秋の向日葵10
立川 生桃
恵子から今日もラインが着た。昨日のホストクラブでの最後のやり取りについて書いてあった。
私に純純の友達の美容師にラインをして、探って欲しい。そう書いてあった。
1時間ぐらい悩んだ私はラインをしてみた。
内容は、ホストクラブに行ったけど。。。おやすみだったの? そう送った。
しばらくして、既読が付いた。
5分位して返事が返ってきた。
お店に来たの? 知らせてくれたら良かったのに。体調が良くないから、休んでた。
そうなんだ。 お店での名前は?
僕は純って名乗ってた。
そうなんだ。。。何故? 純なの?
別に。。。ただ。。。何となく。。。
そう、返事が返ってきた。
僕の名前は、拓海。 なんだかださいでしょう。(笑い)
ちょっと色々あって、しばらくバイト休むことにした。
そうなんだ。恵子がね。皆でまた会いたいって言うの。。。
彼からの絵文字が
じゃあ。楽しみに待ってるね。
うん。10月になったら連絡するかも・・・。
じゃあ。おやすみ。
おやすみなさい。
すぐに恵子からラインが着ていた。彼から着たラインをそのまま伝えた。
恵子はバイトの彼、拓海くんより。純純とまた会いたい事の方が強かった。私は何となく拓海くんの事が気になった。
恵子からライン電話が結局かかってきた。
私が『何かあったのかな?』と言うと恵子が『どうせ人間関係じゃない?そんなことより純純どうしてるかな?』そう言って、恵子が純純との思い出話を2時間話して眠いと電話を切った。
いつもの事だけど・・・なんだか疲れてしまった。
次の日。朝6時に恵子からライン電話で起こされた。