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町歩き リズムを感じて 場がひらく
地域には固有のリズムがある。チャキチャキな町、のびのびな町。同じ日本でもこんなに違うものか、と驚かされます。
私はワークショップデザイナーとして、各地で対話の場を作っています。町のリズムに乗れた日は、想像を遥かに超えた成果が出ます。
だからワークショップをリードする人は、自分のリズム、シンクロさせてみて欲しい。
そのために有効なのが「町歩き」です。五感を通じ、地域に触れて、リズムをつかむ。そうすると、参加者との意思疎通、ぐっと楽になるのです。
この間、私は大阪でワークショップを開催しました。仙台と東京のリズムが長い私、大阪は不慣れです。
考えた末、文化のコアに飛び込もう、と決めました。目指した場所はお笑いのメッカ、なんばグランド花月。
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お笑いのライブを見るのは初めてで、そわそな私。けれども心配無用でした。MCや演者の方が、笑って大丈夫な空気を作ってくれ、2時間ずっと笑い転げた!
漫才やコントが面白かったのはもちろん、新喜劇のクオリティ、感動しました。
劇場近くの町並みは、多彩な色がぴかぴか光り、元気いっぱい。イメージ以上のエネルギーを感じました。
この体験で全部が分かるわけはないけれど、話の展開、会話の速度、人々の気質、たくさんの新発見がありました。
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ワークショップ当日。自己紹介で「なんばグランド花月に行きました!」と告げたら、場の温度、ぐっと高まりました。
「あいつやるやんけ!」と思ってもらえたのかな。迎え入れてくださり、落ち着いて、前向きな進行に集中できました。
ホテルでダンダダン。そんな選択肢もあったけど、町に出てホント良かった!
素晴らしいワークショップを設計し、当日の進行で力を発揮するためには、緻密な準備、これに尽きます。言うまでもなく、商談も。
そのために町を知る。私のオススメです。
(何より、知らない町は、楽しい!)
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