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仕事を辞めなくても行ける?5年ぶりの海外旅行へ
フィノバレーAdvent Calendar 2024 23日目の記事です。
こんにちは、推進グループ・インサイドチームの茂木です。
コロナをきっかけに、フィノバレーの働き方は大きく変りました。それは、人事担当から7日目の記事で紹介してくれています。
ワークライフバランスの考え方は、人それぞれですが、自分では充実したプライベートは、仕事にも良い影響をもたらしてくれると信じています。そこで、今回は、11/22(金)・25(月)~29(金)の合計6日間の私の休暇取得事情について書き留めておきます。
私のこと
世界の素晴らしいもの、絶景を見てみたいと、世界の遺跡・建築物や絶景巡ることにハマって、20ヶ国以上訪れました。旅は心も充電できるため、仕事を頑張るためのモチベーションにもなっています。
そのため、休みが取得しやすいかは、自分にとっては必要確認事項の一つ。もちろん採用面接で訊きました。
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フィノバレーの休日
2019年4月の法改正により、年10日以上の有給休暇が付与される全ての労働者に対し、毎年5日間、有給休暇を取得することが義務付けられたことは、皆さんご存知かと思います。
以前は、フィノバレーにも7月~10月の間に3日間取得可能な夏季休暇がありましたが、2020年から、この夏季休暇を廃止し、年間を通して取得可能な有給休暇への組み込みが行まれました。実質的に夏季休暇として付与していた日数を有給休暇にプラスして付与されることになり、年間を通して無理なく有給休暇を取得できるようになったのです。
これで、いつでも海外旅行できるぞ、と思った矢先・・・
思わぬ伏兵
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、わずか数ヶ月で世界的な流行となり、渡航制限は解除されたのが一昨年のこと。ウクライナ侵攻の影響で、燃油サーチャージは爆上がり。
アジアだったら行けそうだけど、どうしようかと、なかなか踏み出せない状況にありました。
ニュージーランド行きを決意
さて、どこに行こう
円安もしばらくは続きそう。どうせなら、思い切って海外に行こう!
プロジェクトの今後のスケジュールと休暇期間の引継ぎを考え、秋ぐらいにしようと思い立ち、旅行会社のサイトを見てみたものの、金額を見て躊躇。いやいや、5年ぶりだからいいよね?と自問自答し、自分の頭の中にある行きたい場所リストと照らし合わせて、ようやく決定。
上長への報告
フィノバレーでは、定期的に1on1(所属によっては、2on1)ミーティングを実施しており、グループ長とチームリーダーには、その場を借りて話すことに。6日間の有給休暇を取得する予定だったので、内心ドキドキでした。
「どうぞ、行ってらっしゃい。何ならワーケーションしてきていいよ。」とグループ長。
「いいなぁ。」とチームリーダーがぼそり。
社長にも別のミーティングで報告。
「北と南どっち行くの?」両方だと答えると、「オークランドは行く?」と更に質問。実は、社名の英語表記とスペル1文字違いの Fino Valley というワイナリーがあるので、どうせなら行ってみればということでした。
という具合で、すんなり了承いただけました。これが7月のこと。
出発準備
1週間前に、ようやく入国するのに必要な手続きに着手。
NZeTA(ニュージーランド電子渡航認証)の取得(入国の72時間前までにHPまたはアプリから申請。英語のみ。HPからの申請費はNZ$23(約2,000円)。アプリからの申請はNZ$17(約1,500円)なので、もちろんアプリから。その他に、IVL(環境保護・観光税)がNZ$100(約9,000円)。こちらは9月まではNZ$35(約3,100円)だったのですが、だいぶ値上がりしました)
※当時のレートで、キリよく90円で換算
スケジュールの調整がしやすい社内業務に前倒しで取り掛かり、クライアントのプロジェクトに係る業務は引継書の作成。最後に不在通知メールを設定して退勤。
成田空港に着いてからNZTD(ニュージーランド入国申告)を提出
(10月から提出はオンラインのみとなり、機内で申告用紙の配布はされません。申告は出発24時間前から可能。こちらは日本語の言語選択ができます)とNZドルへの換金。
結果だけ言うと、換金しない方が良かったです。ニュージーランドはキャッシュレス化が進んでおり、現金お断りのお店が多いです。念のため5千円ほど換金しましたが、スーパーぐらいでしか使えませんでした。個人的には、クレジットカードさえあれば、滞在するのに困らないと思います。
そして、いよいよ出発!
ニュージーランドでやりたかったこと
1. 絶景を見る(テカポ湖のルピナスの花畑)
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2. 絶景を見る(満点の星)
テカポ湖とマウントクック国立公園内で、星空観賞。11月は春ですが、日照時間が長く、太陽が沈むのが21時頃。深夜になってようやく見ることができました。
残念ながら、スマホしか持っていかなかったため、写真はありません。
3. トレッキングをする(マウントクック国立公園)
1日目は、1番人気のあるフッカー・バレー・トラック(Hooker Valley Track)。途中で3つのつり橋を渡り、ゴールのフッカー氷河湖を見ながらランチ。復路で途中にケア・ポイント・トラック(Kea Point Track)に寄ってホテルに到着。深夜の星空観賞に向けて、昼寝も。
両方とも整備されていたので、歩きやすかったです。何回か行動食を食べたり写真をとりながら約18km5時間歩きました。仕事のことは頭の片隅にもよぎることはありませんでした。
普段8,000歩いたぐらいでは表示されないコメントがGoogle Fitに表示されました!
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あんなにも歩いたのに、翌日はまったく筋肉痛はありませんでした。(スプレー式鎮痛消炎剤のおかげかな?)
2日目は、ホテル裏のグレンコー・ウォーク(Glencoe Walk)へ。往復で40分程度でしたが、トレッキングではなく登山だったため、体感的にはこちらの方がきつかったです。
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最後に
他にも様々な場所を巡り体験し、念願の夢を叶えることができました。
リモートワークによる運動不足やストレスから解放され、だいぶリフレッシュできたので、これからも仕事をもっと頑張れそうです。
これもひとえに、こころよく送り出してくれた上長と、不在中にフォローしてくれたインサイドチームのおかげです。
改めて、感謝いたします。ありがとうございました。