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呪われた女 34
立川M生桃
たけのこ婆と蝦蟇仙人の姿が変ってしまった。
入れ替わってしまったのだ。
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たけのこ婆になってしまった、蝦蟇仙人は困り果てた。
役行者が、蝦蟇仙人になった、たけのこ婆に・・。
おい。お前。その姿になって、どうじゃ? 悲しいか?
悲しい? わたしゃぁ。 それより、このたけのこの山を復活させたい。
役行者様。 私を助けておくれよ。
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ほほぅ! そうきたか・・・!
お前の持っている、桃の果実。それが宝珠じゃ。
それを弁天様の所へお供えしろ。
できるか?
何処の弁天様かい? 七面天女。七面大明神のことじゃ。
そして、柘榴も一緒に供えるのじゃ。
前に、お前が行った事のある。池の祠じゃ。
えっ。 又、行くのかい?
仕方なく。 蝦蟇仙人になった、たけのこ婆は、七面天女の池へ行く事へした。
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