休刊日に思うこと <休刊日は無料記事です>
この1ヶ月はコロナから社会生活再開というとても激動な時期だったように思う。社会活動の再開が早すぎるという意見もあるが、事業者からしたらこれ以上は待てないというのが本音だろう。つまり、withコロナで生きていくしかない。新しい生活様式という言葉が定着しつつあり、どこに行っても人々はマスク着用で、店員とはビニール越しでやり取りする。1年前、いや半年前にこの様な社会になるとは誰が想像しただろうか?
それでも、我々はwithコロナで生きていくしか無いのである。
コロナ倒産は245件。
休業者は600万人
この人たちは昨年の今頃は普通に社会的営みを送り、家族で「この夏はどこに行こうか?」「ボーナスでおいしいものでも食べに行こうか。」と日常の幸せを永遠に続けていくために汗水たらして毎日を一生懸命生きてきた人達だ。
東京都は感染者が増えている。第二波が懸念される。ここで第二波が到来したら今まで以上の惨事となる。
学校は登校を開始しようと動き出している。少し古い記事になるが
生徒側から命を守ってほしいという嘆願書だ。
東京都には高校生だけで30万人以上が在学している。この数が一斉に登校を始めたらどうなるか?高校生の命はもちろん、多くの人間の命、それはコロナだけではなく経済的ダメージも含めてリスクは跳ね上がる。
登校して、学校で過ごさせるその真の意味は何か?なぜ、それがどうしても必要なのだろうか?この休校期間中に培ってきたICTのノウハウは生かせないのか?
もう一度学校という単体ではなく、社会全体を俯瞰して意思決定を行うことを世の中に求めたい。BestではなくそれぞれがBetterを目指す必要があるのではないだろうか?それがwithコロナ時代の考え方の基本ではないだろうか。
世界を旅するTraveler。でも、一番好きなのは日本、でも住みたいのはアメリカ・ユタ州。世界は広い、というよりも丸いを伝えたいと思っている。スナップシューターで物書き、そうありたい。趣味は早起き、仕事、読書。現在、学校教員・(NGO)DREAM STEPs顧問の2足の草鞋。