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卵子凍結 “超” 詳細レポート (卵子凍結した話)


私は2019年8月に都内の産婦人科クリニックで卵子凍結を行いました。
初診から終診まで、要した日数は35日。総支出は756,140円でした。

卵子凍結。いま現在、妊娠できる可能性が低く、でも将来子どもを持ちたいと願っている女性のために用意されたひとつの手段です。今これを読んでいるあなたにとって、今日が人生で最も“若い”日です。卵子凍結とは、可能な限り若く、流産しにくい卵子を体外で凍結保存しておくことにより、妊娠の可能性を“出来る限り”高めるためのひとつの方法です。※ただし、100%推奨されている方法とは言えません。

このnoteは、卵子凍結をするかどうか本気で迷っているかた、卵子凍結をしようと思っているけどどうしても踏み出せないかた、卵子凍結をしたいけどどういう手順を踏んでいいのかわからないかたのために書きました。

実際にどういうことをするのか?何にいくらかかるのか?どんな選択肢があるのか?どのくらい仕事や日常生活に支障が出るのか?副作用や失敗したときのリスクはどれほどのものか?そして、「どのくらい痛いのか」?


そういった疑問を解決すべく、ひとつひとつ、丁寧に記していきたいと思います。

詳細な情報が必要だと思ったので、私の体調、生活、環境など必要だと思われるすべてを載せました。もちろん個人情報ダダ洩れです。

でも、私も卵子凍結を決意したとき、詳細なレポートがなくてとてつもなく不安な思いをしました。莫大な金額をかけて、途中で引き返せないわけですから、万全を期して臨みたいですよね?私も、事前に知っておきたかったことがたくさんありました。病院側は患者サイドにすべてを教えてくれるわけではありません。蓋を開けてみなければわからないことばかりです。そんな風に、未知の処置への不安と恐怖のただなかにある女性のために書きました。

本当に本当に必要な方だけに読んでいただきたいと思います。



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