待ちに待った帰国
こんにちは、久保寺です。
今日は前回の続きから、日本に帰国までの流れをお伝えして行こうと思います。
4月18日マイアミ発の航空機で帰国する予定でしたが、なんと当日にマイアミ空港が旅客サービスを停止しました。(またCDCの指示だそうです)
なので当然帰れないので、次の指示があるまで待機です。
またこの日から、会社から個別の連絡ではなく、出身の国ごとに分けられた、リストが毎週送られてくるようになりました。
このデータだと僕が乗ってたのがFRなので5月12日に帰国予定になってます。
ちなみに何万人も働いてる、豪華客船で4人しか日本人がいなかったなんて驚きです。
実はこの1ヶ月半の間に、2回船を乗り換えてました。
合計3隻73日間で滞在したので、僕の部屋を紹介しようと思います。
まず最初に隔離されてた時は、クルーのキャビンだったので、窓もなく非常に狭い部屋です。どの船でもクルー用の部屋は狭いです。
2隻目は運良くキャストが泊まる部屋に滞在することが出来ました。
バルコニーもあるし、広いです。この時には部屋も自由に出れて、船内を散歩したりしていました。
最後、3隻目が一番大きい部屋でした、バルコニーは無かったですが、レストランからも近く、屋外に出れる、立地のいい部屋でした。
船が変わるごとに部屋のグレードが上がっていったことだけは満足してます(笑)
もうこの頃には、新たな感染者もいなかったけど、空港が閉まっているので少し諦めモードでしたから、みんなで映画見たり、お酒飲んだりそれなりに楽しんでいました。
先が見えない中、普通ならストレスで大変なことになると思いますが、逃げ道がないと人は、開き直れるもんなのだと感じた、数週間でした。
帰国当日の流れ
いよいよ、長かった2ヶ月半にも終わりがきました。
マイアミからは飛行機が飛ばないので、まずはバルバドスに向かい、
そこから会社がチャーターしてくれた飛行機で、ロンドンまで向かいます。
ロンドンからは、それぞれの便で帰国という流れです。
25日に乗員400人以上が一斉に下船するのですが、朝9時から下船を開始し、完全に終わるまで結局7時間ほどかかりました。
空港に着いてからも、混雑でチェックインまで5時間かかるという何とも言えない気持ちを押し殺しながら、バルバドスの空港で35℃ を超える気温の中待ってました。
すごい分かりにくいとですけど、空港の様子です。
チェックインカウンターが2箇所しか空いてなかったので大勢がカリブのとても暑い時期に屋外で待たされています(笑)
この日は大変長い間待たされましたが、無事に飛行機も飛んで、ロンドンに向かうことが出来ました。
もちろんマスク着用、機内サービスはなしで8時間フライトです。
ロンドン着
13時頃にロンドンに到着後、ここからはそれぞれの航空機で帰国して行くので、少し会話して、別れていきました。
乗り継ぎの時間が僕は6時間ほどあるので、空港内で時間を潰さないといけないのですが、当然免税店や飲食店も営業していないので、本当に暇な時間を過ごしていました。
実は空港にいても安心は出来ませんでした。同じターミナルにいたスウェーデン人は、空港にもう3日滞在しているとか。
フライト予定にはなってても直前でキャンセルになるのだとか。
日本行きのフライトはキャンセルになることはないと空港の職員に確認していたので不安になることはありませんでしたが、家に帰るだけなのに本当に大変な思いをされてる方達がたくさん大変だなと思うのと同時に早く日本に帰りたい気持ちが強くなってきてました。
19時ちょうど、無事にロンドンから日本行きの便に乗り込みようやく帰国することが出来ました。
飛行機の中は20人ほどの日本人が乗ってるだけで見たこともないくらい、空いてるし、座席も広く使えて、結構快適なフライトでした。
そして5月26日16時頃無事帰国することが出来ました。
帰国後の流れは次の記事で紹介したいと思います。