(なかよし学園)カンボジア、地雷と戦い続ける仲間
今日はカンボジアの友達を紹介します。彼の名はアキラ。日本人のように聞こえますが「アキ・ラー」というカンボジア人です。アキラが生まれたのはポルポト率いるクメールルージュが独裁政治を行なっていた頃。彼は5歳で両親を殺され、10歳の時に誘拐され少年兵になりました。彼は「no choice(選択肢が無かった)」と当時を表現します。自分の意思ではなく、殺されないために銃口の脅迫に従う。そんな日々でした。20歳の時に戦争が終わり、彼が見たものは「自由」でした。好きな場所へ行ける。好きなものを食べられる。好きな音楽を聴ける。好きな人と話せる。20歳にして手に入れた自由。でもすぐにそれは悲劇へと変わります。カンボジアが戦後40年経った今でも発展途上国のままでいる、1つの要因が「地雷」でした。アキラは自分が埋めたかもしれない地雷を20年以上に渡って除去し続けてきました。でも今、彼は自分の意思で地雷を除去しています。初めて得た彼の自由な選択は「地雷の無い平和な世界を作ること」でした。
そんなアキラをなかよし学園はずっと応援しています。
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世界を旅するTraveler。でも、一番好きなのは日本、でも住みたいのはアメリカ・ユタ州。世界は広い、というよりも丸いを伝えたいと思っている。スナップシューターで物書き、そうありたい。趣味は早起き、仕事、読書。現在、学校教員・(NGO)DREAM STEPs顧問の2足の草鞋。