脂肪と糖 suck my lips

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ルッキズム論点まとめ

はじめに『現代思想2021年11月号 特集 ルッキズムを考える』においては、各々の差別問題の専門家がルッキズムを語るというタイプの論稿が多数掲載されました。以下では、まずこの内容をまとめさせていただいて、そのうえで新しい観点からの考察を行います。 ルッキズムだけで食える学者が出てくるようになるためには、ルッキズムを一領野として確立させる必要がある。(かつては「フェミニズム」も、それ単体で一学者の生涯の研究対象領域となるとは思われていませんでした。) そしてそのためには、ルッ

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    • 千葉雅也氏『現代思想入門』入門-後半

      最後は本書から、どこに行くのか、千葉氏の境涯とともに解説します。

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      • 千葉雅也氏『現代思想入門』入門-前半

        中立的な入門書としても、かつ1つの時代的な特異性を背負った作品としても、解説を差しはさみつつ、ハイライトを見ていきます。

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        • 大学からの現国 京大入試を題材に vol.2 2017年 大問1「山村の秋」

          はじめに現代文が得点源だという人は少ないでしょうし、その意味では需要がないかもしれないですが、「文系で、ある程度国語の配点には気をはらわない訳にはいかない」、「現状全く歯が立たないという訳ではないが、どうも解答・解説が腑に落ちることが少ない」という方に読んでいただければ良いと思います。尚、要素加点式の採点対策や受験的な正答については予備校などの解説書を参考にしてください。読者対象は、「赤本や青本は物足りない」、もしくは「赤本や青本以前の部分で、日本語を納得するまで読みたい」方

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          京大哲学科が京大入試国語を解いてみた vol.1 2018年 大問2「影」古井由吉

          はじめに ご存じの通り、大学は入試の採点基準を公開しません。なかでも模試の結果から本試の結果を予測しずらいのが国語の(旧)現代文です。 模試の結果から計算される合格率は「とある時期に、とある問題、とある採点方式で、これくらいの点を取れた人は、本試でこれくらいの点数を取る可能性がこれくらいある」ということを表します。あくまで本番と近い受験者層を集めて形式をそろえて争った場合の受験者の位置が問題になっているだけで、問題形式と採点形式への適性は必ずしも関係がありません。 事実、

          京大哲学科が京大入試国語を解いてみた vol.1 2018年 大問2「影」古井由吉