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Photo by
ikaojo
物の価値もわからずに、色々なものを買っていた20代
物の価値もわからずに、色々なものを捨て、手放していった30代
40代になり、手放した物のことをたまに思い出しては、
あれ、取っておけばよかったな、と後悔することがあります。
40代になって、身軽に生きたいと思う気持ちと、
価値あるものに囲まれて生きたいという気持ちと半々になってきた。
これって、自分の人生の後半を意識してきたからなのかな?
自分の人生の時間は限られている。
だからこそ、この時間を豊かにしたい。
豊かさのためにはある程度の余裕とお気に入りのものたちが必要ではないか?
自分がいなくなった後も物たちは残る。
残された家族がそれを見た時、なんと思うだろうか?
せめて不憫には思われたくはない。
価値あるものは古くなっても良い。
古いからこそ味を出すものもある。
人生の後半はそんな古くなっての価値を失わない、
良きものに囲まれて過ごしたい。
だからこれからは物を捨てずに済むためにも
本当に良きものを選ぼう。
大切なものは手放さずに手元においておこう。
そんなことを考えた秋の夕暮れでした。
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