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4ki
2020年12月11日 12:11
まだ、あなたのことを意識をしていなかったときのこと。本館から少し離れた別館の2階の扉を開けようとしたら、あなたが外から中に入ってくるところだった。明るい外の光が眩しかった。誰かいるなんて思っていなかったから、不意に私の口から出た言葉は、自分でも意外なフレーズだった。「ネクタイ、茶色なんですね。素敵です」「あっ、ありがとう。そっちこそ、営業力あがってきましたねー」少し照れた様子は