【時間】テクノロジーが創り出した時間
もう当たり前になった在宅によるリモートワーク。この効果は通勤時間のゼロ化が大きなものです。
いろんな見方はできますが、「テクノロジーの力を借りて、時間を生み出した」と考えられます(正確には時間を使わずに済むようにした)
どれだけの効果なのかを、単純なモデルで定量化してみましょう。
30年会社に通うとして、往復に1.5時間かかるとすると。
30年×200日×1.5=9000時間=375日
単純に1年分です。睡眠時間(7時間)を除く正味としては、約530日分です。
鉄道やバスなど、移動に関わる仕事をしていらっしゃる方には現実的かつ残酷な現実です…
時間の価値を評価する切り口として、グラッドウェルの1万時間の法則になぞらえれば、世界的に一流になれるぐらいの時間を生み出すことになります。すごいですね。
一方で、時間というリソースは「意志無き者には無価値」という顔を持っています。使う意志を持たないと、ただただ浪費されていくのが時間です。せっかく生み出すことができる、貴重なリソースを有効に活用しましょう。
うまく使えば、世界一になれるだけのリソースをわれわれは手に入れることができるようになりました。