『GOOD ACTION』で、イキイキと働ける職場の共創を
こんにちは、WorkWithプロジェクトです!
皆さんは以前、記事内で説明した『心理的安全性』の意味と、その重要性について覚えていますか?
心理的安全性とは、対人関係において自然体の自分を出すことができる環境のことで、「こんな質問をしたら迷惑ではないか」「挑戦したら笑われるのではないか」などと思う心配が無く、相手を信じ、リスクある行動をとれる関係性がチーム内で構築されているということです。
心理的安全性の高いチームでは、チームメンバー同士が互いを尊重し、ポジティブな内容・ネガティブな内容にかかわらず何でも指摘し合い助け合うことができます。
心理的安全性の高いチームをつくる、いわゆる『チームビルディング』のために、企業はさまざまな取り組みを行っています。今回は、株式会社リクルートが主催する『GOOD ACTION』の受賞例を紹介しながら、どうしたらイキイキと働ける職場づくりができるのか考えてみましょう。
GOOD ACTIONとは?
『GOOD ACTION(グッド・アクション)』とは、株式会社リクルートが主催する、現代社会で求められる働き方の多様化に焦点を当てたプロジェクトです。このプロジェクトでは、個々人が充実した働き方を実現するために職場で行われる取り組みを称え、現場の声やユニークさ、担当者の想いなどから生まれる取り組みを募集し、選出された素晴らしい取り組みは表彰されます。
2023年度で第10回目の開催となったGOOD ACTION! 今回は経営陣のみならず、社員側からも取り入れてみたいと思うような取組みを3つご紹介いたします。
山陰パナソニック株式会社
『青春18きっぷ研修ひとり旅』
山陰パナソニック株式会社による新入社員に対するこの思い切った取組みは、開始から翌年となる2023年も『サンパナジャーニー』として開催されました。Instagramも開設され、道中のトラブルも含めた社内外へのオープンな旅日記のようなものになっています。先輩社員には個々人の性格や得手不得手を伝えることができるため、社内のコミュニケーションの促進にもつながったそうですよ。
記事には5日間の研修を通し、たくましく成長した新入社員の体験談もあり、社長に副業許可の打診を直談判する度胸を得たなど、挑戦の風土に慣れさせる新人育成としても素晴らしいプロジェクトと言えるでしょう。
さくら構造株式会社
『上司選択制度』
こちらは入社2年目以降の社員が対象のユニークな異動システムです。せっかく入社・育成した若手社員が、上司とのミスマッチを理由に辞めてしまうことはどの企業においても頭を悩ませる問題です。
上司にとっては後任者の育成、若手社員にとっては希望通りのキャリアアップができる「上司選択制度」の取組みは、まさにWin-Winの関係性!チームとして強みと弱みをオープンにしていることから、お互いに指摘し合い、支え合う風土ができているそうです。正しい指標で作成した "班⻑活⽤マニュアル" を準備する必要はありますが、自社への導入が比較的検討しやすい取組みではないでしょうか?
株式会社バスクリン
『バスクリン銭湯部』
この部活動は会社が公認しており、チームビルディングに役立っているとして『グッド・アクション2016』を受賞しました。「バスクリン銭湯部」では1〜2ヶ月に1度、休日や勤務後の時間を利用して銭湯に行き、その後に親睦会やオフ会を開催しています。活動は業務にも関連していますが、カジュアルで楽しみながら活動できる雰囲気から、他社との関わりや業務への熱量UPにも繋がっているのだそう。
銭湯やスポーツなどを利用した社員同士の交流は、健康増進にもなることに加え、社内外での新たなコラボレーションを促進させます。"飲みニケーション" 以外の社内交流の場を増やしていきたいですね!
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今回ご紹介した取り組みの他にも、『コミュニケーション促進』『定着率アップ』『企業理念の浸透』『評価・育成』『ワークスタイルリノベーション賞』などにカテゴライズされた素敵なアイディアをぜひ読んでみてください♪