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導入事例:データプライズ・ソリューション株式会社 様
「お客様が何を求めているかを常に意識し、マーケット状況に敏感に『変化対応』し、お客様にとって最善のサービスにつなげて行く。」を経営ビジョンに、環境の変化に柔軟に対応した顧客の経営力・業務効率向上に資する高付加価値のERPソリューション(※)の提供、金融機関向けのシステム開発・運用を提供しているデータプライズ・ソリューション株式会社(DataPrise Solution, Ltd. 、略称DSOL)
(コーポレートサイト:https://www.dp-sol.co.jp/)
大手向けERPソリューションとしてはSAPやERPクラウド、中小企業向けにはBiz∫・SuperStreamを始めとした基幹システムを取り扱い、『データに基づき、企業価値を上げる』をモットーに、お客様にとって本当に使い勝手の良いシステムとは何か、有用な情報とは何かを追及し、さらなる企業価値の向上へ、ERPの最適利用を提案している。
今回はデータプライズ・ソリューション株式会社の小熊(おぐま)氏に、Workschool導入の経緯から取り組み、そして成果についてお話を伺った。
(※ERP:企業の経営資源である「ヒト・モノ・カネ・情報」の最適化のための基幹系情報システム)
目的|Goal
社員のIT技術者としてのスキル向上
課題|Issue
元々利用していた研修サービスは集合型の対面形式であったため参加できる日程が合わず、受講率が低かった
結果|Result
各自のタイミングで受講でき、受講の自由度が向上
手厚い教育サポートとして、内定者や新入社員の安心感に寄与
社員がWorkschoolで未経験分野のスキルを獲得できただけでなく、それをきっかけに新しい案件にアサインしてもらえるようになった
Q.Workschool導入の背景・感じられていた課題を教えてください。
社員の技術者としてのスキル向上のために、Workschoolを導入しました。
元々は、外部の研修会場に受けに行くタイプの集合型研修サービスを利用していました。コンテンツの内容が充実している点は非常に良かったんですが、決まった日程に業務都合を付けて参加するというスタイルが弊社には合わず、受講率が低かったんです。お客様との業務契約的に、研修日と業務都合を合わせるのがどうしても難しくて。
受講率を高めたいと思っていた矢先、新型コロナウイルスが流行し、世の中的にも外出ができない日々が続いてしまって。さらに受講率が下がってしまいました。
どうにかできないかなと思っていたタイミングで、Workschoolさんからご連絡をいただき、話を聞いてみた感じです。
Q.Workschoolの活用方法を教えてください。
対象は全社員を目指していますが、現状は入社1−2年目の若手社員をボリュームゾーンとしています。
みんな各自のタイミングで受講していますね。プロジェクトとプロジェクトの間に時間ができた際にも受講しているようです。研修参加日が限られると学習機会の損失になってしまうので、やはり好きなタイミングで各々が受講できるというのは良いですね。
また、新卒で入社してくれる内定者にもアカウントを発行して、「入社前研修」というコースを学んでもらっています。
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Q.実際にWorkschoolを導入して、どうでしたか。
内定者の子たちにも非常に好評で、手厚い教育サポートということで良い印象を持ってくれていますね。
内定期間中の学生さんと面談をすると、入社までに漠然とした不安を持っていることが多いと思うんです。入社までに何か学んだ方が良いんじゃないかって。だから内定から入社までのサポートとして、弊社とのつながりを感じてもらえる点も良かったと思いますね。
また、異業種からの転職者からも「下流工程の言語をWorkschoolで1から勉強して、ためになって良かった」と聞いています。元々上流工程の知識はあって、下流工程を学んだということなんですが、40代の社員でも本人が頑張る気持ちを持って学んでくれるのは嬉しいですね。結果的に、彼自身の守備範囲が増え、新しい開発案件のアサインにも繋がりました。
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Q.最後に、Workschoolに対する今後の期待やメッセージをお願いします。
若手向けは充実しているので、階層別の教育などのコンテンツ拡充をしてもらえると嬉しいですね。
WorkschoolのITエンジニア領域のコンテンツは、その分野の「基礎」をしっかり学べるので、内定者や新入社員、若手、前述の中途社員といった未経験分野を学びたい人にも1から学べて魅力的だと思っています。ただそれ以降の階層向けのものがもう少し欲しいなと。
Workschoolではミドルマネジメントのコースや、セキュリティ関連など全社向けコンテンツも増えていくと聞いています。1日でも早くWorkschoolで一気通貫して学べるような社内研修を構築したり活用の幅を拡げたいと思っていますので、コンテンツの拡充、よろしくお願いしますね!
インタビューにご協力くださり、ありがとうございました!
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プロフィール
小熊 学(おぐま まなぶ)さん
取締役役員 SAP事業部長
SAP技術者としてSAP組織を構築してきた過去の経験から声がかかり、2017年にデータプライズ・ソリューション株式会社に部長として入社。1からSAP組織を立ち上げ、毎年成果を出し続けるなど組織として会社の業績を牽引。2022年から現職。現在は約30名のSAP事業部を責任者として見る傍ら、役員として会社全体を見て、働きやすい職場環境の構築や社員教育などの福利厚生の拡充を図っている。