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夢中教室の2024年は、「新たな夢中との出会い」

1年も気付けばあっという間で、2024年も間も無く終わろうとしています。

この1年も、夢中教室を通して多くの子どもたち・ご家庭の皆さまと様々な出会いが生まれ、たくさんの「夢中」や「嬉しい話」がありました。
また、私たちが掲げる「どんな子どもも明日にワクワクできる社会」に向けて、夢中教室自体も新しい取り組みにチャレンジしていった1年もありました。

関わっていただいたすべての皆さまへの感謝の気持ちを込めて、この1年の出来事を振り返りたいと思います。


入会生徒数300人、伴走先生70人突破!

大切にしたいものを大切にできる温かいつながり

2020年より始まった1対1のオンライン教室「夢中教室」は、2024年で累計入会生徒が2024年に300名を、また、夢中教室に在籍する1対1のメンター「伴走先生」は70名を突破しました。

自分を受け入れてくれる「第三の大人」と一緒に、
好きを深め夢中を見つけていく。

そんな「大切にしたいものを大切にできる温かいつながり」があるだけで、
子どもたちは明日に希望を持てるようになるのではないでしょうか。

不登校・不登校でないに関わらず、そんなつながりが必要な子どもたちに届けていけるよう、夢中教室一同2025年も一層尽力してまいります。

年末に実施中の満足度調査は92%!

年末にかけて実施している入会中のご家庭に対する満足度アンケートでは、とても嬉しいことに平均10段階中9.2の評価をいただいています。

嬉しいコメントもたくさんお寄せいただいているので、いくつか抜粋して掲載させていただきます。

学校や先生の対応、親の私でさえ不登校に対する適切な対応ができなかったせいで息子は人を信じることができなくなりました。でもマイクラを通してどんな時も同じ曜日同じ時間に夢中の先生と繋がる時間があったことで息子は救われました。その時間だけは全て嫌なことを忘れて楽しめたから。回復した今そう話してくれています。夢中教室、マイクラ、伴走先生は自分のことを否定しない。だから自分らしくいられる。マイクラの世界ではもっと知りたいと探究心が生まれたり、とことん向き合い続けたことで自分の好きなものはこれだ!と胸を張って言えるようになりました。そして5教科にこだわることなく、自分がやりたいことをやると決め、N高に進むことを自分で決めました。周りと比較することがなくなり、自分らしく前を向いています。伴走先生の存在は本当にかけがえのない存在でした。ありがとうございます!(中学3年生保護者)

毎週、根気強く寄り添って、真摯に向き合って、息子の良いところをみてくださり、ありがとうございます。
教室が終わったあとは、「楽しかった〜」とつぶやく日も多く、また、新しくできるようになったことを教えてくれたりしています。
他者と接したり遊ぶ経験がとても少ない生活なので、ともに楽しめる、また、学びの貴重な時間になっています。
来年も、どうぞよろしくお願いします!(小学4年生保護者)

夢中教室に入った当初から息子に合わせて授業内容を考えてくれています。興味の変化が早い子です。先週の授業時の興味と、今週の授業日の興味が変わっていたり、準備した内容がもう合わない、なんてこともありました。そのため、夢中教室で継続して何かを達成する…ということが難しかったです。
それでも息子の興味の変化に、興味を持って正面から向き合っている伴走先生です。そんな伴走先生と息子との信頼関係は強いものになっていったと思います。
そんな息子が最近、1つのことをやり遂げ、達成しました。息子にとっては困難もあり苦手なこともあり「頑張り」が必要なことでした。それでも諦めずに達成できたのは、伴走先生との「信頼関係」ができていたからだと思います。息子がこんなに根気強く、苦手なことにもがんばれたことに、本当に成長を感じました。そしてそんな一面を引き出し、支えてくれている伴走先生にとても感謝しています。(中学1年生保護者)

少人数制オンラインフリースクール「夢中カレッジ」をスタート

メタバースを活用した新たな教育のかたち

2024年2月からのプレ開校を経て、2024年4月よりスタートした少人数制のオンラインフリースクール「夢中カレッジ」。
開校してから約40人の子どもたちが、この夢中カレッジに通ってくれました。

夢中カレッジは、1クラス最大12名に2名の伴走先生がついて、子どもにあった2つのコースを選んで参加できるのが特徴です。

グループでの学びや、学習活動にも重点をおく「ぐんぐん学びコース」
スタッフとの対話やお友達とのペア活動を通して徐々に人とのつながりを育む「じっくりサポートコース」

夢中カレッジのプログラムでは、SEL(社会性と情動の学習)と呼ばれる自己理解や感情のコントロール、社会の中で他者を理解し共に生きていく力を育む学びに重点を置いています。

授業は学習指導要領に基づきながらも、子どもたちが楽しく学びに取り組める内容に

プログラムのコンテンツは、学習指導要領に基づいて作成もされていて、子どもたちが楽しく社会で必要な力を身につけることもできるようになっています。
そういった背景もあり、神戸市、福岡市、松戸市など様々な自治体で夢中カレッジの活動が出席扱いとして認めていただきました。

リアル教室も開催

海外にルーツのある人と一緒にタコス作りに挑戦!
(プライバシー保護のためぼかしをつけています)

8月には「特別教室」が、夢中教室・夢中カレッジ初のリアル教室で開催されました。
毎週カレッジではあっているけど、初のリアル対面はみんなドキドキのスタートでした。
食品サンプル作りや異文化交流、料理づくりなどを通して、いつも以上の笑顔が生まれ、とても素敵な空間となりました。


コラボニュース

「クラーク記念国際等学校」と包括連携協定を締結

3月に、夢中教室はクラーク記念国際高等学校(クラーク国際中等部を含む)と包括連携協定を締結しました。

子どもが安心して学び続けられる継ぎ目のない環境づくりを目指した連携です。

・ 夢中教室の生徒・家庭に対するクラークの説明会開催・案内
・クラーク在校生による夢中教室の生徒・保護者に対するイベント開催
・クラークの生徒に対する夢中教室の伴走サポート
・クラーク中等部で夢中教室の伴走先生によるキャリア教育の開催
といった連携を進めてまいりました。


Voicy:のもきょう「東南アジアから未来が見えるラジオ」に出演

8月には、2023年Voicy年間ランキング3位(歴史・地域)にも選ばれ、フォロワー数が1.2万人をこえるVoicy「東南アジアから未来が見えるラジオ」に代表の辻田がゲストスピーカーとしてお話させていただきました。


「Teacher Teacher」のスポンサーに就任


11月より、子育てPodcast「子育てのラジオTeacherTeacher」・無料フリースクール「コンコン」を運営する株式会社Teacher Teacherのスポンサー企業になりました。

「不登校問題を解決し、もっと社会を生きやすい場に、もっと教育の選択肢を自由すること」を目指し、互いに協力・連携していくことで、「誰もが自分らしく生きやすい社会」の実現を目指していきます。


キャンペーン 「#不登校からパラレル登校へ」

夢中教室には多くの今の学校が合わない子どもたちが在籍しています。

「不登校」という言葉は、既存の学校に通うことが「正」で、そこからこぼれると「不」であるというニュアンスを抱えているのではないか。

不登校は悪くない、そう誰もが思いつつも、
本当に概念を変えるために別の言葉があったらいいのではないか。

そんな思いから、「不登校の「不」を変えよう #不登校からパラレル登校へ というSNSハッシュタグキャンペーンを行い、多くの方からの賛同をいただきました。


たくさんの嬉しかった出来事

今年もたくさんのニュースがありましたが、
「こんな大人と出会えてよかった」
「こんな新しいことにチャレンジできた」
「毎日が楽しくなった」
そんな子どもたちの新たな出会いにたくさん立ち会えたことが何よりも嬉しく思います。

最後に、格別に嬉しかったお話をシェアさせてください。

夢中教室に通っていた高校生のRくん。

彼は、自分の話を聞いてくれる大人の存在を求めていて、夢中教室のような場所が本当に欲しかったんだと語ってくれました。

そして2年近く夢中教室に通う中で、
「子供たちに寄り添えることや同じ目線で考えてあげられることがある」
そう思い、「夢中カレッジ」のスタッフになってくれました。

得意の絵を中心に、子どもたちに寄り添ったサポートをしてくれています。

夢中教室に出会ってくれた子どもたちへ。

今年もたくさんの「好き」を広げてくれてありがとう。

みんながそれぞれ素敵なものを持っていて、それを大切にしてくれていることが何よりも嬉しいです。
また来年も一緒にワクワクを楽しんでいこうね!

そして、関わっていただいた皆さまへ。

夢中教室はこれからもこんなたくさんの出会いと、チャレンジの機会を2025年もたくさん作ってまいります。
この1年も、夢中教室に関わっていただいた皆さまに、心より感謝を申し上げます。
皆さまにとって、新しい年がワクワクがあふれる素晴らしい一年となりますように。
どうぞ良いお年をお迎えください。

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