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Family Vision Foundationとの出会い

Family Vision Foundationを初めて知ったのは開発コンサルタントでルワンダOV会会長の松山匡延さんという方からの紹介でした。2人の青年が貧困層の子供たちにも良い教育を施したいと願い、自費で学校を設立。必死に資金を集めたり、日本の友達にお願いしてクラウドファンディングを通じて資金調達したりという努力を重ね、なんとか開校までこぎつけました。しかし、悪い奴はどこにもいるもので、自分たちが当初借りていた土地や建物はその悪い奴に没収され振り出しへ。

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それでも不死鳥の如くではないですが、教育にかける情熱と地域の賛同を得て、再び資金を集め、開校することができましたがまだまだ物資は足りていません。そんな話を聞き、私が所属する聖徳学園中学・高等学校の中にある有志組織「国際交流ボランティア」生徒たちに相談したところ、全員が「支援しよう。」という意見でまとまり、早速活動に取り組みはじめました。当初目指していたのはアフリカ布で商品を開発しそれをイベントで販売、その売り上げを現地に寄付するというものでした。これが驚くほどうまく行かない。全く売れない。確かに素人高校生が作ったものにお金を出そうという人なんてほとんどいません。

メンバー全員がっかりしていたのも束の間、次のイベントがすぐにやってきます。みんなで知恵を出し合い、次に目指したのはワークショップ形式にしてそれに対して値段をつけないという方法でした。アフリカ布を使って何かを一緒に中高生が子供たちと作る代わりに寄付して欲しいという発想です。これが驚くほど今度はうまく行きました。中にはワークショップをやる時間はないけど寄付だけと申し出てくれた方々もいらっしゃいました。今では各イベントでのメインコンテンツとなり、持続的にFamily Visionへの寄付金を集めることができるようになっています。

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そのFamily Vision Foundationですが、今回コロナ 禍でルワンダ国がロックダウンした影響により子供たちを登園させることができなくなりました。登園させないということは学費を徴収するわけにも行かず、今は貯金を切り崩している段階です。その貯金もあとわずかなところまで来ています。万が一乗り切れても大幅に貯金を減らしてしまったのは確か。彼らは将来的には小学校、中学校、高校、大学と一つの学園にしていきたいという壮大な夢を持っています。

教育は全てのハブと言われるように、国を良くする為に欠かせないものです。彼ら二人の持つ夢はジェノサイドという悲劇を経験した国の希望となり得ると思っています。ぜひ、ご支援の程よろしくお願い致します。

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世界を旅するTraveler。でも、一番好きなのは日本、でも住みたいのはアメリカ・ユタ州。世界は広い、というよりも丸いを伝えたいと思っている。スナップシューターで物書き、そうありたい。趣味は早起き、仕事、読書。現在、学校教員・(NGO)DREAM STEPs顧問の2足の草鞋。