青山龍子

パリと東京を行ったり来たり、また行ったりしながら無店舗で完全個別対応で注文服を作っています。 シャツがメインですが、ご要望次第でジャケットやコートもフルハンドで作ります。 着衣状態からでも目視で正確なサイズ測定ができる眼を持っています(職人あるある・・笑)

青山龍子

パリと東京を行ったり来たり、また行ったりしながら無店舗で完全個別対応で注文服を作っています。 シャツがメインですが、ご要望次第でジャケットやコートもフルハンドで作ります。 着衣状態からでも目視で正確なサイズ測定ができる眼を持っています(職人あるある・・笑)

最近の記事

ゴスロリ、ガチ勢が経理をしている超優良企業がありました。笑

最近、他所の会社に伺うことが増えました。先日、ある企業の社長に呼ばれたので伺った際、ゆるふわ系美人秘書に通されガラス越しにオフィス全体を見渡せる部屋で待っていると、奥に方に、なんとも異様な存在感・・・・・ ゴスロリがMacBookでなにやらタイピングしています・・・ ********************************** 「あ~~、すいませんでした・・お待たせしてしまって・・」 「い、いえ・・それより、あの方・・・」 「あ~~、うちの経理の子だよ」 「

    • 古着ネイティブは日本の未来。。

      巷では有名なお話のようですけれど、最近驚いたお話。 多くの引っ越し屋さんがIKEAの家具はお断り・・。お客様に組み立てをさせる前提で販売するので、なかには組み立て精度が甘いものや、そもそもの製作精度も甘いので、移動させるとき破損させる可能性が高くて引っ越し業者に賠償責任の可能性が生じることがあるからだとか。笑 そんなもの販売して良いのかと思いますけれど、販売されていますね。笑   価格が高い安いにかかわらず、結局は使い方次第でもありますけど。    少々お高くても修理で

      • だから~~~!! 女だからってなめんなっつーの。。笑

        社会に出てから「勝負」をしたことがない。。なにかの競技やコンテストやコンペティションなるものに参加したことがないからだ。すなわち、なにとも闘っていないから、なにかに負けたと思ったこともないのだ。。笑 「勝ち組」とか「負け組」という言葉は多分昔からある。しかし現代の使われ方としては新種の弱者が使いだした新しい言葉ではないかと思っている。収入とか学歴とかマンションの階数とか車のグレードとか至る所で勝負を仕掛けてくる哀れな弱者がいる。笑 時には生まれ持ったもので変えようがないも

        • あなた、普通じゃありません。。

          前回から、20年は経つだろう。中学生の時に教師から言われたことと、同じ言葉を、今日再び言われてしまう。。笑 私のアトリエに、服のお仕事とは異なる理由で不動産ファンドの方が来る。ある案件のことで、まぁ私がお断りするのを分かって来ているのだが、それでも来る。断ってもまた来る笑。多分とんでもないエリートビジネスマンというヤツだ笑。こういう方は例外なくご自分の時間の使い方には、特にシビアなはずなのに、また来る。 本物の営業というのは、商品を売っているのではなく自分を売っている。。

          昔も今もパリがファッションの中心??へ~~へ~~。。笑

          まずは、こちらをご覧ください。。笑 こんなん、ただの  ポール・スミス  ですやん。笑   出典: art studio maeda こんなん、ただの  アナスイ  ですやん。。笑   出典:kusakabe kimbei こんなん、ただの プラダ  ですやん  笑                   出典:iwillvisitjapan.com こんなん、ただの ETRO ですやん  笑                    出典:kusakabe kimbei

          昔も今もパリがファッションの中心??へ~~へ~~。。笑

          日本ってギャラリー少なくないですか?

          先日初めてスカイツリーに行って改めて東京ってすごいところだなと。  ロンドンやパリやニューヨークでも展望台みたいな場所に行ったことがありますけど、東京ほど、ずーーっと建物がある景色はありません。世界中行ったわけではありませんけど、圧倒的に世界一大きな都市じゃないかと個人的には思います笑。パリやロンドンでも、車で走ったらすぐに田舎ですから。 でも、こんなにすごい大都会なのにギャラリー少なくないですか?    美術館はそれなりにあると思うんですけど、街中でサッと入れるギャラリー

          日本ってギャラリー少なくないですか?

          なんだかんだいっても、見た目は大事だなぁ問題。。笑

          「私は本気で結婚相談所に入会してるの! 真面目に婚活してるのに・・」 「まぁまぁ、そうはいっても縁なんだから・・・笑」 「こっちがいいと思ってる人からは、絶対断られるのよ・・100パーよ!」 「それは自信喪失しちゃうわね。。笑」 「ほんとに・・・なんでだろ・・」 「お見合いパーティーに行ったときの写真見せてみて」 「はい。コレ・・・・」 「・・・・あ~~~~~分かった。。」 「なになに?」 「独身の私がわかったなんてアレだけど、たぶんあなたスーツで行くの

          なんだかんだいっても、見た目は大事だなぁ問題。。笑

          そこそこ高い給料を維持するため会社の規模拡大を無視しています笑

          私の会社は規模の拡大が成長とは微塵も思ってないので社員は2名。           これ以上増やさないことも決めています。  昨年の今頃、コロナが深刻に捉えられ始め、先の展望が全く分からない時期売り上げが減少していないことなどもありフランス政府からの補助金の受給資格がなかったので急場しのぎに社員2名と相談して500万円の一時支給をしました。(私ももらいました笑)その後も私は日本でお仕事が出来ていたので例年と同水準の給与支払いも出来ました。社員2名は私以外の職人数名の受注窓口

          そこそこ高い給料を維持するため会社の規模拡大を無視しています笑

          着物警察の尋問を受けました。。笑

          ときに、天気がいい日は、着物で過ごすことが好きなのです。 今日、信号待ちをしていたところ、日本橋三越から出てきたご婦人数名から路上で着物警察の尋問を受けました。「あなた、そのお柄少し季節がお早いんじゃないかしら?」「え?そうでしたか・・すみません」「いいのよ。あとその帯ねぇ、お着物の色と合ってないわねぇ」「す、すみません(全否定か笑)」すこしコーディネートを遊び過ぎたか・・セオリーは勉強しているつもりだったのだが・・しくじったか笑 ときには着付け、お端折りの長さまで指摘され

          着物警察の尋問を受けました。。笑

          50歳が本物の女への入り口 ✨

          フランスでよく聞く言葉ですけど、日本では聞いたことがありませんね。笑まぁいいです。文化の違いですから。私はあと15年ほどですが、そもそも自分の年齢のことで、何かが出来る出来ないの基準に考えることが少ないので普段は自分の年齢のことなんて忘れています。結婚と出産を諦めているから年齢というモノサシにブチ当たることが少ないのかもしれません。でも、そもそも日本では年齢によって判断されたり何かを制限されたりすることが多いですね。 「そんな年でなにしてんの」「まだ若いから無理だよ」「いい

          50歳が本物の女への入り口 ✨

          服も、いまだ完全自動で出来上がるには程遠いのだ!笑

          車の完全運転自動化も、まだまだ簡単ではないようですね。車と比べてはいけませんが、それに比べたら服の製作自動化なんてもっと簡単にできるように思いますがそうはなっていません。「自動」の定義にもよりますが、まだまだ人の手が必要です。だからこそ人件費の安い国に工場をシフトさせているのだと思いますが、正直そんなこと、服を買う理由にはならないから服の世界では、自動化はほぼ大企業の利益率をあげるためだけの発明です。 さて問題です。下の3枚の写真。ニットのお値段を予想してください。。笑

          服も、いまだ完全自動で出来上がるには程遠いのだ!笑

          「それうまくいかないよ」同じ経験したことあっていうとんのかワレ笑

          まぁ、なんにでもケチをつける方はいるので、あまり気にしない方ですが、なおさら火が付きますね笑。逆効果やったで、ブルックス着たおっさん笑 あらゆるファンディングが必要ないこと。労力を時間で算定しなくてよいこと。固定費が極端に少なくて済むこと。売れなければ失敗という考えがないこと。準備は慎重に進行してるんや。まずはやりたいこと優先でやったほうがええやろどう考えても。もしダメでもあんたに迷惑かけるんか?上から目線でいいたいなら、うまくいく方法の指導やアイデアなどの助言やろ。とはい

          「それうまくいかないよ」同じ経験したことあっていうとんのかワレ笑

          服買う時、服屋でなくても良くない?

          いろいろと次のアクションを模索中。以前から感じていたことですけどコロナが来る前から「空間の有効利用」ってムズない?と思っていました。使っていない所にも家賃が発生してるのになーとか。大家としては、そんなこと言えなかったけど・・それがコロナで激変。 そして相変わらずスタバはいつも混んでいる。スタバで服売れないかな。応援する作家さんたちは自分の製品作りには妥協しない。値段が高くなる。それでも買う人はいる。それを探し当てるのにIT系の人たちはとんでもない投資をしているはず。そんな投

          服買う時、服屋でなくても良くない?

          誰が、なに言うとんねん!。。笑

          「あんな、いい彼氏いないんじゃない?」 「・・・・」 「ちゃんとした会社に勤めてて、真面目な人なんでしょ?」 「・・・・」 「ちょっとセコイからって、すべてネガに考えるのは良くないわ」 「・・・・」 「一人は寂しいわよ。。早まらないで。。」 「誰が、なにいうとんねん!」 「・・・す、すみません・・・」

          誰が、なに言うとんねん!。。笑

          もう「古く」ならない。

          銀座の奥野ビル  *この写真はSUMAUというサイトからいただきました* コロナ禍のいまでも外国人を含めこのビルの写真を撮っている方をよくみかけます。うちのご近所笑。1932年に左側の本館、2年後の1934年に右側の新館が竣工されたそうですから築90年ほど経っています。当然周辺との違和感がすごい笑。 このビル裏の中央通り沿いにはキラリトギンザ、築7年のビルがあります。こちらは新築時オーナーだったオリックス不動産から現在ではアゼルバイジャンの政府系ファンドに売却され詳細は知

          もう「古く」ならない。

          MODEって服のことではありません。

          かつて働いていたフランスのブランドでモデルオーディションを見学したことがあります。服が綺麗に見えるモデル、というだけだったら正直誰でも良さそうなくらいすごい体型の人たちを選んでいます。なにが違うのか。なにが違わないのか。結局見えているもの以外のなにかを探しています。ある意味特殊な状況であるオーディションでなくても、見えていないことのほうが大切ということは多いと思います。見えていないものほど本質。 noteを始める時、服職人だからシャツの作り方とかスーツの作り方とかを書こうか

          MODEって服のことではありません。