メイン手帳とサブ手帳の使い分けについて 出口戦略〜その2
前回、「システム手帳活用のためには出口戦略が大切」という記事を書きました。
ここには、主にメモなどで使用したリフィル(用紙)を綴るためのバインダーについて扱いました。
今回は、その出口戦略の一つ、メイン手帳とサブ手帳の使い分けについてです。
情報や思考を分散させないために、手帳は一冊使いが基本となりますが、システム手帳には用紙を束ねる許容量があります。
たとえ、たくさんのリフィルを綴ることが出来たとしても持ち運んで手帳としして使うためにも限度というものがあります。
そこで、機動性の高いメイン手帳と保管するのではなく持ち運ぶほどではないが、さっと参照したい情報を綴ったサブ手帳を用意しておきます。
メイン手帳について
現在のメイン手帳はKNOXイルブッテーロというバインダーを使用しています。
システム手帳によくあるフラップ(手帳の留め具)がないため、ノートのようにさっとページを開くことが出来ます。また、一枚皮のシステム手帳でリングの大きさは13mmで、軽い。あくまで機動力重視です。
この手帳に綴っている項目は以下のとおり
1.ミッションステートメント
(目標、行動原則)
2.プロジェクト、アイデア
3.スケジュール
4.デイリーメモ
5.管理
6.備忘録
これらのリフィルは、一軍リフィルとでも言いましょうか、
いつでも、どこでもパラパラとめくって確認し、
すぐに書き込める状態になっています。
この機動性を高めるためにも、あまり読み返す必要のないリフィルはサブ手帳もしくは保管用バインダーにすぐに綴ります。
手帳のパフォーマンスを高めるためには、
このようなリフィルを吟味するための手帳のメンテナンスが必要になります。
(現在は一週間に一度程度行っています。)
以上、メイン手帳の使い方をざっくり見てきました。
質問があれば、遠慮なくコメントにどうぞ!
いくらでも語れますが、何を語ったらよいのか迷っています。
サブ手帳について
つづいて、サブ手帳について行きましょう!
現在のサブ手帳はfILOFAX社製のウインチェスターという手帳です。
以前はこちらをメインとして使用していましたが、手帳の重さとフラップの開閉のひと手間があるためサブ手帳としました。
では、なぜサブ手帳が必要なのでしょうか?
もちろん、何でも保管用バインダーに綴ると方法でもよいのですが、
保管用バインダーはとにかくたくさんのメモを綴っていきますので大切な1軍リフィルとあまり重要ではない2軍リフィルとが混在してしまいます。
そこで、バインダーには埋もれさせたくはない、しかし、メインで持ち運ぶ必要はない1軍リフィルをサブ手帳に綴っていくのです。
サブ手帳に綴るのは、メインと同様、一軍リフィルです。
しかし、今、現在、回転しているリフィルではなくて、
あくまでも参照用リフィルになります。
たとえば、こんな感じ
メイン手帳同様、サブ手帳も項目は6っつ
1.過去のミッションステートメント
2.過去のプロジェクト、アイデア
3.過去のスケジュール
(主に一年前、それ以上前のものは保管用バインダーのカレンダー項目へ)
4.1週間毎のメモのハイライト
5.管理
6.備忘録
(持ち歩く必要はないが、たまに参照が必要なもの)
つまり、サブ手帳はメイン手帳のクローンが出来上がっていきます。
以上のように、メインとサブの手帳を使い分けることで、
より普段使用する一冊の手帳、メイン手帳が生き生きとしていきます。
常に臨戦態勢でいられるからです。
皆さんの手帳使いは、どんなシステムがなるでしょうか?
ぜひ、コメントでお聞かせください!