れ・皮脂汚れを落とす

はじめはキレイにしていた新築住宅、5年10年暮らしているとリビングや水回りのスイッチの周りが手垢で汚れ、キッチン周りも「いつはねた?」というような油汚れが目立ってくるようになりますよね。

クロスについたこれらの油汚れ、基本は中性洗剤で優しく吹き上げると言われていますが、アルカリ電解水や重曹より汚れ落ちがいいセスキなどを使えばもっと早く、もっときれいに落とすことができます。

中性洗剤
刺激が少なく素材を傷めにくいです

アルカリ電解水
頑固な油汚れを落として雑菌を分解します

セスキ炭酸ソーダ
強い洗浄力で油汚れにニオイも消臭します

ここでお勧めするのはこれ一択!「セスキの【激落ちくん】」です!

実際に中性洗剤でのお掃除を比較してその強力さと成分の安全性を実感!

シュッと吹きかけてメラミンスポンジでやさしくこするだけ。難しいことは何もありません。絶対おすすめです!


剥がれた壁紙(クロス)の補修

ビニールクロスは専用のノリで壁に貼っています。
切れ目の部分など時間と共に粘着力が薄れめくれてくる場合があります。

壁紙は一度剥がれると剥がれた部分が硬くなってしまいます。
めくれぐせがついている場合はまずはドライヤーの温風を当てて柔らかくし、「壁紙用のり」を使いましょう。

補修用ののりは様々な種類が売られていますが、使い方は基本的にはどれも同じです。クロスにのりをつけて、ローラーなどでしっかりとくっつけること。ポイントは先にも紹介したように再び剥がれないようにドライヤーでクロスを柔らかくしておくことです。


破れた壁紙(クロス)の補修|同じ壁紙がない場合の対処法

壁紙の補修で難易度が高いのが、破れた部分がなくなってしまっている場合です。

予備の壁紙や、同じ品番のものが自分で取り寄せられれば、パッチワークのように貼り付ける方法がありますが、素人ではなかなか難しく、そもそも同じ柄のものが準備できる可能性は低いでしょう。

そこでお勧めなのが、壁紙の凹凸模様の型を取り、薄く補強したパテの上から堅を利用して同じデザインのものを再現するという方法です。

もし、ホームセンターや100円ショップで購入できるリメイクシートで同じデザインのものがあれば、パテの型押し方法でなくとも、それを切って貼る方法もあるでしょう。


まとめ

今回は簡単に自分でできる、壁紙(クロス)の補修方法について解説しました。

専門業者を呼べば出張費だけでもかかってしまいます。だからといってそのままにしておけば毎日気になって過ごしてしまうばかりでなく、どんどん汚れていくきっかけになってしまいます。

簡単なお手入れなら自分でできるようになれば、数百円、数分で補修可能です。この機会に是非気になる部分を補修してみてくださいね。



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