世の中には固定概念が渦巻いている
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
🔷これがこうだから心配だ
🔷それって大丈夫か?
🔷正しく理解しているのか?
って言ってる人に対して、「本当にその事象のことを正しく理解しているのか?」と疑問に思うことがある。
わかったフリをして正しく導いているつもりでも、その人自身が事業やビジネスを理解してないことの方が多い気がする。
上記の疑問を抱く代表的な領域が、就職活動や転職活動という仕事探しのシーン。
🔷その会社大丈夫か?
🔷その業界大丈夫か?
🔷その仕事大丈夫か?
これらの言葉を投げかけられたら、少なからず言われた側は「大丈夫かな?」と考えるようになる。
考えるようになることはとても良いこと。
知らないことがあって、やり始めてから知るというのは良くあることで、それがキッカケになって早期離職に繋がる事例もあるから。
ただその時に、「大丈夫か?」と言われる側にも意識してほしいことがある。
それは、「大丈夫か?」と言っている人が、全てを理解した上で「大丈夫か?」と言っているかどうかを把握することです。
大体の場合、その人の経験上という話になるはずなので、「大丈夫か?」と心配する割には正しく理解していないことが多いです。
にも関わらず不安を煽り、「大丈夫か?」「そんな仕事やらない方がいいよ」などの言葉を投げかけるんですよね。
心配してくれてるから、ありがたいことではあるものの、活動を通して「ここでこの仕事をしたい」と思ったその人の気持ちを大切にしてあげることも、周りの大人たちがやるべきことなのかなと思います。
もちろん、騙されて変な会社に入らされる場合もあるので、そういう不誠実な会社には騙されないでほしい、入らないでほしいです。
会社には、キラキラしている側面や良い側面だけが存在しているわけじゃない。
どんよりしている側面や隠したい側面、一部の上層部にしか知らされていない情報もあります。
全ての情報を選考時に知ることはできないけど、そんな中でも選考中に重要視すべきなのは、実際に働いている人の話をとにかく聞くことです。
実際にその会社でその仕事をしているわけでもないのにワーワー言う人は無視して、その会社で自分が従事する仕事をしている人の話に耳を傾けましょう。
それが一番、その会社でその仕事をするイメージが湧きます。
世の中は固定概念で渦巻いています。
何が事実で、何が主観なのかを整理して、自分はどんな情報をもとに意思決定するのかを考えましょう。
事実だと思ってインプットしているその情報は、誰かの主観(固定概念)にまみれている可能性がありますからね。
誰かの主観を聞くことは大事ですが、その主観を自分の意思決定にどう活かすかは、自分自身で決めなければなりません。
情報が多いからこそ決められない・・・、これは、自分の軸を持つ人が少ないという現状を示しています。
きっとこの状況が、「現代は生きにくい」と称される所以なんだろうなと思います。
自分の軸さえ持っていれば、情報が多くても困らないし、むしろ「こんなにも情報があってありがたい」となるはずだから。
事実は1つなのに、その事実に対して無数の主観(固定概念)がついてまわるから、その情報に踊らされてしまうんですよね。
「世の中には固定概念が渦巻いている」ということを理解しておくだけでも、自分の心は軽くなり、意思決定に迷いにくくなると思います。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。