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【エンジニアのひとりごと】考え方をシンプルに#02
こんにちは!ワークスアイディ株式会社キャンスタ編集部 RPAエンジニアの、りっさんです。
ITに関連する話題や、支援で訪問するお客様先で思うことをつらつらと、
ひとりごと的に行う2回目。
今回は、「考え方をシンプルに」です。
7月に入り、厳しい雨模様が続いています。
そんな、お客様先での出来事をひとつ。
RPAを導入すると、上層部は理想とする効率化へ、
現場は理想的効率化と現実とのギャップ調整を行わなければなりません。
これまでにない考え方や機能を持つツールのため、
Excelのようにうまく扱うには習熟度が足りない場面も多々あります。
こんな時は、「考え方をシンプルに」と、ひと呼吸。
今回は上長の方からお声をいただいた事がきっかけになりましたが、
「現在の業務フローに沿ってRPAを運用する」のではなく、
「RPA化しやすいフローに沿って業務をすり合わせ」れば良いのです。
そもそも現在の業務フローは、「前任者の引き継ぎ」あるいは、
「今の自分がやり易い」ように運用しているのではないでしょうか。
では、「このフローは誰にとっても最適か?」と問いかけてみてください。
おそらく、そうではないでしょう。
RPAは、「言われたことなら誰よりも正確に素早く処理が可能」なだけで、
言い換えてしまえば「それ以外のことは何もできない」ツールなんです。
些細な、小さな石ころでさえも、教えなければつまづいてしまうんです。
だからちょっとだけ、お膳立てをしてあげてください。
例えば、「基幹システム」に沿ったファイルを作ってあげてください。
保存する場所を、「○○期」「○○年」「○○月」のフォルダではなく、
「保存フォルダ」にしてあげてください。
最後に少しだけ、自分の都合に合わせてサッと移動すれば良いんです。
「人だったら一瞬でできること」は人がすれば良く、
「機械だったら一瞬でできること」をRPAがすれば良いんです。
最初から、「全部をRPAにさせなければならない」必要は、ありますか?
少しずつ、自分のレベルに合わせてRPAと共に歩んでいきましょう。
そうすれば、徐々に道は見えてくるハズです!
敷かれた道、脇道、寄り道、回り道…
あなたとRPAは、どんな道を歩んで行きますか?
そんな今日この頃です。
キャンスタ編集部 RPAエンジニア りっさんでした!