WHI流ABW!社員自らが作る理想のオフィス~名古屋・大阪事業所をリニューアルしました~|はたらくを楽しくする理由 #012
こんにちは!広報チームの若林です。
今回は、はたらくを楽しくする100の理由、12本目の記事です。
2021年12月、WHIの名古屋事業所・大阪事業所がリニューアルオープンしました。
働き方が多様化する中、社員の「はたらく」を楽しくに貢献するオフィスのあり方とは何か?を追求し、こだわりが詰まった新オフィスを、コロナ禍ならではのポイントも踏まえご紹介します。
■リニューアルの背景
WHIの総務部門は、「社員が気持ちよく働ける土台を整え、そこに向かって自分たちも気持ちよく楽しく働く」という組織目標の下、オフィス改善の取り組みを推進しています。
そんな中、昨年からの新型コロナウイルス感染拡大に伴い、WHIでも社員の働き方に大きな変化が起こりました。
以前の記事でも紹介しましたが、WHIでは2020年8月から正式に在宅勤務・テレワークを制度として認め、社員の多様な働き方を推進しています。今も多くの社員がテレワーク制度を活用し、仕事内容に合わせて出社や在宅勤務を組み合わせることで最も生産性の高い勤務方法を利用しています。
オフィスの目的や利用方法が変わる中、老朽化した什器のリプレイス対応をきっかけに、ニューノーマル時代に即したオフィスへリニューアルするためのタスクが立ち上がりました。
■オフィスリニューアルのポイント
今回のオフィスリニューアルのポイントは大きく以下の2点です。
●実際に名古屋・大阪で働く社員がメインで、自分たちの「はたらくを楽しく」を追求
●ニューノーマル時代の働き方に即したレイアウト変更
●実際に名古屋・大阪で働く社員がメインで自分たちの「はたらくを楽しく」を追求
今回のリニューアルにあたっては、「社員自身が考える最適なオフィス」を作りあげるため、各事業所でタスクメンバーを招集しました。通常、オフィスの什器入れ替えやレイアウト変更は総務部門が対応することも多いと思いますが、今回は各事業所のメンバーが主体となり、今の自分たちの働き方にあったレイアウトや什器を検討。その要望が反映された新オフィスが実現しました。
名古屋のタスクメンバーからは「皆の意見を取り入れて、全員がハッピーなオフィスができたと思います」という声も上がっていました。
●ニューノーマル時代の働き方に即したレイアウト
コロナ禍以前とは、出社頻度やオフィスの利用方法が変わった今、ニューノーマル時代の働き方を考慮したこだわりポイントを紹介します。
①Web会議の増加に対応
WHIでも以前と比べ、社内・社外問わずWeb会議が増えました。しかし以前は会議室の数も限られ、多くの人が執務フロアに並んだ自席で会議に参加するしかない状況に。
「フロアでひとりだけ喋っている状況になり話しにくい」そんな声も聞こえていました。
そこで、名古屋事業所では出社した際に皆が気兼ねなく会議に参加できるよう、防音エリアや会議室の増設を行い、増加したWeb会議に対する環境を整えました。
②雑談が増えるレイアウトに
テレワークとストレスに関する調査によると、仕事中の「雑談」の有無でストレス解消に違いが出る(※1)といった結果もあります。
WHIでは以前から雑談を推奨しており、例えば以前の記事でご紹介したオンライン雑談会「リモティー」のように雑談を促進する取り組みを行っています。しかしレイアウト上の工夫は十分にできておらず、フリーアドレス制導入後も「机と椅子があるだけ」という状態だったので、雑談が増える効果は特にありませんでした。
出社頻度が少なくなった中だからこそ、オフィスに出社した社員同士での雑談の機会を意識的に作るためにはどうすればいいかを考えました。
(※1)出典:株式会社リクルートキャリア「新型コロナウイルス禍における働く個人の意識調査 テレワーク経験者の6割、テレワーク前にはなかったストレスを実感 仕事中の「雑談」有無の違いでストレス解消具合に14.1ptの差」https://www.recruit.co.jp/newsroom/recruitcareer/news/pressrelease/2021/210122-02/
新たなレイアウトでは、ABW(Activity Based Working)の発想を取り入れ、オフィスに出社した際も仕事内容や気分に合わせて、働く場所を選択できるよう意図的に各スペースに役割をもたせたレイアウトにし、事業所全体でコミュニケーションが活発になるように工夫を行いました。
具体的には、執務スペースとコミュニティスペース(上図、オープンなミーティングエリアやリフレッシュエリア)、一人で業務に集中できるスペース(上図、個別ブース設置エリア)、と区画を分けることで、それぞれの働き方に合った空間を各自が選択できるようになっています。
出社と在宅のハイブリッドワークを前提に、全員分の座席数は廃止し、空いた空間で会議室の増設やコミュニティスペースの設置を行うことができました。
■新オフィスのここが推し!
タスクメンバーにインタビューをして「新オフィスのここが推し!」を聞いてみました。
名古屋では推しポイントとして「椅子」や「新設した倉庫」、と一見地味なポイントが挙がりましたが、「新しい椅子の座り心地の良さで、生産性が向上した気がする!」、「倉庫ができたことでオフィスの整理整頓が進み、見栄えがよくなって良かった!」との声をいただきました。
綺麗なオフィスで働けることは、はたらくモチベーションアップにも繋がっているようです。
特徴的だったのはメンバーそれぞれの推しポイントはあれど、一番は「皆の意見を取り入れることで、全員がハッピーなオフィスにできた」という感想。働く人の視点でこまかな部分にまで配慮したことが「全員ハッピー」に繋がっているのかもしれません。
大阪のメンバーからは、「見晴らしの良いカフェスペース(休憩スペース)や(通称)ファミレス席を活用しメリハリをつけて仕事に励める点」「モチベーションが上がる快適な景観・雰囲気」といった点が挙がりました。
カフェスペースではソファ席やカウンター席で好きなかたちでくつろぐことができ、電源も配置されてるので気分を変えて仕事をすることもできるスペースになっているそう。
いずれの事業所でも、そこで働く社員自らが主体となって進めたことで、「はたらく」を楽しくするためのオフィス環境を実現しています。
■おわりに
「はたらくを楽しく」するための要因の一つには、オフィス環境もあると考えられます。
WeWork Japan 合同会社の調査では、8割以上の人がモチベーション向上には働きやすいワークスペース環境が重要と考えている(※2)という調査結果もでています。
(※2)出典:WeWork Japan 合同会社「【コロナ禍長期化における働き方意識調査】2人に1人がオフィスとテレワークを組み合わせるハイブリッドワーク希望」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000045221.html
タスクメンバーが各自の通常業務と並行してレイアウト変更を行うこと自体が、主体的にはたらくを楽しくするための取り組みともいえますね。
今後もWHIでは、「はたらく」を楽しくの実現に向けて、制度・文化だけでなく、環境面でも取り組みを実施していきます。
\WHIの制度・文化についてはこちら/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?