
「デザイン思考×DXプロジェクト」ウェビナー番外編:未回答の質問にお答え!
大好評で幕を下ろしました、2024年1月12日(金)に開催された、
ウェビナー「Campus Studio Online Camp」生成AI時代の【デザイン思考×DXプロジェクト】デジタルとデザインの融合でDXプロジェクトが加速する!
ですが、現在配信中のアーカイブを含め、大変多くの方にご視聴頂いております。ありがとうございます!
▼アーカイブ配信申込ページ
ウェビナーの後半で行った、視聴者の皆様からの質問にお答えするトークセッションのコーナーでは、たくさんの質問をご投稿いただきましたが、残念ながら時間の関係でお答えできなかったものも……。
そこで今回は特別に、ウェビナーではお答えできなかった質問2つに登壇者であるSTUDIO POLICY DESIGN メンバーの平山由佳さん、佐藤輝映さん。そして弊社・ワークスアイディ執行役員の奥西佑太さんに回答いただきました!
質問1
デザイン思考×生成AIの活用方法について教えてください。
平山由佳さん、佐藤輝映さんの回答
生成AIは非常に便利で業務や暮らしを支える手段ですが、
AIには感情がないため、前提を疑う力や感情を理解する共感力は人間の強みだと思います。
「思いやり」「人、として感じる多様な観点が抜けていないか」という視点で、
人に伝える内容として齟齬が発生する可能性のあるものになっていないか、人側が思考停止になっていないかということを意識して、最終的にきちんと算出されたものを確認することが重要だと考えています。
奥西さんの回答
生成AIを活用することで「探索」や「アイディエーション」を量産することがこれまで以上のスピードで進んでいきます。
実際にカスタマージャーニーマップを検討する際に、生成AIを活用している企業さまもいらっしゃいました。
今後は生成AIがブレストや議論のアシスタント役を担ってくれます。
質問2
顧客・ユーザ視点で考える重要性はまさにおっしゃる通りと思う一方で、便利だ有効だと感情的な理由で、あれもこれも受け入れるのはある意味危険で、コストも意識したいビジネス視点も必要になると思います。
どのようにバランスをとっていくのが望ましいでしょうか。
平山由佳さん、佐藤輝映さんの回答
最初にコストはどの程度かけられるのか、(時間、金額、人含めて)を想定してから、その中で最大限ユーザーリサーチを行ってプロトタイピングしてみること。
リサーチや試行錯誤といったデザインアクションによってさらに予算や人を投入したほうがコスト以上の収益が出そうであれば、
再度その時点で、立ち止まってもう一度どの様に進めていくべきか考え直すこと(最初に決めたことだけを最後まで貫き通そうとしない、
おかしいと感じたら立ち止まる、立ち戻る)が必要だと考えています。
奥西さんの回答
仰る通りですね。解決すべき課題にかかる費用は重要な視点です。
投資とリターンを考えた上で、それでも解決すべき課題なのかの判断は必要となります。
顧客の「不」を解消していくことがビジネスにおける価値創出に繋がります。
ユーザーの心にも共感する視点で、ユーザーの体験価値が向上するとリターンを得られると考えます。
本編でさらに多くの質問にお答えしています!
デザイン思考・経営で変革を進める中で、引っ掛かりを感じている方からの質問も多く、例えば、
より速いスピードで、組織にデザイン思考・経営を取り入れられるコツは?
会社全体のデジタルリテラシーを上げるために出来ることは?
などの質問にお答えしています。
▼ダイジェスト動画
配信期間は2024年2月29日(木)まで。
申し込み受付は2024年2月27日(火)までになっておりますので、ご興味のある方は忘れないうちにお早めにお申し込みください!

おまけのオフショット
先日のイベントレポートに入りきらなかったオフショット





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ワークスアイディは「働くをデザインする。」をコンセプトとして、
これからもお客様の「変化と体験」を創出し、ビジョンを描くシナリオプランニング構想でお客様と共創して参ります。