勝ち負けで決める人間関係に疲れた時
会社員として働く30代。
些細なミスを起こしたり
良い意見を言えたり
失敗したり、成功したり
今日はあいつに勝った
今日はあいつに負けた
と、なぜか勝ち負けで計算する。
もちろん、言葉になんて出さない。
負けたと思っても
「さすが○○さんですね!」
「いやーやられました」
なんて言って。形上、褒めたりする。
そんな毎日に嫌気が刺す。
そもそも勝ち負けで計るのなら
僕は負けの方が多いと思う。
数えたわけでもないけど、なんとなく。
なんとなく、負けが込んでる思う。
負け組だと思っているからこそ、コンプレックスになり、勝ち負けに過敏になる悪循環。
負けばかりに意識が向いてしまう。
そんな日々に疲れてきた。
友達未満の付き合いである会社の同僚。
つい水面下での戦いが起こる。
この人は僕より下なのか?上なのか?
ついつい比べてしまう。
そんな日々に疲れた。
一度社会との関係を断ち切り、自分だけの世界に引き込もってしまいたい。
自分だけが「基準」となる世界なら、どんなに心が軽くなるだろうか。
なにもかも嫌になった時、便利な思考方法がある。
ゼロ秒思考という名著に教わった思考方法だ。
ひたすら、悩みを紙に書き出す。
具体的に何が嫌なのか
勝負でもないのに、勝敗を意識してしまう。
しかも負けが多い。
解決方法はあるか。
とか、いろんなことをひたすら書き出して文字にする。
書くと、思考が整理されてくる。さすが名著。
書いているうちに、過去に読んだ他の名著が頭をよぎる。
「嫌われる勇気」だ。
名著で学んだ記憶は、人生の様々な局面で役に立つ。
自分で決めた勝ち負けになんて何の価値もない。
そもそも勝ち負けで判断するかなんて、相手が考えることであり、自分には関係ないと思えば、関係ない。
自分の中の小さな世界で決める勝敗なんて、なんとくだらないことなのかと気付いた。
ついでに僕の良いところにも気付いた。
自分は仕事が結構好きな方だ。
仕事自体は、結構好きなのだ。
給料もそこそこ良い笑
だから、ひたすら仕事に打ち込む
ということに決めた。
ミスがあれば、今後ミスしないようにするにはどうするかを考える
成功すれば、自分を信じてさらに前に進む。
いちいち他人と比較して落ち込む必要なんて、まるでないことに気付いた
「自分らしさ」ってそういうことなんじゃないのか。
勝ち負けで考えても、考えるだけ楽しくなくなる。
目の前の好きなこと、ワクワクすることにひたすら全力で打ち込めば良い。
もちろん、仕事が大大大好きなわけではない。人並に好きだ。
アフター5や休日は、全力で「楽しいこと」に打ち込もう。
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