兄弟でワールドカップ選手!vol.1
アルペンスキーワールドカップ出場選手で、兄弟で活躍している選手が意外とたくさんいるのをご存知ですか?
今回はスイスの兄弟レーサーを紹介したいと思います!
Meillard(SUI)メイラード兄妹
兄26歳、妹24歳のワールドカップレーサー兄妹です!
Loic Meillard(SUI)ロイック・メイラード(兄)
大回転(GS)、回転(スラローム・SL)でシードに入っているスイスチーム技術系のエース、ロイック・メイラード。26歳とまだ若いです。妹との写真を自身のInstagramでも投稿してくれていましたー!
ロイックの回転(スラローム・SL)のワールドカップデビュー戦は、なんと2016年湯沢苗場大会でした。当時19歳!デビュー時から強豪国なのに19歳でワールドカップ参戦すごい!と思っておばさん注目してました。
2020年湯沢苗場大会のときも、もちろん来日してくれていたのですが、レース前に北海道でパウダースノーを楽しんでいるときに怪我をしてしまって、苗場プリンスホテルからレースを眺めることに・・・(涙)
でも、帰国したあとの投稿に「Japan definitly have good powder」とコメントが。パウダースノーはしっかり楽しんで、いい思い出にしてくれたみたい!?
彼の趣味は写真!Instagramで写真専用のアカウントも作ってくれていて美しい景色をいつも投稿してくれています!写真は詳しくないのですが、プロ並みでは?!と思うほどのステキな写真ばかり。
おばさんが好きな写真はこれ!他にもスイスの大自然をたくさん投稿してくれているのでぜひチェックしてみてください。
(Instagramプロフィールにポットキャストのアカウントも貼ってくれているのでこちらも是非!英語苦手なおばさんは、ネイティブの英語より聞き取りやすかったです!)
Melanie Meillard(SUI)メラニー・メイラード(妹)
ロイックの妹メラニーは24歳。お兄さんと同じロシニョールのスキーでワールドカップを戦っています。
ワールドカップデビューは、2015年Are(SWE)オーレの回転(スラローム・SL)でした。当時、16歳!翌年のLevi(FIN)レヴィの回転(スラローム・SL)で6位に入るなど、若い頃から活躍しています。
強豪国では、簡単にワールドカップに出場することは出来ません。兄弟そろって若い時から活躍しているなんて、どう育てたらそうなるのでしょうか!ご両親に聞いてみたいものです、と思ったらこんな投稿が・・・
英語字幕つきでお父さんのコメントが出ていました!スキーを楽しむことが秘訣かもしれませんね!
2017-2018年シーズンは何度も1桁順位に入る好成績でシードにも入っていてシティイベントでの表彰台も経験。
初めてのオリンピック代表に選ばれた2018年PyeongChang(KOR)平昌オリンピックのレース直前に怪我をしてしまいました。オリンピック会場でチームとさよならするなんて、ほんとに悔しかったでしょうね・・・。
その後は、なかなか怪我前のような成績が残せないシーズンが続きましたが、自身のInstagramの投稿にあるように、2022-2023シーズンでは復活の7位。ビブを見ると「33」。シードに入っていないスタート順で7位はすごい!
これからもお兄さんの背中を追って、復活の表彰台にのってくれるくれるはず!まだ若いからこれからの活躍がほんとに楽しみです!
Simonet(SUI)シモネ兄弟
兄28歳、弟24歳の技術系ワールドカップレーサー兄弟です!
Sandro Simonet(SUI)サンドロ・シモネ(兄)
回転(スラローム・SL)を主戦場にしているサンドロ。長身で長い手足とヘルメットからなびく長い髪が特徴的で、すぐにサンドロとわかりますw
こちらも兄弟そろってロシニョールのスキーでワールドカップを戦っています!兄弟で同じマテリアルを使ってるパターン多い気がします!
ワールドカップデビューは2016年で当時21歳!2021年Chamonix(FRA)シャモニーで3位表彰台の経験もあります!
いつも攻めの滑りでハマると早いのですが、コースアウトや2本目に進めないことも多く、惜しいっ!と思いながら応援しています。
2本そろったら上位にいく技術はあるので、これからもガンガン攻めてほしい!
2022-2023シーズンは、2レースでポイント獲得。弟がワールドカップ参戦してきたシーズンでもありましたので、おばさん注目してました。
新シーズンでは、お兄さんの威厳を発揮して?!さらなる活躍を期待してます!
Livio Simonet(SUI)リヴィオ・シモネ(弟)
弟のリヴィオは、2021年がワールドカップデビューですが、本格参戦は2022-2023シーズンからでした。目元がお兄さんに似てますねー!
主戦場は大回転(GS)で、開幕戦のSoelden(AUT)ゼルデンでは、44番スタートから2本目に残って25位という成績でしっかりポイント獲得。本格参戦シーズンで4回も2本目に残っています!一番よかった成績が、Val d'Isere(FRA)ヴァルディゼールでの19位でした。
リヴィオは、2021-2022シーズンの最終戦チームパラレル優勝チームのメンバーで、チャンスと結果を個人の種目にもしっかりつなげられています!
2022-2023シーズンの最終戦チームパラレルでもメンバーに入っていて、スイスは惜しくも2位でしたが、活躍してくれていました。ヨーロッパカップでも2勝、トップ10に何度も入っていましたので実力は十分!
そして何といってもスイスチームには、年間総合タイトルと大回転(GS)の種目別タイトルを獲得したマルコ・オデルマットがいます。
同じ種目に出場していてチームで一緒に練習することもあるでしょう。最大の目標が近くにいるという環境ですからいい影響がたくさんあるはず!
新シーズンではさらなる活躍が期待できます!リヴィオに注目です!
この他にも兄弟でワールドカップを戦っている選手、まだまだいます!以下の記事でも紹介しているのでぜひ読んでみてね。
この他にもアルペンスキーワールドカップについての記事を投稿しています!マガジンにまとめているので、こちらもぜひ読んでみてね。
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