ユウ・キイ

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最近の記事

#37 ご乱心か

旅をしてるといつも困ること 荷物が多いな!! これがなかなか難しい。旅を日本各地へ旅し始めたとき、それはもうキチガイな量の荷物だった。 本の山。 絶対に旅中にそんな量読めないのに、だ。 その頃て比べるとかなり成長した。 そしてこの度、スーツケースを新調した。 お気に入りだ。 スーツケースのサイズは少し大きいものにした。 ものは試しだ。 「これでケースの中に余裕ができて気分いいな♪大人になったなー」 そうニヤニヤしていた。 結果、大きくなったスーツケース、

    • #36 同じ顔族

      あれ?みんな同じ顔してる あれ?みんな同じこと言ってる あれ?みんな同じ振る舞いしてる ここ数年、特にここ3年くらい年々と。 「同じ顔族」が大増殖中。 それだけ情報が無数に増え、 色々な“アイテム”の質が上がっている結果か。 リスクをとらずに安心を得る。 それが楽しいのか人類よ。 それがしたい生き方だったのか人類よ。 岡本太郎はこういったらしい。 「安全な道と危険な道、そんなの安全な道がいいに決まってる。じゃあなぜそんな決まりきったことに迷うのか、それは

      • #35 正直者はだれだ

        街がどんどんキレイになっていく。 どんどんきれいに、 どんどん造られたもの(人工物)がふえていく。 これ、、、減りはしないのか? ふだん自然豊か場所で生活することが多いが、たまに都会に出る。 都会はなんでもある。街並みも少しいかないとまた新しいビルが建っている。 都会化が進み、今までになかった新しいものができると率直に「おおーすごいなー!」と思う。 都会の街に滞在中、ホテルに戻るとドッと疲労感満載。 「あれ?いやそんなに歩いてないけどな、、、」 外に出ると、

        • #34 尻の青かったあの頃

          横浜で生活していたときのこと。 あれはたしか桜木町駅だったはずだ。 もう15年ぐらい前になるだろうか、、、 桜木町駅からランドマークタワーへ歩くエスカレーター?(空港にある例のあれ)で進もうとしていた。 一緒にいた友人に、 「あれ?駅のとこ、あんな店あったっけ?」 駅の横にデカデカと『PIE』の文字。 僕「ピーって書いてあるぜ!なんだ?ピーって。なあ!?」 しばらくして気づく、それがピーではなく『パイ』と読むことに。 友よ、俺らCITYBOYになるのはもう少

        #37 ご乱心か

          #33 足の下のそれ

          それです、 あなたのその足元の。 そう、足の下の、 はい、道路? まあ、そうです。 僕はあるとき気づいてしまったんだ。 アスファルトの硬さが違うことに。 「硬っ!ここ硬ぁっ!」 「お、柔らかぁ♪」 そんなことを感じながら都会のアスファルトを歩いていた。 そんなとき、僕はどうしても確かめてみたい衝動に駆られてしまった。 や、やめろっ、やめとけって! そう自らの自制心と葛藤しながらも、 当時インストラクターとして人前で喋る仕事をしていた僕はついに、言って

          #33 足の下のそれ

          #32 嫌われ者の凛々しい横顔

          なんだか年々暑くなってきているかつての避暑地・北海道。 その広大な離島の都市、札幌のとある地下道である風変わりでイカすアートを見つけた。 大通公園〜バスセンター前という名の駅まで地下道を歩いていると、地元民は知っているであろう小さなアートAreaがある。 ここでは代わる代わるなかなか攻めたアートを展示している。 先日みたのは過去イチでビビッドなアート(“ビビッド”の単語を使いたかった)。 それはずばり、『カラスの横顔』展。 展示名は確認し忘れたので、我が命名。 (

          #32 嫌われ者の凛々しい横顔

          #31 ひとりでうたえばこころははれる

          ひとりカラオケ。 日本はとんでもないものを生み出してしまった。 このシステム&文化だけでも、日本には価値がある。 なにせ安い。 そして異常に気持ちいい。 ちょっと表現が気持ち悪かったかもしれない。かも、だ。 ひとりでうたえば好きな曲を好きなだけ歌える。この感動を伝えたいのでこっちの字を使うとしよう。唄えるのだ。 みんなで楽しむカラオケも楽しい。(それなりにな。あ、うそうそ!ちゃんと楽しい汗) みんなで行けば、色々なことを気にする。 え?何を気にするのって?

          #31 ひとりでうたえばこころははれる

          #30 その楽しいが真面目過ぎ

          僕の師匠はなんかときにこう言ってくれた。 なんかのときに(笑) 「人生を楽しく!」 何かに書いてくれたのかもしれない。 なにかに。 この言葉は呪いのように、いや、道標のように僕の支えになった。今もだ。 「人生を楽しく」はいつの日も僕に、明るさと軽さをくれた。 なにか成し遂げないと躍起になっていた20代。 とにかく藻掻いていた。 時が経ち現在、 僕はふざけていた。 あれ?何があった? あるとき思った。 僕は真面目過ぎた。 真面目、といえば聞こえはいい

          #30 その楽しいが真面目過ぎ

          #29 何度も言うさ、何度もな

          いつも言うさ。 何度も言うさ。 迷ったら言うさ。 迷わなくたって言うさ。 あれ?向こうのほうがいいのかな、と心揺らいだら言うさ。 目先の損得にもっていかれそうになったら言うさ。 安心安全安定の安らぎ3点セットがいいのかな、とよぎったら言うさ。 どうする? どうしたい? 周りの人が、じゃないよ。 きみが、だよ。 どうせ生きるなら、楽しく生きなよ。 どうせ死ぬんだから、やりたいことやりなよ。 そう言ってやるのさ、僕は、僕に。

          #29 何度も言うさ、何度もな

          #28 色

          好きな色は何色か。 落ち着く色は何色か。 よく着る色は何色か。 黒、カッコいい色だ。 でもあまり着ない。 引っ張られるからだ。 黒という色に。 ある日言われた。 「〇〇さんは黒と白、似合わないよねー」 え?、、、きっと聞き間違いだろう。 黒はまあ着ないからよし、 え、白も? 黒と白、この色彩2大巨塔どっちも!? そんなことある?一大事だ。 「マジぃー?それやばくなーい?」、と自分の内なるギャルが出そうになった。 ベージュとグレーが好きだ。 落ち

          #27 淡々男の妻は

          ただ_ 淡々と。 これは宇宙兄弟に登場するビンスを表したもの。 ビンスは主人公ムッタの上司だが、 このビンスがめちゃクールなんだ。 ビンスという男、まあ無表情だ。そして無愛想だ。ピンチのときでさえも。 だがこの無表情無愛想っぷりに救われることもある。 アクシデントがあったとき、それを仲間に感じさせないのだ(笑) まるで「ナニカ、アリマシタカ?」というように。 いや、「?」すらつかないほどに。 ナニカアリマシタカ もう「」すらつかないほどに。 このビンスの奥

          #27 淡々男の妻は

          #26 今日は豆腐もらおうかしら

          よく「言葉」という文字を使う、書く。 なぜ言の“葉”なのか。 調べてみた。 が、あまりピンとこなかったので、これはそれを見た僕の解釈。 ①事(言)の端(葉)からきている説。事というと重い印象を受けるため、その端っこという表現で軽さのある印象に。事を伝えることは、気軽にしてもよいもの。 ②ことばを“木”に見立てている。木は色々な種類があり、葉もそれぞれ違う。ことばもそうで、色々な人が発し、その表現・伝わり方もそれぞれでいろいろ。 すごく興味があるけど、、、ピンとこない

          #26 今日は豆腐もらおうかしら

          #25 カモーン

          「〇〇くんはいつもカモーン!の姿勢ができているよね」 いつかの師匠が言ってくれたことば。 駆け出し中の僕は日々勉強の毎日。「変わりたい!」「成長したい!」ともがいている毎日。 カモーン!の姿勢とは、いつでも吸収してやるぞという準備ができているということらしい。 カモーンの姿勢、師匠らしいユニークなネーミングで密かに気に入っている。 いつでも中腰のパワーポジション。いつ小銭が落ちてきても即座にダイビングキャッチ!(実際、常日頃中腰でいるということではありません) 人

          #24 Adoになりたい

          いえ、見間違いではありません。 はい、僕はAdoになりたい。 エイトJAMの「Ado特集」。 Adoはクローゼットの中で歌うらしい。 収録も、関係者はみんな部屋から出てもらい、たった一人で歌うらしい。人目が全くない状況で、だ。 、、、ソノテガアッタカ。嬉しい発見。 歌いたい、表現がしたい。 だが、人と関わりたくない。 いや、言い過ぎた。いや、言い過ぎではない。 「もっと自分を解放していいんだよ」 と師匠からの言葉。 「全然殻から出てこないよね」 とかつての恋

          #24 Adoになりたい

          #23 仮面

          仮面をラテン語でペルソナというらしい。 英語のperson(人)はペルソナが語源らしい。 人の語源が仮面なのか、、 偶に言葉の成り立ちを知ると驚くことがある。 なんか意味が深い、というか本質をついたものになっている。 言葉をつくった人は、すごい。 もっと知りたい。 言葉でいえば、辞書。 小説の「舟を編む」、TV番組「川島明の辞書で呑む」もこれまた面白い。 検索かければ何でも出てくるような時代だからこそ、 言葉のその“奥行き”を楽しみたい。 人がみな仮面を

          #22 サア、ソトヘデヨウ

          ここ最近の数本は、日本人としてのことを書いた。 そこで思ったのが、 日本の、日本人としての魅力を知ったのは、 日本にいたからでなく、 日本人といたからではないということ。 やっぱ、海外に行きたいよなー。 うん、行こう。そうしよう。 必ずしも海外じゃなきゃいけないわけではないが、 やはり、変化が大きいのが良し。 変化を恐れるな。 いや、恐れてもいいから、、、踏み出せ。 膝をガクガクさせながら、 心の臓をバクバクさせながら、 話しかけるとき、喉をキューっとさ

          #22 サア、ソトヘデヨウ