高校はマジでちゃんと選べ
今までの記事やプロフィールにもある通り僕は高校に3ヶ月しか通ってません。
1学期だけ行って、夏休みの後行けなくなりそのまま辞めました。
現在通ってる大学を卒業できなければもれなく中卒です。
中学も半分行ってないので実質小卒。戦前かな?
弟の進路相談に付き合っていたらいろいろな思いがこみ上げてきたのでここにまとめておこうと思います。
辞めた理由は簡単。
楽しくなかったから。いつものです。
つまんなかったら学校も人生も簡単に辞めるのが僕です。
オタクにならなければ7年前にクソつまんねえ人生とさよならしていたかもしれません。
でも高校がつまらなかったのは自業自得なんですよね。
純粋に高校選びに失敗しました。
選ぶのに失敗したというより選べない状況に追い込んだという方が正しいかもしれません。
生まれてこのかた勉強など中一の前半でしかしたことのない僕は、受験勉強などするはずもなくゲームに明け暮れていました。
高校入試前日にBo2のゾンビをやっていたのを鮮明に覚えています。もちろん成績はカス。特に英語と数学は酷いもので、義務教育で何一つ習得していませんでした。
過去分詞覚えてなくて連立方程式が解けなくてもFラン大学生にはなれます。良い時代だ...
それに加えて片親団地住みの家庭ですから、私立高校に行くお金なぞどこからも出てきません。
本当は通信制に行きたかったんですけどね。ひきこもりだし。
結果的に、公立かつバカ高校の中から選ぶことになります。
ここまではまだマシでした。
幸い国語と社会科はできたので中の下、下の上の高校で先生が話を進めていたのですが、努力したくない、何もしなくても受かるとこがいいという理由で志望校を下の下のド底辺校にしてしまいます。
偏差値は驚きの42。
愛知県尾張学区の公立高校で下から二番目だったと思います。この選択が本当によくなかった。
結果的に入試の半分は寝て適当に面接して底辺校に入学したわけですがまあつまらんことつまらんこと。
具体的に言うと友達がまるでできませんでした。
まずバカ高校なので圧倒的多数派の体育会系。
この時点で既に肩身の狭いオタクくん。
じゃあ陰サイドに行ってみたらソシャゲソシャゲソシャゲソシャゲソシャゲ一生ソシャゲの話ししてるようなのしかいません。
彼らにとってパズドラとモンストはコミュニケーションツールであり言語でした。
第二言語を持ち合わせていないオットセイくんは意思疎通が取れないので話の中には入れません。
一緒に昼飯食う相手くらいはいましたが、どいつもこいつもまるで話が合わないし通じなかったわけです。
この時僕は痛感しました。
学校のレベルはそこに通う人間のレベルでもあったということを。
あの時少しでも努力をして、高校選びをちゃんとしていればと。
勉強は己の選択肢を広げる行為という本質を高校一年生にして肝に染み渡らせていました。
てなわけで嫌々学校に通って夏休みを迎えました。
最初で最後の高校の夏休みはCoDとマブラヴをやった以外に記憶がありません。
で、夏休み明けにサボり癖が発動して2.3日休むと、母がヒスを起こすようになって言い合いに。金がねー行かねえなら高校やめろー金返せーと言われてオットセイ何かがプツンと切れる。
じゃあ辞めてやるよと一言告げて自室から出なくなりました。こうなった時の僕は無駄に頑固です。
てなわけで高校やめちゃいました。アハ。
今思えば、あのまま高校に行き続けてたら自分で学費稼いで進学するという発想にはならなかったと思うし、高校を辞めた後の様々な経験がなくなると思うとわりと辞めて良かったのかもしれません。
僕を形成しているのも社会不適合ソウルそのものです。
高校辞めたって経験がなければここまでこのソウルは育まれなかったでしょう。
やっぱり学校は社会の縮図ですから、社会不適合を自称するのであれば学校の一つや二つ中退しておかなければ箔がつきませんよね。
それでも、高校を辞めたことはすごく後悔しています。
勉強をしたかったからでもないし、学歴に傷をつけたかったからでもないし、まさか高校に愛着があったわけでもないです。
ただ単に、青春したかった。
どんな底辺校であろうと、感受性溢れる貴重な15-18を過ごす高校の3年間は特別なものです。
僕はそれを自分からかなぐり捨てました。本当にもったいなかった。
みなさんにはあるはずの青春の3年間が、僕にはないのです。
高校中退Fラン大学生でも学歴コンプはまるでありません。
ただ、高校生活を失ったことで青春コンプが四年前からまとわりついています。
一生物の高校の友達もいなければ、打ち込んだ部活もないし、淡い同世代との恋愛もないんです。
みんなが青春を送っている間、僕はパソコンの前で鬱になりながらエクセルの入力をしていました。
小中とずっとアニメで見てきて、憧れ思い描いた高校生活は、どれだけ後悔しても取り戻すことはできません。
それがただひたすらに悲しくなる時があります。
もし、高校を辞めるか悩んでいる人は少し立ち止まってみてください。
あなたが過ごしている高校生活は貴重な、今だけのあなた自身のものです。
それを失ってまで辞める理由があるのかを考えて欲しい。こうして今の僕みたいに後悔しないように。
また、これから高校を選ぶ人は、目先のことや高校を出た後のことなんかより生活する3年間をイメージして選ぶことを強くオススメします。
どの選択が3年間を自分にとって充実させて過ごせるのかを考えて欲しいです。
大学のための勉強なんて、塾でも参考書でもいくらでもやりようはあります。
でも、高校生活に替えはないんです。
青春もののアニメやエロゲを見ると沸々と湧き出る想いを記事にしました。
やっぱ、昔は好んで見ていた学園もののアニメとかは高校を辞めたあたりから自然と遠ざけるようになってしまっているんですよね。
先輩キャラがもう年下でショック現象、あれに青春コンプがダブルパンチしてくるもんですから結構しんどい。
叶うなら、この記事は五年前の自分に見せたかった。
オットセイに課金してもガチャは回せません。