5月24日
<今回は広く訴えたい記事が多かったので無料としました>
【目次】
・ 個人の住宅税負担重く 来年度、資材高で評価基準上昇
・ コロナと世界 長寿社会への変革力問う ロンドン・ビジネススクール教授 リンダ・グラットン氏
・ フェイスブック社員半数、在宅勤務に 今後5~10年で 「自宅」前提の採用拡充
・ 女子プロレス木村さん死去 「テラスハウス」出演
・ 【毎日新聞】<余録>人が集まらぬことが基本の新型コロナ対策は…
【本文】
・ 個人の住宅税負担重く 来年度、資材高で評価基準上昇
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59502190T20C20A5EA1000/
住宅の固定資産税の負担が2021年度から重くなる。総務省は建築資材などの上昇を踏まえ、税額の基準になる住宅の資産価値をより高く見積もる方針だ。東京23区内の約57平方メートルの新築マンションでは年間の税額が約5千円増える。
(学校では教えてくれない視点)
まず固定資産税とは何か?
https://www.naturie.jp/column/house/money/entry-3292.html
その年の1月1日に持っている不動産にかけられる税金である。これが高くなるというのが今回の記事。家持の筆者としては痛い。。 そもそも土地取引は年々減少傾向にある。つまり、ただでも売れないのに、税金まで高くなったら「賃貸でいいじゃん。」という話になる。
https://www.retpc.jp/wp-content/uploads/toukei/201803/201803_3ryutsu.pdf
ところで「家を借りるのと買うのはどちらが得か?」ということだが
https://o-uccino.com/front/articles/47374
ということで40年以上住むのであれば買ってしまった方が良い。しかし、今後税金が上がるということはその年数も増えるわけで、購入年齢がある程度ならばそのまま賃貸という選択肢も今後有りかもしれない。中高生には少し早い話だが。。
・ コロナと世界 長寿社会への変革力問う ロンドン・ビジネススクール教授 リンダ・グラットン氏
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59501510T20C20A5EA2000/
――新型コロナウイルスの登場で長寿化に伴う課題は変わりますか。
(学校では教えてくれない視点)
人生100年時代。現在日本では定年を段階的に引き上げる案が活発に議論されているが、定年を現在議論されている例えば70歳で迎えたとしても30年残る。この期間はかなり長い。しかも、体に何かしらの問題を抱えての30年である。この問題を解消するためにはジョブチェンジと健康第一主義を貫く必要がある。今回のコロナで明らかになった通り、問題を後ろ倒しにすることで、多くのことが対応可能となる。
1. 毎日死ぬほど働いて、70歳になった。お金もだいぶ稼いで蓄えもある。しかし、死ぬほど働いたおかげで体の節々にガタが来ており、定年後は家のベットで多くの時間を過ごす。
2. 毎日適度に働き、睡眠を充分にとり、運動もした。そのおかげで出世はできなかったが、定年を迎えた70歳になっても体はしっかりしており、多くの趣味を楽しむ。
もちろん多くの人は2番を選びたいだろう。人生後半の方が過酷なんて馬鹿げている。それでも、今現在多くの仕事を抱えており、そして辞めたって次にやれる仕事がない。だからこそ、今の立場にみんなこだわり疲弊していく。そこで第3の提案をしたい。それは
3. 健康に気を使いながら多くの仕事を達成し、お金もそれなりに稼ぐ。
3の考え方を実践するためにはまずは副業をOKにしている会社に入る、もしくは自分で会社を立ち上げなければならない。そのような仕事を2〜3掛け持つことで、一つがダメでも他に食いぶちが出来る。ここで大事なのは一つにこだわっていてはダメだ。一つの会社を大きくしようとするとそれだけ労力が割かれる。それではどうするか?自分のチームを組むことだ。3つ会社を建てるが、従業員も全ての会社を掛け持つ。そうすることで従業員の生活の担保にもなるし、余計な人件費もかからない。今、少しずつ実践しているが、その成り行きはいずれ報告したい。
・ フェイスブック社員半数、在宅勤務に 今後5~10年で 「自宅」前提の採用拡充
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59503220T20C20A5EA5000/
【シリコンバレー=奥平和行】新型コロナウイルスの感染対策として企業が出社制限を続けるなか、米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が今後5~10年で社員の半数が自宅で勤務するようになるとの見通しを示した。
(学校では教えてくれない視点)
ついにIT企業は場所を手放した!という記事である。元々、出社自由、帰社自由、「その代わり必ず結果は出してね。」「出さなければ首ね。」という風潮が強いIT業界だからこそ決断できたとも言える。
http://seattle-gakusei.com/gafaengineer_taka_1/
アメリカで働くエンジニアの話しだが、年度末に個々の評価が下され、場合によってはそこでさようなら。ということらしい。つまり、常に自分の情報をアップデートし、トレンドに対応できない人材は首どころか、次の就職先も見つからないのがアメリカ。日本でよく言われる大企業病「自分の価値観と合わないから大きな声で反対し、最終的には何も変わらない。」ということが日常的に起こる日本とは大違いである。これでは、世界に取り残されるばかりだ。しかし、日本人の1番良いところは礼儀正しくて世界中の人から愛されること。日本が売りにする技術力と日本人特有のこの個性を活かせればきっと世界的に見ても良いキャリアが築ける。それは世界中を旅した筆者の実感である。
・ 女子プロレス木村さん死去 「テラスハウス」出演
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59502520T20C20A5CC1000/
女子プロレス団体スターダムは23日、所属選手の木村花さん(22)が同日に死去したと公式ツイッターで発表した。
(学校では教えてくれない視点)
正直、この記事が出るまで木村花さんという人を知らなかった。SNSでの誹謗中傷が死に至らしめたという話しで、それこそ面と向かって大事なことが伝えられないから、書き込みで憂さ晴らしをするという日本人の悪しき癖が出た事件である。
自身が誹謗中傷を受けたとき、果たして守ってくれるシステムはあるのだろうか?
https://kyoto.vbest.jp/columns/ol_defamation/g_ol_defamation/1082/
ここのサイトに4つの対応ステップが書かれているので紹介したい。
1. 掲示板やサイト、SNSの規約を確認
2. 誹謗中傷書き込みの証拠を保存
3. サイト管理者や管理している企業に削除要請
4. 応じてもらわなければ法的手段
というように実際に罰則を与えるまでにやらなければならない手順は多い。言論の自由が先走りすぎて、誹謗を受ける側の人権が守られていない日本の課題である。現在法改正に動いているようなので、今後の動向に期待したい。
ちなみに
https://f-navigation.jp/column/life/1438.html
誹謗中傷した人間は特定することはできるので、SNSの利用は節度をもって。
・ 【毎日新聞】<余録>人が集まらぬことが基本の新型コロナ対策は…
https://mainichi.jp/shimen/news/20200524ddm001070064000c.html
人が集まらぬことが基本の新型コロナ対策は、宗教活動に大きな影響を与える。
(学校では教えてくれない視点)
コロナで心に傷を負った人たちを支える活動をお坊さんが始めた。カウンセラーももちろん活動はしている。
http://www.jsccp.jp/info/infonews/detail?no=708
もしも、一人で抱えていることがあったら積極的に相談してほしい。誰かに伝えるだけでも気持ちは晴れるものだ。
他にも心が不安な人のためにこのサイトも紹介したい
https://plaza.umin.ac.jp/~dp2012/covid19.html
こういう時こそ、自分の生活を最大限に守ることが大切である。でも、一番大切なのは「自分を許し、他人を許す。」辛い気持ちが向かう先は自分か他人。そのどちらも悪くはない。悪いのはウイルスだ。それを忘れなければ我々はまた日常を取り戻せる!
世界を旅するTraveler。でも、一番好きなのは日本、でも住みたいのはアメリカ・ユタ州。世界は広い、というよりも丸いを伝えたいと思っている。スナップシューターで物書き、そうありたい。趣味は早起き、仕事、読書。現在、学校教員・(NGO)DREAM STEPs顧問の2足の草鞋。