マグネットスペースとは?『雑談』を上手に取り入れてオフィスの創造性を促進!
こんにちは、WorkWithプロジェクトです。
突然ですが、皆さんはオフィスで『雑談』をしていますか?
「喋ってないでしっかり仕事してください!」
…と言われがちな雑談。実は今、この雑談がオフィスにおけるコミュニケーション不足の問題を解決すると注目されているのです! 今回は『雑談』に注目し、そのメリットや、取り入れるためのオフィスづくりについて深掘りしていきます。
職場で行う雑談のメリット
「雑談」には数多くのメリットが存在すると言われています。
ひとつめは、雑談や会話といったコミュニケーションは、脳内で特定のホルモンを分泌させ、脳と身体の活性化を促進すると言われています。心地よい対話は、脳内で「セロトニン」「ドーパミン」「オキシトシン」「エンドルフィン」といったいわゆる『幸せホルモン』を放出し、健康や幸福感を向上させる効果があります。
セロトニンには「精神を安定させる効果」、
ドーパミンには「やる気を出させる効果」、
オキシトシンには「愛情をつかさどる効果」、
エンドルフィンには「生理的なリラックスを与える効果」があり、
人の苦しみや悩みを和らげることに繋がるため、非常にウェルビーイング効果が高いと考えられます。
また、雑談は社員同士の協力や創造性、そしてイノベーションを促進することが分かっています。人との交流が新しいアイデアを生み出す原動力となるのです。
日本の職場では、話し合いやコミュニケーションが無駄だという風潮がありますが、アメリカでは「オフィスのおしゃべりのメリットは、デメリットを大きく上回る」という調査結果も出ているそうです。
雑談は社員同士の連帯感を高め、助け合う気持ちを育む役割があります。特に最近ではリモートワークの普及により、社員同士の結束が弱まっている傾向にあり、いわば「接着剤」としての雑談の重要性が再評価されています!
バーチャルオフィスを利用して
雑談を上手に取り入れる
たかが雑談、されど雑談。
あまりにも雑談の時間が多すぎると仕事の妨げになったり、わざわざ雑談の時間を設けるとなると、堅苦しくなりリラックスした対話ができなくなってしまいます。それでは、雑談をどうオフィスに上手に取り入れることができるのでしょうか?
提案のひとつに、オンラインバーチャルオフィスサービスの『oVice(オヴィス)』をご紹介します。
oViceでは、バーチャル空間内のアバターを通して、まるで同じオフィスにいるようなコミュニケーションを取ることができるサービスです。
色々な使い方ができますが、『集中作業(話しかけ厳禁)スペース』や、『会話・相談OKの作業スペース』、『商談スペース』など、用途によってレイアウトやゾーンを設けることがおすすめです。
クリエイティブオフィスを展開
ふたつめの提案は『クリエイティブオフィスの展開』です。
クリエイティブオフィスとは、より創造性やイノベーションを促進するために設計されたオフィス空間のことで、従業員がアイデアを出しやすく、コラボレーションしやすい環境を提供することを目的としています。
クリエイティブオフィスの設計意識は全世界でも重視される傾向にあり、Metaの本社でも、部署間を横断した交流を図ることを目的に屋上に広大な公園や、カフェのようなスペースなどが設けられています。
こうした雑談の効果が注目されることにしたがって、日本においても片隅に追いやられがちだった『給湯室』や『階段』、『コピー機周辺』など、偶然誰かと対面し、雑談が生まれやすい「マグネットスペース」をより活用させようという意識が高まってきました。
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その他にも、来客との会議中に軽食を挟むなど、雑談を生み出すためのユニークな仕掛けを考えるのは楽しいかもしれませんね!
社内のコミュニケーションを増やし、ウェルビーイングについて日頃から意識していきましょう。