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VRChat一年街道

しゃ

今回はVRChatの世界で一年間過ごした猫の話です。例によって読みにくい文章です。さらに「〜だ、〜である」に挑戦したので覚悟してください。よろしくお願いします。

出発

私はVRChatの世界に写真を撮りに来た。
当初はChatの部分を使うとは考えてもいなかった。本気で写真しか撮らないつもりだった。現実的かつ非現実的なバーチャルの世界でかわいいアバターを撮影、自撮りをしてインスタにアップしようとしていた。
しかし最終的にそれは、ひとつの要素でしかなくなっていた。

道中

いつしか人に会うことが目的となり、そこが人生で第二の家となった。コミュ障の私でさえ「あの人たちがいるあの空間に行きたい」と思えるほど居心地が良い物だった。人と話すのは苦手なはずなのに。口数は少なかったが、話さずとも楽しい空間であったのには違いない。

傾聴することは私が唯一自信を持って言える長所だと自負している。
日常生活で毎日多種多様な職種、趣味、年齢、性別の人に出会うことは難しい。インスタンスにいる人たちの貴重な経験や話を聞くことは、私にとって貴重な経験である。

ほぼ毎日いろんな人たちと他愛のない話をする。それだけ聞くと下らなく聞こえるかもしれない。でも、私はその空間が大好きだった。

末路

この世界に来て一年が経過した。
出会い、別れ、オフ会、お砂糖、無言化※。他にもたくさん変化があった。
でも変わらずその空間が好きなのは、そこにいる人たちに、言葉では表しきれないほどの魅力があるからだろう。

※(無言化についてはまた今度別記事にて)

私は一年間で約800時間この世界にいた。この時間がなければ今の私は存在しないだろう。
ここで出会った全ての人に感謝の正拳突きを。

そして、これからもよろしく。

フレンドさん皆大好きm(*_ _)m

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